高原智美が号泣!T-1二見社長のプロレス・デビュー決定

 プロレス・デビューを控えるAV女優にして、二見社長の恋人・高原智美を迎えたおのろけ全開のトークショーが、第二部の試合では一転して血しぶきが舞う修羅場のリングと化した。伝説のT-1興行第7弾が新木場1stRINGで開催、メインイベント折原偽夫対篠原光の「金返せ!」マッチは大流血戦に。長らくリングから遠ざかっていた桜井亜矢が、折原親分の加勢にセコンドから乱入。急遽、篠原対桜井の番外試合も始まり、予定調和であるハズの世界はまたしても崩れ去った。
 チャイナドレス姿の高原嬢が、二見社長のヒザの上に乗るなど、第一部のトークショーはラブラブ気分モードで始まった。「二人の馴れ初めが聞きたい」と客席からリクエストが届き、高原は「チケット&トラベルT-1」に客として買い物に来たことが判明。6月27日の新宿FACE大会デビュー戦に向けては、「女子プロレスが下落している。イメージを変える試合がしたい。二見と一緒に(偏見を)ブチ破る!」と、力強く抱負を語っている。
 またプロレスの練習に関しては、必殺技が話題に。高原は「ヒントとして、上からのっかかる技」とだけ答えるにとどまった。
 「T-1グランプリ」の歴史を振り返って、客席からは”堀田との決着”を望む声があがる。二見社長は「前川久美子のストーカーである」と告白。「ただし、堀田祐美子は二見のストーカーだ」と、遺恨の深さを浮き彫りにした。高原は「私が助けに入ります」と返している。
 
 試合が終わっても、二見社長の独演会は続いた。折原偽夫と高原、篠原、桜井がリングに入り乱れる中、浦井百合がマイクを握り、「二見さん、目を覚まして下さい。AV女優と付き合っても幸せにならないよ。私が入るとちょうど6人タッグでいいじゃん! 勝ったら別れて、私と付き合ってもらうよ」と爆弾発言。高原に対しては、「私のほうがいい女」だと挑発した。
 二見社長は自身の試合デビューを高らかに宣言。二見&高原&T-1マスク2号組対、一宮章一&桜井&浦井組戦が発表された。 6月27日には女子キック8冠チャンピオン早千予対篠原光のエキシビションマッチも決定。ファイナルカウントダウン最中の早千予選手がリングに呼ばれ、健闘を誓い合っている。
 休憩時間にはサイン会に並んだファンへ頭を下げていた高原は、最後は二見社長に冷たくあしらわれ、エプロンサイドでロープにすがりポロポロと泣いていた。二見社長もまた、「高原はチャンスを生かしてない」とブチ切れている。デビュー戦を前に勃発した波乱の展開やいかに。高原のつぶらな瞳からあふれ出した涙が、新木場の夜をナイフのように切り取っていた。
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写真:篠原とダンスまで披露した二見社長          折原偽夫と桜井亜矢