5・29『RISE 111』 優吾・FLYSKYGYM&工藤政英インタビュー

優吾・FLYSKYGYM
アマチュア時代にNJKFなどのタイトルを獲得し高校2年でプロデビュー。
昨年の高校3年の時にRISE新人王トーナメント・RISING ROOKIES CUPバンタム級にエントリー。
RISE初参戦だったがルールにも順応。決勝戦では圧巻KO勝利で見事優勝を飾った。
今年1月31日のRISE109ではランカーの津田鉄平相手に序盤から左ミドル、左ストレートで優勢にたち第2ラウンドに左ストレートでKO勝利 を飾った。
いまRISEバンタム級戦線で最も勢いのある19歳だ。

165cm、1997/4/3生(19歳)、神奈川県出身、サウスポー
9戦8勝1敗(3KO)、RISEバンタム級4位
2015年RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝、元NJKFアマチュア-45㎏級・フライ級・スーパーフライ王者
Twitter @muaythai1129

大会概要・対戦カード
5・29『RISE 111』那須川天心の相手は3年間無敗のOKTAGONファイターに決定

■RISE111 優吾・FLYSKYGYM インタビュー『工藤選手はボディブローが強いんで、腹筋めっちゃ鍛えてますね(笑)』

–今回、優吾選手に初インタビューです。まず、格闘技を始めたきっかけを教えて下さい。
「格闘技を始めたきっかけはドラゴンボールを見てて悟空みたくなりたいなと思って空手を始めました。」

–孫悟空みたいになりたかった?
「そうです。で、お父さんに空手を始めたら悟空みたいになれるよって騙された感じで始めました(笑)。」

–お父さんが空手をやらせたかった?
「格闘技が好きで、格闘技やらせたいって感じで始めましたね。」

–それは何歳頃の事ですか?
「幼稚園の年中なんで5歳ですかね。」

–悟空にはなれましたか?
「悟空になったと思った事は今の所無いですね(笑)。かめはめ波とか打ちたかったんですけど無理でしたね(笑)。」

–空手からキックボクシングに本格的に転向したのはいつ頃ですか?
「キックボクシングは中学1年生の頃に始めました。TVでK-1がやってて、その時に見ててなんかカッコいいなって思って始めました。」

–ちなみに好きな選手は誰でしたか?
「好きな選手は山本優弥選手ですね。」

–山本優弥選手のどんな所が好きでしたか?
「自分、臆病者なんで、気持ちのある選手を見て正直、普通に心を打たれましたね!」

–FLYSKYGYMに入会したのはいつからですか?
「中学1年からです。小学生の頃にK-1を見て、中学生になるのを期にキックボクシング始めました。」

–空手で何か優勝経験はありますか?
「ホントに小学校のころまで弱かったんで。ホントに弱くて。FLYSKYGYMに入って、会長に出会って強くなれたかなって感じですね(笑)。」

–それまでは空手の試合で優勝などは出来なかったんですか?
「1度も無いですね。入賞すら無いですね。2回戦まで進めれば良い方でしたね。」

–自分の中で空手は合ってなかった?
「それで、キックボクシング始めて中学3年生の頃にもう1度空手に出たんですけど、その時は優勝出来ましたね。ホントに会長のお陰っていうのは正 直ありますね。」

–会長と練習してて、何が自分を強くしていると思いますか?
「…嫌々やらせれてるというか強制的な部分があるんで(笑)。まぁでも楽しくやれてるんで良いんですけど(笑)。」

–先ほどの練習はキツかったですか?
「キツかったですけど、もっとこれから辛くなるんで。まだ中の中ぐらいじゃないですかね?」

–あんまり練習は好きな方ではない?
「そうですね、好きな方では無いですね。えへへ(笑)。でも練習は嫌いですけど、負けるのはもっと嫌いなんで。負けず嫌いっちゃ負けず嫌いです ね。」

–アマチュアの時はNJKFのタイトルなど獲ってますが、何kg級で優勝しているか教えて頂けますか。
「NJKFの45kg級で初代王者になって、次に50kgの王者も初代で獲って、その後にフライ級で獲って、もう一つはWINDYの方で50kg でチャンピオンになりましたね。」

–チャンピオンにはキックボクシングに転向してどのくらいでなれましたか?
「1年ぐらいでチャンピオンになりました。」

–空手では優勝ができなかったですが、この時は嬉しかったですか?
「めちゃくちゃ嬉しかったですね!
その時に初めて優勝を経験したんで、こんなに気持ちいいんだって思って。ホントに練習する意味あるんだなって思いましたね。」

–ちなみにアマチュア時代にRISEバンタム級の現チャンピオン那須川天心と対戦してますね。その時はどうでしたか?
「やってみて、アマチュアの頃だったんで、まだグローブも大きくて。まぁとりあえず、速いですね。」

–何回か対戦してますよね?
「2回ですね。2回とも負けてますね(笑)。」

–ではプロでやってみようと思ったきっかけはなんですか?
「んー、決めた所…。」

–知らない間に試合が決まっていたとかではないですよね?
「いや、そんな事は無いですけど(笑)。会長の方針通りなんで。
なんかちょっと正直レガースとか無くてグローブも小さくなるんで凄く怖かったんですよ。
でもなんかとりあえず出てみるってなって、それで出たらハマっちゃいましたね。」

–プロデビューの時は緊張しましたか?
「アマチュアから今でもホントずっと口から心臓出てきそうなくらい緊張してるんですけど。
最近の数試合で場慣れじゃないですけど、だいぶ緊張は無くなってきましたね。でもそれでも、控室とかにいる時は心臓飛び出そうですけど。」

–今、大学生ですよね?ちなみに大学はどちらですか?
「多摩大学ってとこなんですけど。」

–学部はなんですか?
「経営情報学部です。」

–どんな事を学んでますか?
「んー、経営についてですね(笑)。」

–大学に行ったのは自分で望んでですか?
「正直な所は4年間の猶予ですかね(笑)。仕事しちゃったら大変そうなんで(笑)。」

–キックボクシングをやりたいからですか?
「ほとんどそれなんですよね(笑)。」

–何年生の時にデビューしましたか?
「高2です。」

–その頃から大学に行っておくかと決めたんですか?
「いや、決めたのは高3の春ぐらいですかね。」

–キャンパスライフが始まって間もなく1ヶ月経とうとしてますがいかがですか?
「慣れてはいるんですけど友達が出来なくて(笑)。人見知りが激しくて全然話しかけられないですね(笑)。」

–高校の同級生とかもいないんですか?
「いるんですけど一人だけなんで。で、友達の友達とかも知り合っただけなんで、初めて会った人とも友達とかにはなってないですね。」

–友達出来るまで時間かかりそうですね。では学内でキックボクシングをやっているというのを知っている人はほとんどいないですか?
「そうですね。Twitterで知ってる子ぐらいしかいないですね。」

–優しそうな顔をしているのでキックボクシングをしてるというと驚かれませんか?
「結構驚かれたりするんですけど、友達とかが試合見に来た時とかリングだと顔違うねとか怖い顔してるわって言われますね。」

–友達は何人増やしたいですか?
「とりあえず100人ぐらい増やしたいですけど(笑)。」

–(笑)話を戻しますね、現在RISE参戦中ですが、デビューから数戦はムエタイ系の試合が多かったですよね。RISEルールに違和感はありま せんでしたか?
「首相撲が無いのは最初戸惑いがありましたね。
首相撲が無いのでガツガツ打ち合うんで最初、スタミナの配分が大変でしたね。でもRISE2戦目でほとんど掴んだんで大丈夫ですね。」

–RISEでもKOしてますが、このルールでも倒せる?
「こっちのがむしろ合ってるんじゃないのかなーって思いつつもあるんですけど。首相撲が苦手なんで(笑)。」

–首相撲が得意じゃないんですか?!
「そうですね、得意じゃないですね!」

–ヒジは得意ですか?
「いや、ヒジ有りはまだ出た事無いですね。」

–去年、RISEの新人王に輝き、今年ランカーの津田鉄平選手にKO勝利しました。RISEでは連勝中です。手応えはいかがですか?
「KOが続いてるんで、今の流れを断ち切りたくないってのが正直ありますね。」

–自分の中で得意技はありますか?
「左ストレートが得意って言ったら得意ですね。」

–顔は優しいですが攻撃はパワフルですよね。
「まぁそういう戦いが好きっていうか殴り合いが好きってわけじゃないですけど。殴るのが好きっっちゃ好きっすね!」

–今回の相手がREBELS 55㎏級王者の工藤選手です。印象は?
「凄いフィジカルが強くてガンガン前に来るのでそれが怖いとこですね。」

–前回、工藤選手はREBELSの防衛戦で勝ってますけど、工藤選手の試合はご覧になった事はありますか?
「映像でしかないんですけど、ホントにフィジカルがあってガッツがあって怖いですね(笑)。」

–工藤選手のようなファイトスタイルの選手は得意ですか?苦手ですか?
「好きじゃないんですけど、意外と周りからは『得意なんじゃね?』って言われます。どうなんですかね?自分でも正直わかんないです。」

–前回、優吾選手がKOした津田選手の同門なので工藤選手は敵討ちに燃えてます。
「正直、怖いですけど、応援してくれてる人もいるんで、勝ちたいですけど。」

–対策や自分の中でイメージしている事はありますか?
「工藤選手はボディブローが強いんで、腹筋めっちゃ鍛えてますね(笑)。」

–試合までにバキバキの腹筋になりますか?!
「そうですね、そうならざるを得ないですね!」

–ボディは効かない?
「ハイ!警戒は完全にしてますね!」

–ちなみに自信程はいかがでしょうか?
「怖いんですけど、どうなんですかね?ハマればハメる事が出来ると思ってるんで、自分のペースに持っていけば全然やれるかなと思ってるんですけ ど。」

–今回、勝った後のプランは考えてますか?
「現チャンピオンと戦えるんで、そこをもぎ取ってもっとチャンピオンクラスの奴と恐らくやらされるんでガンガン上行って、目指すは天心ですか ね。」

–アマチュアでもやってますし、プロでリベンジしたい?
「そうですね。したいですけど、正直、今バケモンですけどね(笑)。」

–今の那須川天心の印象は?
「強いですね…。」

–年齢は向こうが一つ下ですが、勝てる要素は?
「先輩として負けられないというプライドしかないですね!えへへへへ(笑)。」

–では、最後になりますが今回の試合に懸ける意気込みをお願いします。
「応援してくれてる人とかもいるんで今回もガッツリぶっ倒してKOで勝ちたいですね!」

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■RISE111 工藤政英インタビュー『フィジカルじゃない格闘IQでやってるっす!頭脳で(笑)』
–まずは4月3日のREBELS.42 ディファ有明大会では宮崎就斗選手を見事にKOしましたね。
「まぁダウン取られましたけど(笑)。」

–あのダウンではそこまで効かなかったですか?
「キレイにもらっちゃいましたけど、足にはきてなかったです。タイミングですね。
足、怪我してたみたいなんですけど。絶対ローキック来ると思ってて、ずっと足上げてたんですけどね。」

–ダウンした時は焦りましたか?
「パニくりましたね。この前のBLADEで内藤選手に秒殺で良いパンチもらってやられちゃったんで、またこのパターンかと。でも、立ったら足きてなかったんで。」

–あの時の光景が脳裏によぎりましたか?
「一瞬、よぎりましたね。アゴがちょっと弱いんで。自分で言っちゃったっすけど(笑)。」

–ただ、そのダウンの後に凄い巻き返しでKOしました。手応えはありましたか?
「チャンピオンになってから皆から試合が超つまんないって、僕の中でもキレイに戦おうって意識があって、友達からもつまんねーって言われちゃって。
前回の試合からちょっとデビューしたての頃のように超KO狙いで行こうと思って。
スタイル的にキレイに戦うよりかガツガツ前行った方が合ってるなと。今回のRISEでもめちゃくちゃ行きますね。ガツガツ攻撃的に。」

–今回戦う優吾・FLYSKYGYM選手の印象を教えて下さい。
「ジムの先輩の津田さんとやって、津田さんKO負けしちゃって、その試合を生で見てたんですけど、まぁーキレイな戦い方。
僕と真逆ですね。めちゃくちゃキレイにパンチも蹴りも出来て。
オールラウンダーですし、打ち方もキレイなんで。若いのにすげーなと思って。僕と正反対って感じですね。」

–工藤選手はあの戦い方は出来ない?
「僕はキレイには出来ないっす!もうグチャグチャで!」

–優吾選手のようなファイターはどうですか?
「得意ですね!サウスポーが得意なんですよ!サウスポー得意で、ああいうキレイに戦う選手はもっと得意ですね!
僕、グシャグシャなんで、グシャグシャとグシャグシャがやり合うととんでもない事になるんで絶対噛み合わないんですけど
ああいうキレイなタイプは僕の中では得意だと思いますね。サウスポーなんでボディ打ちやすいですね。サウスポーの方が得意。」

–前回の宮崎選手もサウスポーでしたね。ボディ打ちが功を奏しましたか?
「そうですね、ボディ攻撃してどんどん削れていったんで。打ちやすいです。」

–オーソドックスの選手はサウスポーを苦手にする場合が多いですが工藤選手は逆ですね。
「僕は真逆ですね。逆に右の方がやりにくいぐらいの時ありますね。パンチが入りづらいですね。ボディがちょっと打ちにくいんですよね。」

–津田選手が優吾選手に負けてますが、敵討ちという気持ちはありますか?
「かなり強いですね!前回の宮崎選手も津田さん、判定で負けちゃって。
なのでそういう気持ちが強くて、やっぱ先輩の敵討ちだとすごい燃えて、闘争本能というか相手をぶっ倒してやろうって気持ちが沸き上がってて。
今回も出ると思います。闘争本能というか。普段あんま出ないんで。余計燃えるとこがあるんで。」

–ちなみに、先に優吾選手のインタビューを撮ったのですが、その時はボディブローを警戒してずっと腹筋を鍛えてました。
「あ、本当ですか!?まぁボディ来るのわかってると思うんで僕も馬鹿正直に行くとカウンターとか合わされそうなんで、まずは様子見ます!
様子見ていけそうだったら打ちます!」

–ボディは前から得意な技でしたか?
「昔から得意なんですけど、僕、試合ほとんどKO勝ちなんですけど、結構、技はバラけてて、全部ボディじゃなくて。
ボディは半分もいってない。ローキックでKOもありますし、顔面でKOもありますし、パワーだけちょっと自信あるんで。」

–宮崎選手はボディでKOしましたが、眼窩底骨折してましたね。
「あ、眼窩底、Twitterで見ました。」

–結構、対戦相手を破壊してますよね。パワーで相手を破壊するのが得意?
「そうですね!ベンチプレスはバーで精一杯なんですけど。
腕力とかは全然無いんですけど、格闘技に関するパワーだけ何故か自信があります。
握力も23kgで女子の平均以下なんですよ。腕相撲も女の子にすら勝った事無いです。腕相撲150戦149敗ぐらいです。」

–え!?むしろ、逆に誰に勝ったんですか!?
「ウチのジムの女の子で一人だけ弱い子がいて、勝てたんですけどそれ以外全部負けてます!」

–確かに、よく見ると腕がそんなに太いわけではないですよね。
「そうなんですけど、パンチと蹴りのパワーだけはなんか効くって言われてて。ミット打ってても重いって言われるんですよ。」

–なぜ、腕力が無いのに重いパンチが打てるんですか?
「打ち方ですかね?結構こだわって打ってます。グシャグシャの中でも一応改良してこだわって力が伝わりやすいような打ち方はしてるつもりです。」

–スタイルはグシャグシャだけど、結構考えてるぞ、と?
「そうです。頭脳犯だと。IQたけぇぞと(笑)。格闘技のIQだけはたけぇぞと(笑)。」

–本当に全くパワーが無いんですか?
「本当無いっすね!結構フィジカル売りにしてるっていうか、みんなからフィジカル凄いなみたいな格闘技関係の方から言われるんですけど、実際真逆でランニングも遅くて。
なぜそんなフィジカル売りになっちゃったのか自分でも不思議なくらいですね。」

–新宿レフティージムの選手はフィジカルとか走り込みをやってますが、そのタイムはどうですか?
「いや、全然っす。ミット打ちとかもスタミナある方では無いです。スタミナ売りにいつの間にかなっちゃったんで。」

–もしかしてIQで格闘技やってるんですか?
「格闘IQでやってるっす!頭脳で(笑)。」

–それは練習で培ったものですか?
「反復ですね。打ち方はずっと前から。まぁ元々格闘技オタクなんで、色んな人の研究して。」

–自分の中で模範になっている選手はいますか?
「キックボクシングよりボクシングの方が好きで。全然タイプ違うんですけど井岡一翔選手、打ち方凄いキレイで!
全く僕と違う打ち方ですけど真似てるとこは真似てるんですよね。
自分の中では吸収してるつもりで。反映されてないだけで。」

–今回、RISE初登場ですが、RISEファンの前でどんな試合を見せたいですか?
「RISE、昔から凄い好きで見に行ってたりしてたんですけど。
RISEさんめっちゃ攻撃的な選手が多いじゃないですか?
その中でも攻撃的に行って目立つような。初参戦なんでインパクトを残す。
ボディブローをキックの選手で打つ人少ないんで、ボディで派手に会場に炸裂音を残せるようにと思ってます。」

–そう言えば意外な事に今回、初めて後楽園ホールで試合ですね。
「プロで17戦ぐらいやって初後楽園です。ディファが多かったんで凄い楽しみです。モチベーションは違いますね。」

–今後は階級などはどうしていきますか?
「そこ今悩んじゃってるんですけど。僕、結構体重落とすんですよね。
グミばっか食ってるっていうのもあるんですけど。
普段の体重大きくて、身長も172㎝あるんで。最初、僕フェザー級だったんですよ。
フェザー級で10戦ぐらいやってて、そっからひと階級落としてやったんで。
元々結構デカいんで。今も10㎏ぐらい落としてる感じなんで、悩んでるんですけど。前回動けてたんで、まぁ大丈夫かなって。」

–減量すればするほどキツくなりますしね。グミはかなり食べるんですか?
「グミ食ってます。僕、頭脳犯で、ちゃんとグミの中でもカルシウムのあるグミ、ビタミンCの多いグミとか使い分けてグミ食ってるんで。食してるんで。」

–ちなみにお好きなグミは?
「ピュレグミです!ちょっとこれ流行らせたいんですけど。ピュレグミと、あとハリボー。
あ、ハリボーご存じないですか?高いんですよ!グミって100円ちょっとなんですけど、ハリボーだけ216円するんですよ!」

–高いですね。それは自分へのご褒美で食べるんですか?
「そうですね、試合終わったら。計量終わった後もハリボー食います。」

–計量終わって最初に食べたいものは?
「ハリボーです!計量のモチベーションはそこなんで!」

–そういえば何か変わったエピソードをお持ちですよね。
「私生活なんですけど、今、ジムは1年前に移転したんです。前は内弟子だったんですけど、ジム移転する時に壊しちゃうんでジムに住めないってなって。
で、こっちのジムで住めばいいやと思ったらまさかのこっちも工事中で住めなくて。
1週間ぐらいホームレスやってました。公園で寝泊まりしてるっていう。この辺の近くの公園で。荷物だけ先輩の家に置かしてもらって。」

–その時ってどうやって生活するんですか?
「ベンチで寝てましたね。ハングリー精神で。しかもチャンピオンになった2週間後ぐらいで。
俺、チャンピオンになったのに何でこんな事してんだろって思って。」

–その時、なんで家を借りなかったんですか?
「ちょっと甘く見てましたね。どうせ新しいジム方で住めばいいやっていう甘い楽天的な考えでいったらまさかの。
こっちのジムの工事、ちょっと遅れちゃってて。」

–今はどうやって生活してるんですか?
「今は念願の一人暮らしです!家を借りて住んでます!大人の階段を上ってます!」

–そのホームレス生活の時は何かありましたか?その時は夏ですよね?
「夏ですね!オカマに狩られそうになったことぐらいですかね?2丁目の近くで。」

–え!?それはどうなったんですか!?
「1回、車に乗せられそうになって。なんかオカマのサウナがあって、そこに連れて行かれかけた事があったぐらいです。」

–声をかけられたんですか?
「そうですね、声かけられたんで。僕、腕細いんで(笑)。弱っちいんで。超ムッキムキなオカマが来たんで。」

–そうですか…最後に工藤選手の階級だとRISEでは那須川天心がチャンピオンです。今大会にも出場しますが意識はしますか?
「してますね。1回ココでスパーやった事あるんですけど、アホじゃねえかぐらい強かったですね。
今、格闘技関係者の間でも評価高いというかめちゃくちゃ強いじゃないですか?
評価1番上だと思うんで、那須川選手に勝ったら僕が神のごとく崇められると思うんで(笑)。
そこを狙います!たぶん僕は那須川選手が苦手とするタイプだと思うんで、秒殺されなきゃいけるかもしれない。」

–しかも那須川選手はサウスポーじゃないですか?
「そうです、サウスポーなんで!たぶん、やったら瞬殺されるかグダグダな試合になるかなんですよね。」

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