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現地時間、11月19日、カナダ・トロントのエア・カナダ・センターで開催された『NXTテイクオーバー：トロント』（2015年2月の第一回大会から数え、今回で13回目の特番）において、中邑真輔の連勝街道がストップした。新王者はサモア・ジョーだ。これにより、予定される大阪エディオン・アリーナでのNXT上陸大会は中邑の王座再挑戦となる。
また、NXT女子王者アスカはベテラン挑戦者ミッキー・ジェームズ相手に王座防衛に成功した。
アスカ vs. ミッキー・ジェームズ（NXT女子王座戦）
デビュー以来、無敗のNXT女子王者アスカは元WWE女子王者でもある実力者ミッキー・ジェームズと対戦。キックやヒップアタックなど激しい攻撃を繰り出すアスカに対し、ミッキーは巧みな関節技で反撃し、両者一進一退の目まぐるしい攻防を展開。アスカは実力者ミッキーに苦戦するも、最後はクロスフェイス・チキンウィングでタップ勝ち。アスカが王座防衛を果たした。
中邑真輔 vs. サモア・ジョー （NXT王座戦）
NXT王者中邑真輔は王座奪還を執拗に狙うサモア・ジョーと対戦。序盤、パワーに勝るジョーは打撃、関節技を多彩に繰り出し中邑を苦しめる。中邑はお返しとばかりに必殺のキンシャサをジョーに決めるも惜しくも2カウント。王座戦は両者の意地がぶつかり合う好勝負を展開した。終盤、闘いが場外戦に移ると波乱が起きた。ジョーはレフェリーの目を盗んで急所攻撃を繰り出した上、中邑を鉄製ステップに叩きつけた。そして、苦しむ中邑をリングに戻すと必殺のマッスルバスターを繰り出し、中邑を撃沈。ピンフォール勝ちでジョーが新NXT王者となった。デビュー以来無敗だった中邑は王座防衛に失敗し、初黒星を喫した。
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