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11月24日(現地時間・放送日)に放送された『Impact Wrestling』は、番組冒頭でジェフ・ハーディが登場した。2016年11月17日放送回でTNA侵略を開始した覆面集団DCC(ジェームス・ストーム、ブラム、エディ・キングストン)との3人とハンディ戦(エディ・エドワーズとタッグ)で敗れたジェフは、DCCに復讐をアピール。DCCのリーダーであるジェームス・ストームとのシングルマッチを要求し、DCCが乱入して乱闘になるも3人を蹴散らしてメインでノーDQ戦を決定させたのだった。
そしてメインで行われた直接対決は、ノーDQ戦(反則なんでもあり)だったので、当然、セコンドのブラム、キングストンが乱入し、実質3対1という形になる。それでもジェフは孤軍奮闘、3人を相手に大立ち回りを演じたものの、最後は多勢に無勢でストームが勝利。ジェフはまたしてもDCCに敗れてしまった。
しかし、そんなジェフに光明が見えた。なぜジェフが一人で戦っているのかというと、兄のマット・ハーディが現在、記憶喪失となっていたからだ。しかし番組のラストでマットが雷に打たれて記憶を取り戻した事を示唆するVTRが流れたのだった。これでハーディーズ復活となるか?今後のTNAマットから目が離せないだろう。
■ TNA Impact Wrestling
日時:2016年11月24日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド
<ノーDQマッチ>
○ジェームス・ストーム
ピンフォール
●ジェフ・ハーディ
<シングルマッチ>※負けた選手は着ぐるみ
○ロビーE
ピンフォール
●グラド
<タッグマッチ>
○ザ・トリブナル
ピンフォール
●アル・スノー、マハーバリ・シェラ
<シングルマッチ>
○イーサン・カーター3世
サブミッション
●イーライ・ドレイク
<6人タッグ3WAYマッチ>
○DJZ、マルシェ・ロケット、マンドリュース
ピンフォール
●ロックスター・スパッド、アビス、クレイジー・スティーブ
アンドリュー、トレヴァー・リー、ロケット
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