4月17日(日)、日本ガイシホールで開催される『トップPresents RIZIN.1』に関する記者会見が16日、都内で行われた。
高田延彦統括本部長、榊原信行実行委員長、そしてRIZIN参戦が決定した藤田和之が登壇。スペシャルワンマッチ(110キロ契約 RIZIN MMAルール)で、藤田とイリ―・プロハースカの対戦が発表された。
「藤田選手の独特のオーラは、初めてPRIDEで会ったときとまったく変わっていない。今日、久々にお会いして、ネガティブな空気はまったく感じませんでした。あの頃から全然変わってない。藤田選手の休むことなく試合を続けてきた体とメンタルの強さはリスペクトする思いです。そんなレジェンドファイターの藤田選手が出てきて、これから未来を背負っていくプロハースカ選手を叩き潰す姿を見てみたい。あるいは藤田というビッグネームを、プロハースカ選手が踏み台にする絵も見てみたい」(高田)
「2007年4月8日のPRIDEの最後の大会を締めたのが藤田和之選手とジェフ・モンソンとの試合でした。このとき以来、藤田選手の試合は見ていません。あの当時のPRIDEの空間を呼び戻すには、この男に戻ってきてもらうしかない。昨年末にもそう思ってました。そしてPRIDEがRIZINに生まれ変わって進んでいくには、藤田和之なくしては歴史は刻めない。強烈に印象に残っているのが、2006年5月5日のジェームス・トンプソン戦。あの当時、桜庭和志が離脱してPRIDEがどうなるかというときだったが、この男ならと信じられた。今回RIZINという舞台で、もう一回スタートするなかで次の歴史を一緒に刻みたい。ようやく名古屋のメインカードを決めることができました。藤田が帰ってきたと、PRIDEを支えてくれたファンにも伝えたいと思います」(榊原)
ふたりのコメントを神妙な面持ちで聞いていた藤田は意味深な言葉を使って以下のようにコメントした。
「これまでいろいろありました。あれから『いき場所』を求めて、ずっと戦い続けました。
ですが、やはり藤田は戦(いくさ)を選び、ここに戻ってきました。あとはその覚悟をリングでお見せするだけです。よろしくお願いします」
司会者からの『いき場所』とは生きる場所という意味かという問いに、藤田は「『いき場所』っていうのはみなさんで考えてください」と明言を避けた。
また、スペシャルワンマッチ(56.7キロ契約 RIZIN MMAルール)で、元谷友貴とブラジル・シュートボクセからの刺客アラン・ナシメントの対戦が決定したことも発表された。
■ トップ Presents RIZIN.1
日時:4月17日(日) 開場:14時00分/開始:15時00分
会場:日本ガイシホール
主催:RIZIN FIGHTING FEDERATION
特別協賛:株式会社トップ
協 力:東海テレビ放送
アクセス:日本ガイシホール 愛知県名古屋市南区東又兵ヱ町5丁目1番地の16
【交通】JR東海道本線 笠寺駅 徒歩3分
Twitter:@rizin_PR
Facebook:https://www.facebook.com/rizinfightingfederation
<メインイベント 110kg契約 1R10分・2R-3R5分>
イリー・プロハースカ(チェコ/ジェットサームジム・ブルノ/RIZIN 100kgトーナメント’15準優勝)
vs.
藤田和之(TEAM FUJITA)
<RIZINグラップリングダブルバウト>
桜庭和志(フリー)&所英男(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)
vs.
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)&未定
<56.7kg契約 1R10分・2R-3R5分>
元谷友貴(CB IMPACT/DEEPフライ級王者)
vs.
アラン・ナシメント(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
<81.7kg契約 1R10分・2R-3R5分>
悠太(ALLIANCE/DEEPウェルター級王者)
vs.
加藤久輝(ALIVE/元HEATミドル級王者/ベラトール代表)
出場予定選手
村田夏南子(フリー)
RENA(シーザージム/シュートボクシング世界女子フライ級(51kg)王者)
ギャビ・ガルシア(ブラジル/キングスMMA/チーム・アライアンス)
テオドラス・オークストリス(リトアニア/ウクメルゲ柔道スポーツクラブ/RIZIN 100kgトーナメント’15ベスト4)
ワジム・ネムコフ(ロシア/MMAユニオン/RIZIN 100kgトーナメント’15ベスト4)
アンディ・サワー(オランダ/チーム・サワー/SB世界スーパーウェルター級(70kg)王者)