松本幸代のミルブロ!

【クリスマスに75%を誓う】
メリークリスマス!
風邪っぴきの女子格闘家とメールのやりとりをした、そんなイブ。
先に惑う若い女子格闘家に軽く檄を飛ばしてみた、そんなイブ。
トップ級の女子格闘家に話を聞きに東京へ行く、そんなクリスマス。
帰ったら女子格闘技界のカリスマの原稿を書く、そんなクリスマス。
「そんなイブ」「そんなクリスマス」のくだりを除けば、いたって普通の2日間。それもまたよし。
さて2006年の女子格闘技界を振り返ってみると、これほどエポックメイキングな年はなかった。
女子総合、女子キック、女子ボクシングともに選手層、レベルが飛躍的に向上し、完全に「選手が主催側をリードした」感がある。
2007年は、まさに主催側の踏ん張りと姿勢が問われる。そんな年になるだろう。
先日23日にテレビ東京で女子ボクシングのドキュメンタリーが放送された。
観終わったあと、改めて女子格闘技は魅力的なソフトだと思った。
格闘技という枠に収まりきらない、人の生き方を問えるジャンルだと思う。
あとはどう伝え、どう広げていくか。
その役割の一端を担う者として、私もできる限りのことをしたい。
どうしても全力の60%しか出せない、『こたえてちょーだい』の川合俊一的ライフスタイルを過ごしてしまう私だが、2007年はせめてそれを75%ぐらいにはしたい。
そんな決意を抱きつつの、クリスマス当日だ。