11・27『NJKF 2016.7th』悠矢&鈴木翔也インタビュー

 「NJKF 2016 7th」(27日、東京・後楽園ホール)でWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級タイトルマッチを行う王者・悠矢(大和)と挑戦者の鈴木翔也(OGUNI)。両者は14年7月にNJKF王座決定戦で対戦しており、結果は悠矢が3R KO勝ち。悠矢はそこから激闘を連続し2015年のMVPも獲得するなど、今やNJKFを代表する選手の1人となっている。返り討ちでの防衛か、あるいはリベンジで戴冠か。両者2年4ヵ月ぶりの再戦が迫る。

■■悠矢
――今日は(※10月30日「DUEL.8」、東京・ディファ有明にて収録)リングへ上がり、鈴木翔也選手とともにファンへの挨拶を行いました。直接顔を合わせていかがでしたか?
悠矢 いい男ですね、彼は。だから僕も自分の120%を出せそうです。最近柔術を練習していて、締めが出ちゃうかもって挨拶で言いましたけど、今回はそういう反則をしてでも絶対勝ちます(笑)。
――「いい男」というのは前回の試合を通じ、気持ちの通じるところがあったのでしょうか。
悠矢 噛み合うというか、絶対倒せちゃうと思います。だから彼はどうやって戦ってくるんだろうなって。距離を取ったにしても僕はグイグイ行くし、ヒジで来るって言っても最近ヒジも得意になってきちゃったので。ヒジの感覚があるから行けると思います。
――前回9月大会は蜂窩織炎で欠場となってしまいましたが、もう復調できている?
悠矢 自分で聞かれて思い出したぐらいなので、そういうことがあったのをすっかり忘れていました。今はもう全然大丈夫です。
――語り口を聞いていても好調なようですね。
悠矢 もう絶好調すぎてお酒が進んでいます(笑)。まぁ、これは会長に言われていて僕もよく言うんですけど、「お酒と試合は関係ない」って。これは僕も名言みたいにして、100人ぐらいの人に言いました。
――たしかに悠矢選手は酒好きを公言し飲み続ける一方、ちゃんと結果を出しています。
悠矢 飲み過ぎて、二日酔いで練習できないなんていうのはダメだと思いますけど、そうでなければいいでしょう。
――今回は昨年9月に獲得したWBC王座の防衛戦となりますが、どんな気持ちでいますか。
悠矢 勝たなきゃダメですよね。こうやって話を聞かれたりするのも、やっぱりチャンピオンだからこそなので。
――どんな試合、勝ち方をしたいですか?
悠矢 いや、やっぱり倒しちゃうでしょ。どうせまた倒しちゃうと思います(笑)。絶対倒します。なので明日からまた頑張るので、今日はまだ飲ませてください(笑)。

■■鈴木翔也
――試合が4週間後に迫り(※インタビューは10月30日収録)、どんな心境でしょうか。
鈴木 練習はコーチと話して、テーマを持って作戦を考えながらやっています。作戦に応じた動きは体に沁み込ませるようやってきたので、これから後はギアを上げてやっていきます。
――悠矢選手の印象はいかがですか?
鈴木 今日はみんなの前だからやっぱり気合いが入っているよう感じました。前回やっての印象はパンチがありました。だから真正面からぶつかるようなことはもうしないです。作戦は立ててありますし、今回は完封して勝つつもりです。ただ僕は前回・前々回と2-1のスプリットでギリギリな試合が続いて、今回ももしそういうギリギリの試合になってもとりあえず勝ちます。
――前回の対戦を経てもう対策は完成している?
鈴木 そうですね、前回高い授業料を払って経験は積んでいるので。前回悠矢選手に負けて、その後の試合でも負けてしまって、練習環境を変えたんです。仕事を変えて、家も引っ越して、環境を何から何まで変えてそのまま練習を続けてここまで来ているので、前回から変化の具合でいったら圧倒的に僕の方が別人だと思います。なので、ちょうどいい第何章かの区切りになると思います。
――試合への意気込みをお願いします。
鈴木 今年は1本ベルトを獲って、他団体のチャンピオンをリベンジで倒して、2本目のベルトのチャンスが来ました。波・流れ的には僕の方が乗っていると思うし、このまま向こう5年は僕が波に乗り続けて行こうと思っています。もうこれから35ぐらいまで盛り上げようと思っているので、しっかり追い込んで、僕が200%きっちり勝ちます。

対戦カード・大会概要
必見カード続々決定!20周年記念大会11・27後楽園「NJKF 2016 7th」

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