ECⅢがDギャロウェイに勝利!TNAインパクト・レスリング

(C)TNA

 8月25日(現地時間・放送日)に放送された『Impact Wrestling』は、ターニングポイントと銘打った豪華な番組となった。メインではドリュー・ギャロウェイとイーサン・カーターⅢの因縁マッチが組まれた。この2人は現在は共にベビーフェイスであり、王座を狙いながら良いライバルとして組んでいたのだが、イーサンの誤爆などで関係が悪化。遂に抗争状態となり、シングルで決着をつける事になったのだった。しかも、この試合には、TNAの年間最大大会「バウンド・フォー・グローリー」のメインへの出場権も賭けられた。元々、イーサンがBFGシリーズに優勝してメイン決定していたのだったが、ギャロウェイは、イーサンの度重なる誤爆で敗退しただけだと激しく抗議した結果、こうなったのだった。試合は、お互いに技を出しあう肉弾戦となったが、最後はイーサンが切り返してフォール勝ち。これで正式にイーサンが「バウンド・フォー・グローリー」でのメイン出場を決めたものの、敗れたギャロウェイは遂に切れた。なんと特別レフェリーのアーロン・レックス(ダミアン・サンドウ)に暴行を繰り返す暴挙に出たのだった。これでギャロウェイはヒール転向となるのだろうか?

 また番組冒頭では、次期TNA世界ヘビー級王座挑戦者決定バトルロイヤルが行われたのだが、大波乱が起こった。優勝候補は当然、鳴り物入りでTNA入りした怪物ムースであり、リング上から次々と参戦レスラー達をリング下にたたき落としまくった。そんな中、ムースを組んでいるザ・ミラクルはムースの影に隠れてうまく勝ち残っていた。そして最後、ムース、エディ・エドワーズ、ザ・ミラクルの3人が残り、ムースがエドワーズを落とそうとした所、ザ・ミラクルが裏切り、2人まとめてリング下に落としてしまったのだった。ザ・ミラクルは狂喜乱舞し、実況席にいる現TNA世界ヘビー級王者ボビー・ラシュリーに挑戦出来るとアピール。しかし、怒りが収まらないのはムースだ。バックステージで、どういう事かとザ・ミラクルに激しく詰め寄った。

■ TNA Impact Wrestling ターニングポイント
日時:2016年8月25日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド

<BFGメイン出場権マッチ>
○イーサン・カーターⅢ
 ピンフォール
●ドリュー・ギャロウェイ

<ノックアウツ王座4WAYマッチ>
○アリー
 ピンフォール
●マリー・ベル、マディソン・レイン、ジェイド

<シングルマッチ>
○アビス
 ピンフォール
●ブラザー・ネロ(ジェフ・ハーディ)

<TNA世界ヘビー級王座挑戦者決定バトルロイヤル>
優勝 ザ・ミラクル
ブローマンズ、トリブナール、グラド、マハーバリ・シェラ、ムース、エディ・エドワーズ

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