UFCは日本時間7月8日(金)に「UFCファイトナイト・ラスベガス」、9日(土)に「TUF23フィナーレ」、10日(日)に、3つのタイトルマッチを含む、まさにMMAの歴史でも類を見ないイベント「UFC200」をラスベガスで開催。
日本でもこれを記念して、日本時間10日のUFC 200の「パブリック・ビューイング・パーティー」を東京・六本木のニコファーレUFCでファンを集めて行なった。
「パブリック・ビューイング」とは大スクリーンで大会を生鑑賞するイベントで、アメリカ起源の「クローズド・サーキット」がネット配信回線に発展したもので、ロスやNYなどの大都市の映画館などで日常的に行われている。
日本でのこのUFC 200のパーティーでは、WOWOWで長年UFC実況を務めた高柳謙一アナウンサーらが務め、日本人の現役UFCファイターたちが解説。
大会終了後には、トークショーとサイン会も行われ、大いに盛り上がった。
参加選手は、川尻達也、水垣偉弥、マキシモ・ブランコ、佐々木憂流迦(うるか、ストラッサー起一、廣田瑞人(ひろた みずと)、安西信昌(あんざい しんしょう)、粕谷優介(かすや ゆうすけ)ら。
大会自体は大波乱の内容だったが、大いに盛り上がり、ファンは選手たちと夢のような時間を過ごした。
※写真撮影:永井鋭次
UFC8月から有料ネットTV、DAZNで放送!
4月にWOWOWでのUFC放送が終了してから、ニコニコ生放送やAbemaTVなどで生放送されていたUFCだが、8月から、Perform Groupが運営する有料インターネットTV、DAZN(「ダゾーン」と発音)にて日本語実況放送されることになる模様である。
関係者によれば、DAZNは月額課金制のスポーツネットTVで、Vリーグを全試合配信するなどUFC以外の放送もする。PCやタブレット、スマホなどで視聴可能だ。元の画像が高画質であれば、そのまま高画質配信するそうなので、これまでのネット中継よりもきれいな画像での視聴が期待できそうだ。
UFCのナンバー大会だけでなく、UFCファイトナイトやTUF決勝大会、UFC on Foxなど、すべてのUFC大会を放送することになる点が英語$9.99のUFCファイトパスとの差別化になる。月額視聴料はWOWOWの月額料金より安くなりそうなので、UFCだけが見たくてWOWOWに加入していたファンにとっては、非常に嬉しいニュースといえるだろう。(稲垣 收)
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