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12月8日（現地時間・放送日）に放送された『Impact Wrestling』は、2016年11月17日放送回で行われたTNA世界ヘビー級王座への挑戦者決定戦で勝ち残ったイーサン・カーター３世が王者エディ・エドワーズに挑戦した。絶対王者になると思われたボビー・ラシュリーが完全に油断し伏兵エドワーズに王座が移動、その後もエドワーズは王座を守りぬいている。対するイーサンはTNAのベビーフェイストップとしてなんとしても王座を取り返したいところだ。試合は、しっかりレスリングが出来る両雄だけに、激しいレスリングの攻防となったが、最後に事件が起こった。コーナーに登ったがエドワーズに抱きついたものの、そのままエドワーズが叩きつける。しかし、イーサンはマットに叩きつけられたものの、そのままバックからチョークを仕掛けたのだった。チョークでのたうちまわるエドワーズだが、イーサンの肩がマットについており、レフェリーがフォールをはじめる。スリーカウント入ると同時にエドワーズがタップ。結局、イーサンの一本勝ちとエドワーズのフォール勝ちが同時だった為、この試合はノーコンテストとなり、イーサンはレフェリーに激しく抗議するも、裁定は覆らず引き分け防衛でエドワーズが王座を守った形になった。
また、ROHからの大物として鳴り物入りでTNA入りしたムースは遂にTNAで初戴冠となったTNAインパクトグランド王座の防衛戦を前王者のアーロン・レックスと行った。試合は、なんと王座奪還に燃えるレックスが有利な展開となり、2Rまでで判定はレックス。このまま王座を奪い返すと思われたが、ムースの強烈なクローズライン一発で形勢逆転。結果、ムースがフォール勝ちで王座防衛となった。
■ TNA Impact Wrestling
日時：2016年12月8日（現地時間・放送日）
場所：アメリカ・フロリダ州オーランド
＜TNA世界ヘビー級王座タイトルマッチ＞
‐エディ・エドワーズ（王者）
ノーコンテスト
‐イーサン・カーター3世（挑戦者）
＜シングルマッチ＞
○アリー
ピンフォール
●ローレル・バン・ネス
＜タッグマッチ＞
○マハーバリ・シェラ、アル・スノー
ピンフォール
●ザ・トリブナル
＜シングルマッチ＞
○マンドリュース
ピンフォール
●エイドリアン
＜TNAインパクトグランド王座タイトルマッチ＞
○ムース（王者）
ピンフォール
●アーロン・レックス（挑戦者）
電子書籍版は週刊ファイト12月22日号新日2017高橋ラウェイ三沢光晴Gサスケ鷹の爪UFC新日キックに収録されました。
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