中邑退団後初の新日本両国大会は内藤哲也戴冠期待で超満員札止め! 真田聖也ロス軍加入オカダ王座陥落

 新日本プロレス4・10「INVASION ATTACK 2016」両国国技館大会は、中邑真輔退団の余波を感じさせない超満員札止め。

 内藤哲也のテーマ曲が始まるや、大きな手拍子と大ナイトーコール。これがヒールの立ち位置なのかと疑問符が付くほどの内藤旋風、ここに極まれり。内藤サイドのセコンド乱入劇はEVIL、BUSHIにとどまらず、真田聖也までもがサプライズ登場。これでペースを狂わされたオカダ・カズチカは内藤のデスティーノに沈む。

 試合自体は緊張感があったものの、ビギナーファンならば眉をひそめるであろうレベルのセコンド介入。内藤は自らの立ち位置を貫徹することを選び、勝利した後までも大ナイトーコールに包まれた。

 あらゆるプッシュを受けても鳴かず飛ばずだった内藤がついに初戴冠。

 内藤「新日本プロレスワールド(大会映像配信)をご覧の木谷オーナー。俺に敗れたオカダを、あなたのお力でぜひスターにしてあげて下さい。俺にはそんなプロジェクト、必要ないので。木谷オーナー、お忙しい中、新日本プロレスワールドでの観戦、おつかれさまでした!」

 反体制は時代を超えて魅力的なのだ。プロレスとは本当に難しく、面白い。

詳細版は金曜15日発売『週刊ファイト4月21日号』に収録されました。
週刊ファイト4月21日号内藤哲也IWGP全日チャンカンBJマリガン追悼RIZINシュート活字

■新日本プロレス「INVASION ATTACK 2016」
4月10日(日)16:00 東京・両国国技館 観衆9,078人(超満員札止め)

<第1試合>
高橋裕二郎
○バッドラック・ファレ
(03分45秒 バッドラックフォール ⇒ 体固め)
●ジュース・ロビンソン
田口隆祐

<第2試合>
●YOSHI-HASHI
桜庭和志
矢野通
(07分06秒 バックドロップ・ホールド)
獣神サンダー・ライガー
○永田裕志
小島聡

<第3試合>
●BUSHI
EVIL
(10分36秒 スライディングラリアット ⇒ エビ固め)
後藤洋央紀
○石井智宏

<第4試合>
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[挑戦者組]
バレッタ
○ロッキー・ロメロ
(15分48秒 ストロングゼロ ⇒ エビ固め)
マット・サイダル
●リコシェ
[第45代王者組]
※リコシェ&サイダルが初防衛に失敗。六本木ヴァイスが第46代王者に。

<第5試合>
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]
●ウィル・オスプレイ
(15分07秒 ホバーボードロック)
○KUSHIDA
[第73代王者]
※KUSHIDAが4度目の防衛に成功

<第6試合>
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ヨシタツ復帰戦
[挑戦者組]
ヨシタツ
○マイケル・エルガン
棚橋弘至
(14分46秒 雪崩式合体エルガンボム ⇒ エビ固め)
●ニック・ジャクソン
マット・ジャクソン
ケニー・オメガ
[第4代王者組]
※ケニー&バックスが3度目の防衛に失敗。棚橋&エルガン&ヨシタツが第5代王者組に。

<第7試合>
▼NEVER無差別級選手権試合
[挑戦者]
●天山広吉
(10分47秒 PK ⇒ 片エビ固め)
○柴田勝頼
[第10代王者]
※柴田が3度目の防衛に成功。

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<第8試合>
▼IWGPタッグ選手権試合
[挑戦者組]
○タマ・トンガ
タンガ・ロア
(16分54秒 ゲリラ・ウォーフェア ⇒ 片エビ固め)
●本間朋晃
真壁刀義
[第69代王者組]
※真壁&本間が2度目の防衛に失敗。タマ&タンガが第70代王者組に。

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<第9試合>
▼IWGPヘビー級選手権試合
[挑戦者/NJC2016優勝者]
○内藤哲也
(28分50秒 デスティーノ ⇒ 体固め)
●オカダ・カズチカ
[第63代王者]
※オカダが4度目の防衛に失敗。内藤が第64代IWGPヘビー級王者となる。

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