Top画像のみ(C)RIZIN FF/Sachiko Hotaka
RIZINナンバーシリーズが名古屋で開幕。村田夏南子が期待にたがわぬデビュー戦を飾れば、実況席の史上最強・吉田沙保里らリオ五輪勢が祝福と、柔道界と違いプロ交流に積極的なレスリング界のバックアップ体制を印象付けた。また、無名のスウェーデン新鋭カール・アルブレックソンが皇帝継承者ワジム・ネムコフをセミで撃破の波乱。まだ見ぬ強豪の駒が揃い、今後のRIZINの世界展開を期待させている。
桜庭和志&所英男組とヴァンダレイ・シウバ&田村潔司組のグラップリング・ダブルバウトは、田村のプロデュース能力が開花、UWF回転体の魅力を堪能させてくれた。
大会の締めは高田統括本部長だ。「5年後にはラスベガス」の目標を掲げた。UFC/Zuffaの独占体制に風穴を開け敵地に日の丸を掲げるのか。興行が長すぎるなど反省点は多々目についたが、等身大のRIZINが始動した。
電子書籍詳細版は金曜22日発売『週刊ファイト4月28日号』に収録されました。
週刊ファイト4月28日号RIZIN遠征TNA陥落UFC引退騒動王道旗揚谷川貞治チャイナ江幡睦
■ トップ Presents RIZIN.1
日時:4月17日(日)
会場:愛知・日本ガイシホール
<メインイベント第14試合 110kg契約 1R10分・2R-3R5分>
○イリー・プロハースカ(チェコ/ジェットサームジム・ブルノ/RIZIN 100kgトーナメント’15準優勝)
1R 3分18秒 KO
●藤田和之(TEAM FUJITA)
<第13試合 93kg契約 1R10分・2R-3R5分>
●ワジム・ネムコフ(ロシア/アレクサンダー・ネフスキー/RIZIN 100kgトーナメント’15ベスト4)
判定1-2
○カール・アルブレックソン(スウェーデン/パンクラスジム・スウェーデン)
<第12試合 98kg契約 1R10分・2R-3R5分>
○テオドラス・オークストリス(リトアニア/ウクメルゲ柔道スポーツクラブ/RIZIN 100kgトーナメント’15ベスト4)
判定3-0
●シング・心・ジャディブ(インド/フリー/DEEPメガトン級(体重無差別)王者)
<第11試合 女子無差別級 5分3R>
○ギャビ・ガルシア(ブラジル/キングスMMA/チーム・アライアンス)
2R 2分05秒 腕ひしぎ十字固め
●アンナ・マリューコヴァ(ロシア)
<第10試合 RIZINグラップリングダブルバウト 15分3本勝負>
△桜庭和志(フリー) 所英男(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)
時間切れ引き分け(一本ナシ)
△ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル) 田村潔司
シウバ「デモンストレーション・ファイトありがとうございました」
<第9試合 スペシャルワンマッチ 51kg契約 シュートボクシングルール>
○RENA
3R 判定3−0(30-28、30-27、30-26)
●シンディ・アルベス
<休憩明け>
相変わらずのヒール青木真也。「前座ぬるい! 1億か、2億出せ」だって! お前はそれでいいや(笑)。
<第8試合 70.3kg契約 1R10分・2R-3R5分>
○ダロン・クルックシャンク(米国/ミシガン・トップチーム)
1R 4分36秒 TKO レフェリーストップ
●佐々木信治(総合格闘技道場BURST/修斗ウェルター級(70.3kg)世界6位・元環太平洋王者)
<第7試合 120kg契約 1R10分・2R-3R5分>
○キリル・シデルニコフ(ロシア/レッドデビル・スポーツクラブ)
3R 判定 2−1
●クリス・バーネット(米国/ハードコアジム)
<ケビン・ランデルマン追悼セレモニー>
奥さんと子供2人が呼ばれ、素晴らしい佐藤映像のビデオ・トリビュートが流された
ケビン「俺だって怖かったよ。でもお前らを喜ばせる為にここで戦ってるんだ。また次会おうぜ」
<第6試合 81.7kg契約 1R10分・2R-3R5分>
●悠太(ALLIANCE/DEEPウェルター級王者)
1R 1分4秒 TKO レフェリーストップ
○加藤久輝(ALIVE/元HEATミドル級王者/ベラトール代表)
<第5試合 56.7kg契約 1R10分・2R-3R5分>
元谷友貴(CB IMPACT/DEEPフライ級王者)
無効試合
アラン・ナシメント(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
※元谷の体調不良、ドクターストップ
<第4試合 スペシャルワンマッチ 53kg契約 女子MMAルール>
○村田夏南子(フリー)
3R 判定3−0
●ナタリア・デニソヴァ(ロシア)
村田「今日壇上に立っているリオ五輪の代表に応援してもらい心強かったです。今度は皆さんの活躍をテレビの前で応援します」
吉田沙保里「ここまでデビュー戦で戦えると思いませんでした。カッコいい夏南子の姿を見て、背中を押してもらいました」
<第3試合 キックボクシングルール 64kg契約 3分3R>
○大和哲也(大和ジム/ライオンファイト・スーパーライト級王者、元WBCムエタイ世界同級王者)
1R 2分37秒 TKO
●山口裕人(山口道場/INNOVATION日本スーパーライト級王者)
大和哲也「佐藤嘉洋が引退し、僕が名古屋のトップ、日本のトップ、世界のトップです」
<第2試合 キックボクシングルール 73kg契約 3分3R>
○ダニロ・ザノリニ(ブラジル/TS GYM/ブラジリアン・タイ/RISEウェルター級(67.5kg)王者、HEATキックミドル級(70kg)王者)
1R 2分19秒 TKO
●網本規久(毛利道場/GLADIATORキックミドル級(70kg)王者)
<キックボクシングルール 60kg契約 3分3R>
○悠矢(大和ジム/WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者)
1R 1分6秒 TKO
●祐穀(Team Free Style/DEEP☆KICK -60kg級3位)
※大会は、地上波フジテレビで4月22日(金) 25時25分~27時25分放送されます