高校生ファイター・山田航暉、ルンピニースタジアムで判定勝利!

高校生ファイター・山田航暉、ルンピニースタジアムで判定勝利!
2月12日(土)ルンピニースタジアム。

 高校2年生の山田航暉(キング・ムエ)が3月12日(土)のルンピニースタジアム興行「ムエタイ ルンピニークルックライ」に出場、ギャットペット・プロモーションの新鋭ペットプーゲーウ・エミネンエーと対戦、5ラウンド判定勝利をおさめた。

 山田は17歳ながら戦績のほとんどはタイでの試合で、過去ラジャダムナンスタジアムやルンピニースタジアムでも勝利した経験を持っている。国内での試合数は少ないものの、キック関係者の間では以前から注目されており、国内王者クラスから対戦オファーを拒否されることもしばしばあるようだ。“国内未知の強豪“ともいえる山田はこの日も安定した強さを見せる。

 序盤から積極的に攻めるペットプーゲーウは、パンチとローキックで山田を攻めたてる。山田も打撃戦は臨むところとあってこれに応じ、パンチとローキックの激しい応酬。
 途中、ペットプーゲーウは山田のミドルキックをキャッチして足に向けて肘打ちを落とすなどの大技を見せ、ギャンブラーもこれに好感しペットプーゲーウが賭け率をリードする。しかし、2R終盤、山田の右ストレートがクリーンヒットしペットプーゲーウがダウン!すぐに起き上がったためダウン宣告とはならなかったが、賭け率もここでイーブンとなった。
 中盤からはペットプーゲーウが前に出て首相撲勝負に来る。が、ここでも山田は落ち着いて良い体勢を作っていき、ヒザをうまく当てる。スタミナ充分の山田は第4ラウンドでも動きが落ちずリードを保ち、最終ラウンドは前蹴りとジャブで試合をコントロール。山田の完勝となった。

 試合後山田は、「前の試合より少しだけ成長したのが自分でもわかってよかったです。もっと力をつけてまずは日本のベルトに挑戦したいです!」と国内メジャータイトルへの挑戦を口にした。

 国内のフライ級戦線に殴り込みをかける山田、今後の活躍に注目が集まる。

■ 「ムエタイ ルンピニークルックライ」
日時:3月12日(土)
会場:ルンピニースタジアム

<第10試合 110ポンド契約>
○コーキ・エクシンディコンジム(山田航暉/キング・ムエ)
 5R判定(3-0)
●ペットプーゲーウ・エミネンエー(タイ)

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