3・26『RISE110』後楽園大会!村越優汰、有松朝のインタビュー

■村越優汰インタビュー『初戦で良い試合しちゃダメ、差を見せてやっぱ村越強いなってと』
–2016年最初の試合です。前回の試合は11月でしたがブランクは感じますか?
「11月に試合して、ちょっと空きましたけど、そんなブランクっていうのは無いですね。」

–昨年はタイトルマッチ、BLADEなど色々な事があった年だと思いますが、振り返ってみてどうでしたか?
「まず1番にベルトを獲られた事がデカかったですね。それでBLADEでもトーナメント準決勝で負けちゃって。
11月に一刀選手とやって、それが復帰戦だったんですけどフェザー級の元チャンピオン相手に勝てたのは自分にとっては大きかったかな。
それで、勝ちで去年は終わったんで、その勢いのままトーナメント初戦も突破していきたいです。」

–一刀選手との試合は延長までいったタフな試合だったと思います。振り返っていかがでしたか?
「延長って聞いて、一刀選手は後半強い選手って思ってたんで延長は特に来るなって思ったんで、ここはもう気持ちで負けたら絶対勝てないなって。
気持ち入れ直して延長行こうって。で、気持ちで勝ったって感じですかね。」

–あの勝ちは自信になりましたよね。
「かなり自信につながりましたね。上の階級でやってた選手なんで、体の強さも違う中で勝てたんで、自分の経験値的にも上がったかな。」

–今回が挑戦者決定トーナメントの準決勝で有松朝選手ですが、挑むにあたり気持ちはいかがですか?
「自信はありますね。チャンピオンになる前にやってる選手なんですけど。
その時はKOで勝ってるんですけど、今回も簡単に勝てるとは思わないで、相手も絶対強くなってると思うんで、油断はしないで。
ただ、那須川選手に挑戦するのに、やっぱこんな初戦で良い試合しちゃダメだなって思ってるんで、ここは差を見せて、お客さんが見ても、あぁ随分差 があるなっていう、やっぱ村越強いなっていう所を見せたいですね。」

–前回、有松選手と試合したのは2013年9月13日で、その時は三日月蹴りでダウンを奪い、ヒザ蹴りでKOしています。あの試合から三日月蹴 りが代名詞になりましたよね。
「そうですね、三日月蹴りで倒した1発目の試合が有松選手だったんですよね。」

–有松選手はリベンジを狙っていると思います。また三日月蹴りで倒したいですか?
「チャンスがあればまた三日月蹴りで同じよう倒してあげたいんですけど、でも、三日月蹴りだけって思われるのも嫌なんで、何でも勝てるよっていう のを見せつつ、チャンスがあったら刺す。」

–準決勝の片面は決まってませんが参戦希望などありますか?
「仮にSBの内藤大樹選手が出てくれて勝ち上がってくれれば凄く自分的にはリベンジの舞台として良いので、そこで内藤選手にリベンジして、那須川 選手の所に上がっていって、那須川選手にもリベンジ。で、ベルトを獲り返して自分がチャンピオンになる。っていうのが自分の中では考えてます。」

–今年のテーマは那須川選手へのリベンジとタイトル奪取ですね。自信はありますか?
「同じ相手に2度も負けてられないんで、何としても勝ちます。気持ちが違います。」

–去年、タイトルを獲られてから気持ちの変化はありましたか?
「だいぶ気持ち的には違いますね。チャンピオンだと背負ってる物があったんで、そのチャンピオンじゃない今は背負うものが無いんで凄い活き活きと 試合が出来ますね。
次、那須川選手と戦う時も今度は逆なんで。挑戦者の方が気持ち的にも凄いやりやすいと思うんで。そういう面で違うかなって。」

–では、最後に意気込みをお願いします。
「今回、トーナメント初戦て事なんですけど、初戦は良い試合しないで圧倒的に倒して勝って、それで決勝につなげたいと思います!」

■有松朝インタビュー『ボディブローで逆に悶絶させてやる』
–練習お疲れ様でした。仕上がりの程はどうですか?
「先月の試合が終わってすぐ練習再開したんで今年の中では1番良いんじゃないかと。」

–前回のシュートボクシング(2016年2月13日)は急なオファーでルールの違いもありましたがいかがでしたか?
「ルールの違いはそんなに。普段やってる事とあんまり変わんなかったなって思ったし、良い経験させてもらったかな。」

–今回はRISEでの試合です。挑戦者決定トーナメントで、相手は村越優汰選手です。リベンジマッチとなります。
「いつかはやるんやろなと思ってたんで、借りを返すには相応しい舞台かなと。」

–あの時は三日月蹴りで倒されましたが、その時どんな気持ちでしたか?
「何となく、あぁこのまま行けば自分のペースで難無く試合が進められて勝てるだろうなと思ってた矢先の…、三日月蹴りだったんで、上手い事してや られたなと。」

–三日月蹴りをもらったのはあの時が初めて?どうでしたか?
「初めてです。あんな痛い技くらった事ねぇよって(笑)。」

–ボディで倒されるのは悔しいですよね。
「1回立ったけど、やっぱりその後詰められると…。結果的に肋骨にもヒビ入ってたみたいなんで、中々耐え切れんかったなと。まぁ次は無いぞと。」

–肋骨にヒビが入ってたんですか!?
「そうっすね。まぁ丁度もらった時にイッた感じでした(笑)。」

–今回は同じ手でやられる訳にはいかないですね。
「まぁ最悪もらっても無理矢理気合いで耐えてやろうと。勿論、相手のをもらわないっていう前提で試合のプランも立ててるので。」

–有松選手は左ボディブローが得意技ですよね。
「それもプランの中にはありますね。逆に悶絶させてやろうと(笑)。
自分のプロキャリアの中で、55㎏~57㎏の中で過去に負けている時の相手ともう1度やったら勝てているんですよね。
だから、リベンジマッチの時は自分でもなんか当日凄いパワーが出るんだろうなって。
今回も、いや、今回は特に凄いと思うんでそこも踏まえて凄い試合になるんじゃないかなと思うんで。
一筋縄ではいかない相手だというのはわかってるんで。でも楽しみですね。勿論自分が勝ちますけど。」

–リベンジマッチにはそんなジンクスもあるんですね。村越選手に先にインタビューしていたのですが、三日月蹴りだけじゃないぞと。ほかの技で倒 すとおっしゃってました。
「やれるもんならやってみろ!と。」

–今回がトーナメント準決勝で、勝ち進めば那須川選手とのタイトルマッチです。プロデビュー戦を務めた有松選手ですが、あの試合を振り返ってみ てどうですか?
「あそこまで強いのかとは思えなかったですけどね。
でも、去年の5月のタイトルマッチの時に初めて客観的に試合を見たんです。
こいつこんな強ぇ選手なんだなっていうのを見た感じで。でも、だからこそもう1回挑みてぇなっていうのがありますね。」

–あの時は悔しかったですか?
「ショックは大きかったですけど、そこで終わると自分の中でなんかダセぇなと思ったんで、もう1回ちょっと挑むまでは戦っていかないとって。」

–タイトルマッチとBLADEでの優勝を見て、負けて仕方ないと思った事はありましたか?
「確かに今のままでは勝てないなと思ってたんですけど、それと並行して村越選手の方ではそんなに客観的に見てもなんか、確かに試合運びとかは上手 いんですけど、全然次やったら負ける相手じゃねぇなって。」

–那須川選手と試合した後に戦績が良くなりました。気持ちなどで変わった所はありますか?
「とりあえず、次の試合では誰が相手でも圧倒的に勝たないといけないなっていうのもあるし、自分が目指してる所は並の選手と違う所にあるぞと。特 に地方からでも示したかったので、それで今に至るのかなって。」

–同門でも花田元誓選手がフェザー級のタイトルを持ってますが、彼の活躍は刺激になりますか?
「そうですね。この間はちょっと残念だったけど、でもまだまだ終わらないと思うんで。花田さんと二人でリアルディールの選手部門を盛り上げていき たいですね。」

–昨日のRISE WESTでは大会中、選手のサポートにまわってましたが、大会の感想は?
「客観的に見た感想はもっとこう覚悟のある試合っちゅうんすかね。もっとプロとしてお客さんからお金を払って観に来てもらっている以上は普通の人 じゃ出来ないようなものを、非日常が見たいなと。僕もそうなんで、そういうのを見せるつもりでもっと戦ってほしいなというのがありますね。」

–今度の試合で有松選手がそれを体現しますか?
「僕の戦いの原点がまさにそこなんで。他の選手みたいに全然器用では無いんですけど、そこのやるかやられるかっていうのを体現していこうと。特に 今年はそう思ってるんで、その戦いを存分に後楽園で見せたいと思います。」

–では、最後に意気込みをお願いします。
「同じ相手に2度もやられる訳にはいかんけんですね、26日のリングでは同じ目にあわせてやろうと思ってます。
僕がベルトに向けて1つ駒を進めていきますんで、よろしくお願いします。」

–那須川選手にもメッセージをお願いします。
「圧倒的に上がっていくんでベルト磨いて待っとって。」

3・26『RISE110』後楽園大会全カード決定 清水賢吾vs. ルイス・モライスに変更

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