アンジェラ・リー&ホジャー・グレイシー新王者!V.V Mei無念『ワン・チャンピオンシップ』

(C)ONE Championship

 5月6日(現地時間)にシンガポールで『ONE Championship: Ascent to Power』が開催された。
 世界75カ国を超える国に放送され、世界75カ国を超える国に放送され、今では世界第三、そしてアジア最大の格闘技団体となった「ONE Championship」。日本でも無料インターネットテレビであるAbemaTV(アベマTV)で生放送がスタートして勢いに乗っている。
 今大会では当初、ミドル級王座戦が組まれていたが、王者ヴィタリー・ビグダシュが欠場となり、繰り上がりで女子アトム級王座決定戦がメインとなった。地元シンガポールで絶大な人気を誇る19歳のアンジェラ・リーに対するのは日本のV.V Mei。試合は、V.V MeiがリーをKO寸前に追い込む場面もあったものの、試合の大半はリーが極め技を仕掛けてMeiが凌ぐという展開が続き、リーが見事に判定勝利で新王者となった。

 セミファイナルにはライトヘビー級王座決定戦が組まれ、なんとホジャー・グレイシーが出陣。ポーランドのミカル・パスタルナックと王座を争った。試合は組みついたホジャーがテイクダウンを奪うと、寝技で翻弄し、肩固め。これが見事に決まり一本勝ち。ホジャーが王座に輝き、次はミドル級の王座を目指すと二冠王宣言した。

 また日本から水野竜也と朴光哲が参戦したが、水野がTKO勝利、朴は一本負けとなった。

■ ONE Championship: Ascent to Power
日時:2016年5月6日(現地時間)
場所:シンガポール

<女子アトム級王座決定戦>
○アンジェラ・リー(米国/シンガポール)
 判定
●V.V Mei(日本)

<ライトヘビー級王座決定戦>
○ホジャー・グレイシー(ブラジル)
 1R 2分13秒 肩固め
●ミカル・パスタルナック(ポーランド)

<フェザー級>
○ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)
 3R 1分27秒 ヴァンフルーチョーク
●朴光哲(日本/韓国)

<フェザー級>
○クリスチャン・リー(シンガポール)
 1R 2分07秒 アナコンダチョーク
●キャリー・ブリョス(フィリピン)

<95.2キロ契約>
○水野竜也(日本)
 2R 3分52秒 TKO
●ムハンマド・アリ(エジプト)

<ライト級>
○アミール・カーン(シンガポール)
 1R 3分39秒 TKO
●ジョン・チャン(台湾)

電子書籍版は金曜6日発売『週刊ファイト5月19日号』に収録されます。

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