シェインとステファニー兄妹仲直り!WWEロウ大会!+TNAインパクト・レスリング

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 5月2日(現地時間・放送日)に放送されたロウ大会は、番組冒頭からシェインとステファニーのマクマホン兄弟が登場した。父親であるビンスから、兄妹でロウ大会を仕切る様に命じられ、それまでヒールであったステファニーも、兄シェインとの家族写真をもってきて仲直り。一緒に仕切る事になったようだ。
 そんなロウ大会のメインでは、次回PPV大会「エクストリーム・ルールズ」で再戦が決定しているWWE王者ロマン・レインズと挑戦者AJスタイルズの抗争も過熱。レインズは、AJスタイルズは仲間であるカール・アンダーソンとルーク・ギャロウェイの助けを借りるんだろうと挑発し、メインで6人タッグマッチで激突した。試合はAJスタイルズがフェノミナル・フォアアームで勝負を決めるも、試合後も大乱闘。アンダーソンとギャローズが意識を失ったレインズを捕まえて、椅子で殴るようにAJスタイルズに促すものの、一応ベビーフェイスであるAJスタイルズはためらう。そこにウーソズが救出に入り、AJスタイルズもウーソズには椅子で応戦。ところが、意識の戻ったレインズはAJスタイルズがウーソズを一方的に攻撃していると思い逆上。スーパーマンパンチでAJスタイルズを倒すと、なんと実況席に叩きつけたのだった。勝ち誇るレインズだが、会場からはブーイング。両者ベビーフェイスという事なのだが、この抗争は更に過熱しそうだ。

■ WWE RAW 
日時:2016年5月2日(現地時間)
場所:アメリカ・ミズーリ州セントルイス

<6人タッグマッチ>
○AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズ
 フェノミナル・フォアアーム
●ロマン・レインズ、ウーソズ

<US王座次期挑戦者決定バトルロイヤル>
優勝:ルセフ

<シングルマッチ>
○エマ
 ピンフォール
●ベッキー・リンチ

<8人タッグマッチ>
○ニュー・デイ、ビッグ・キャス
 ピンフォール
●ダッドリーボーイズ、ボードビリアンズ

<シングルマッチ>
○タイラー・ブリーズ
 ピンフォール
●ゴールダスト

<IC王座次期挑戦者決定戦>
-ケビン・オーエンズ
 ノーコンテスト
-セザーロ

 4月26日(現地時間・放送日)に放送された『Impact Wrestling』は、現在、ドリュー・ギャロウェイの保持するTNA世界ヘビー級王座への挑戦をボビー・ラシュリー、ジェフ・ハーディ、そしてザ・ミラクル(マイケル・ベネット)がアピールした。ギャロウェイは挑戦権を保持していたタイラスに勝利して王座防衛を果たしたばかりだが、更に強敵となる3人に迫られる。そこで英断を下したのは女社長ディクシー・カーターだった。ディクシーは、今放送のメインで、挑戦をアピールする3人のトリプルスレッドで挑戦者を決定すると決めたのだった。
 そして、試合は白熱。ジェフがいつもの様にコーナー最上段からダイブを敢行するも、特別レフェリーの王者ギャロウェイは乱闘に巻き込まれ幻のフォールに。そして、最後に、ジェフをスピアーで仕留めたのはラシュリー。ラシュリーは目の前で挑戦権を獲得し、王座を奪うと猛アピール。最強の挑戦者が誕生、試合後、ラシュリーとギャロウェイは激しくやりあい対決待ったなしとなった。

■ TNA Impact Wrestling 
日時:2016年5月3日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド

<TNA世界ヘビー級王座挑戦者決定戦>
○ボビー・ラシュリー
 ピンフォール
●ジェフ・ハーディ、ザ・ミラクル

<KOTM王座タイトルマッチ>
勝者 ブラム(王者)
参戦選手 エディ・エドワーズ、ジェシー・ゴッダーズ、ジェシー・ゴッダーズ、イーライ・ドレイク、アンドリュース

<シングルマッチ>
○アビス
 ピンフォール
●ジェームス・ストーム

<シングルマッチ>
○ジェフ・ハーディ
 反則
●ザ・ミラクル

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週刊ファイト5月12日号IGF最期?どんたくアイスリボンFUJIYAMA巌流島UFCラウェイZONE

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 震災のため新日本プロレスの熊本PPV大会が飛んだが、英国のウィル・オスプレイと年間契約した件はオモテに出てないようだ。他では拾えない裏ネタ満載の本誌が業界関係者には必読とされる所以だが、普通に考えるならこの一週間の話題はUFCコナー・マクレガー引退騒動と『RIZIN.1』があり、月曜生TV戦争時代に全米で覚えられた男と戦うチャイナが亡くなったことだろうか。曙の『王道』プロモーション旗揚げ戦は、客入り含めて余り話題にならなかったが、TNAがいよいよ崩壊カウントダウンの報もまた、本誌でしかフォローされてないのは残念だ。さて・・・