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3月8日（現地時間・放送日）に放送された『Impact Wrestling』は、1年間の休養に入るカート・アングルのさよならツアーの最終日となった。最後の相手は同じレスリング出身のボビー・ラシュリーとなった。試合は、当然、白熱したレスリングの攻防となり、アングルもス―プレックス、そしてアンクルロックとラシュリーを追い詰めるが、最後はラシュリーのスピアーに沈んでしまった。試合後、会場からは「ありがとう！アングル！」の大コールを受け、ラシュリーもアングルの手を上げて讃える。そして両者が抱擁し健闘をたたえ合ったのだが、そこで事件が起きた。なんとラシュリーがいきなりアングルを襲ったのだった。ラシュリーは更にアングルにスピアー、そして、止めに入るレフェリーも突き飛ばし、アングルを救出にきたドリュー・ギャロウェイ、エディ・エドワーズも蹴散らし、さらにアングルにスピアーだ。ベビーフェイスに転向したイーサン・カーターⅢも救出に入ってくるとラシュリーは不敵な笑みを浮かべてリングを去る。アングルはさよならツアーのラストで有終の美を飾る予定が、ラシュリーの暴行で無残にダウンして終了というとんでもない事になってしまった。ラシュリーのヒールターンの理由は？そしてイーサンとの因縁も生まれたようだ。
■ TNA Impact Wrestling
日時：2016年3月8日（現地時間・放送日）
場所：イギリス
＜シングルマッチ＞
○ボビー・ラシュリー
ピンフォール
●カート・アングル
＜TNAタッグ王座タイトルマッチ＞
○ビアマネー（挑戦者）
ピンフォール
●アメリカン・ウルブス（王者）
＜ノックアウツ王座タイトルマッチ＞
○ゲイル・キム（王者）
ピンフォール
●ジェイド（挑戦者）
＜KOTM王座タイトルマッチ＞
○エリック・ヤング（王者）
ベルト奪取
●ブラム、デモ、ジミー・ハボック、ウィル・オスプレイ
電子書籍版は金曜11日発売『週刊ファイト3月17日号』に収録されした。
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存続危機にあるTNAを、GFWが買収する噂までも飛び出すが、ダブルJの後ろにはカントリー歌手の大物トビー・キースの財力があるだけに、TNAの行方と併せてなにがどう転ぶのか。
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