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4月29日(現地時間)にロシア・モスクワで『Fight Nights Global 46』が開催された。
このファイトナイツはロシアを中心とした東欧で精力的に大会を行なっており、過去にはアンドレイ・アルロフスキーなど大物も参戦しているのだが、UFCファイトパスで生中継もされだしたので、一躍、世界の格闘技ファンに知れ渡った(欧州ではテレビ生中継は以前から)。
更に6月にはあのエメリヤエンコ・ヒョードルの次戦を行なうという事で更に注目を浴びている。
そんな中、今大会のメインでは、引き分けを挟んで8連勝中、ファイトナイツのエース格であり、ヴァレンタイン・オーフレイムにも勝利しているミハイル・モフナトキンが、ベラルーシのキック王として数々のキックボクシング王座を保持しているアレクセイ・クジンと対戦。クジンは、あの鉄人トラビス・フルトンにも勝利している。試合は、スタンドではキック王者であるクジンがプレッシャーをかけてくるので、モフナトキンがテイクダウン狙いにして、見事にタックルを決める。しかしグランドで膠着の為、ブレイク。その後もじわじわとスタンドでクジンが攻めるものの2Rにはモフナトキンのハイキックが炸裂しクジンがダウンという衝撃的な展開も。なんとかクジンも立て直し、またスタンドでは前にでるという感じで、全体を支配するクジンと、一発の破壊力のモフナトキンという感じで一進一退の攻防となり、結果はドローとなった。両者、相手を認め健闘を讃えあった。
また、セミファイナルでは、ベラトールでも活躍し、ベラトール王者だったアレキサンダー・シュレメンコのチームメイトであるアレキサンダー・サルナフスキーが登場。チョークで見事に一本勝ちした。
■ Fight Nights Global 46
日時:2016年4月29日(現地時間)
場所:ロシア・モスクワ(クリタツコエ)
<ヘビー級>
△ミハイル・モフナトキン(ロシア)
ドロー
△アレクセイ・クジン(ベラルーシ)
<ライト級>
○アレキサンダー・サルナフスキー(ロシア)
2R 2分50秒 リアネイキドチョーク
●デミトリー・ビクレフ(ロシア)
<ヘビー級>
○セルゲイ・パブロビッチ(ロシア)
判定
●バガ・アガエフ(ロシア)
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