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　11月10日（現地時間・放送日）に放送された『Impact Wrestling』は、2016年11月3日放送回で最強の挑戦者ボビー・ラシュリーをレフェリーが意識を失ったなどのアクシデント絡みながら、下し王座防衛を果たした現TNA世界ヘビー級王者エディ・エドワーズが、戦う王者として今大会でも王座防衛戦を行った。挑戦者はイーライ・ドレイクで共に動ける選手同士で、白熱した試合展開となる。しかし最後はエドワーズがフォール勝ちをして王座防衛。しかし、その直後に事件が起こったのだった。それはこの数カ月TNA侵攻を宣言していた謎の集団DCCが試合後のエドワーズを襲いリンチしたのだった。このDCCは世界的に有名なハッカー集団「アノニマス」のように、仮面をかぶった3人組で、これまでもTNA侵略を訴え、実際に現TNA世界タッグ王者のハーディーズの試合に乱入するなどしていたのだが、今回はヘビー級王者を襲い、本格的に活動を開始すると宣言したのだった。そして、DCCの3人はリングでエドワーズを袋叩きにしたあと、遂にマスクを取った。その正体はブラム、エディ・キングストン、そしてリーダーはジェームス・ストームだったのだ。ストームはTNAの現状（AJスタイルズ、サモア・ジョー、ボビー・ルードら生え抜きが次々にWWEに移籍してしまうなど）を激しく批判し、無期限のTNA出場停止処分（というシナリオ）になっていた。それでもストームはTNAを改革する為にDCCという軍団を結成していたのだった。今後、DCCがどんな動きをするのか？今後のTNAマットから目が離せないだろう。

■　TNA Impact Wrestling　
日時：2016年11月10日（現地時間・放送日）
場所：アメリカ・フロリダ州オーランド

＜TNA世界ヘビー級王座タイトルマッチ＞
○エディ・エドワーズ（王者）
　ピンフォール
●イーライ・ドレイク（挑戦者）

＜ハンディキャップマッチ＞
○ボビー・ラシュリー
　ピンフォール
●ロビーE、グラド

＜3WAYマッチ＞
○トレヴァー・リー
　ピンフォール
●DJZ、ロックスター・スパッド

＜シングルマッチ＞
○イーサン・カーター3世
　サブミッション
●アビス

＜シングルマッチ＞
○ザ・ミラクル
　リングアウト
●ムース

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