(C)Photo Courtesy of UFC
3月5日(現地時間)にネバダ州ラスベガスで『UFC 196: McGregor vs. Diaz』が開催された。
メインイベントに決定していたフェザー級王者のコナー・マクレガーが階級を上げてライト級王者のハファエル・ドス・アンジョスと対決するスーパーファイトが大会10日前、ドス・アンジョスの負傷欠場により消滅!昨年12月絶対王者といわれたジョゼ・アルドを13秒KOで下したマクレガーは、相手の欠場にも動じなく「相手が誰でも試合をする」と発言。新しい対戦相手として決定したのは、悪童兄弟の弟、ネート・ディアス。フェザー級王者マクレガーは急きょ試合を決めてくれたディアスのウェイトに合わせ、なんと2階級上のウェルター級マッチに挑むというスペシャルマッチが実現した。試合は、やはり体格差があったのか、ディアスが2Rにマクレガーをチョークで仕留めて一本勝ち。マクレガーは奇跡を起こせなかったようだ。
加えて、ロンダ・ラウジーを倒して女子バンタム級王座を手にいれたホーリー・ホルムがミーシャ・テイトを挑戦者に迎えるタイトルマッチも行なわれた。試合は、ホルムのスタンドに押されていたテイトが5Rにテイクダウンからチョークで大逆転の一本勝ち。見事に新王者に輝いた。
また前座第一試合では、石原“夜叉坊”暉仁がジュリアン・エロサに見事にKO勝ちした。この2人に関してのとっておきの秘話が、UFC、WOWOW実況解説者である稲垣收記者にとって語られている。専門家の原稿は、まさに電子書籍コンテンツとして自信をもってお届け出来るものなので、併せてご覧下さい。
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■ UFC 196: McGregor vs. Diaz
日時:2016年3月5日(現地時間)
場所:アメリカ・ネバダ州ラスベガス
<ウェルター級>
○ネート・ディアス(米国)
2R リアネイキドチョーク
●コナー・マクレガー(アイルランド)
<女子バンタム級タイトルマッチ>
○ミーシャ・テイト(米国)
5R 3分13秒 リアネイキドチョーク
●ホーリー・ホルム(米国)
<ライトヘビー級>
○ジャン・ヴィランテ(米国)
判定 3-0
●イリル・ラティフィ(スウェーデン)
<ライトヘビー級>
○コーリー・アンダーソン(米国)
判定 3-0
●トム・ローラー(米国)
<女子バンタム級>
○アマンダ・ヌネス(ブラジル)
判定 3-0
●ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(ペルー/キルギス)
プレミアムカード
<フェザー級>
○石原“夜叉坊”暉仁(日本)
2R 0分34秒 TKO
●ジュリアン・エロサ(米国)
電子書籍版は金曜11日発売『週刊ファイト3月17日号』に収録されした。
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▼UFC196で”聖地”ラスベガスのMGMグランドに出場!
石原夜叉坊と、相手エロサの意外な共通点とは?
Text by 稲垣 收
・入場曲『ライオンの子』にかけた、亡き父への思い
・エロサはTUF出身。やはり亡き父のため戦う。他にも多くの共通点
稲垣收のUFC情報~3月5日(日本時間3月6日)のUFC196に出場する石原夜叉坊(いしはら やしゃぼう)。UFCの登竜門番組TUFの日本版というべき、Road to UFC Japanで決勝進出し、9月27日にさいたまスーパーアリーナで行われたUFC Japanでの決勝戦では、廣田瑞人(ひろた みずと)と大激戦の末に引き分けてUFCとの契約をゲットした夜叉坊が今回、UFCの本拠地であり”世界の格闘界の聖地”ラスベガスの大会に出場する。そこでアメリカ・ワシントン州出身のジュリアン・エロサと対戦するのだが、このエロサと夜叉坊には、意外な共通点があった。
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▼UFC196、またも大波乱!
Cマクレガーは”悪童”ネート・ディアスと対戦
Text by 稲垣 收
・まさかのドス・アンジョス欠場!~早くも毒舌合戦!
・”有言実行王”マクレガーは「年末までに三階級制覇する」と宣言
・アルドを予告通り1R KOした”有言実行の毒舌王”、マクレガー
・記者会見でネートとマクレガーは「フ*ック・ユー!」の応酬
・ロンダ・ラウジーKOホリー・ホルムと美貌のミーシャ・テイト
稲垣收のUFC情報~UFCにまたも波乱が起こった。3月5日(日本時間3月6日)のUFC196のメインで、フェザー級王者コナー・マクレガーの挑戦を受けるはずだったライト級王者ドス・アンジョスの負傷欠場が決まったのだ! だが代打として”悪童”ネート・ディアスの出場が決まり、なんとかメインが流れることはなくなった。そして両者は記者会見で、早くもとんでもない毒舌の応酬を開始した!