IWGP王者選考 谷川貞治プチ格闘技通信 長瀬館長1周年 マカオMuayThai 第49回CAC 武藤船木応援 BJマリガン~マット界舞台裏6月19日号

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 これは夢か幻か?格闘技通信の編集長として、K-1イベントプロデューサーとして、常に日本の格闘技界の中心にいた、あの谷川貞治氏が遂に『マット界舞台裏』で連載をスタートさせる。格闘技界の隅から隅まで知る谷川氏は、何を語るのか?連載第一回は、Glory日本大会とピーター・アーツ引退騒動の真相を語っている。日本で、大引退として引退試合を行ったピーター・アーツだが、その後、Gloryが勝手に引退と宣伝しただけで、自分は知らないと、その後もキック選手として現役を続けているのはご存知の通り。この問題に関して、ネットでは、どんな話が裏であったのか、憶測ばかりが流れているが、真相を知る張本人が全てを語ったのだ。更にはGloryの今後にまで言及しており業界激震の超スクープだ。

 今、新日本プロレスファンがもっとも気になる事は、黒船、外敵であるAJスタイルズに奪われた虎の子IWGP王座を誰が新日本プロレスに取り戻すのか?だろう。その疑問に答えてくれたのが、井上譲二記者だ。ここで、ズバリ名前を書いてしまうと読む楽しみが無くなるので、敢えて伏せるが、そう予測しているファンも、では、何故、その選手が王座を取り返すのか?と具体的な理由を聞かれれば、答えに窮するだろう。その理由も事細かく説明しており、これが裏ネタの真骨頂と言える記事なのだ。

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 6月9日に行なわれた『Fight・of・the・Ring~1周年記念~』も大特集。憧れの人だったというザ・グレート・カブキが登場して、長瀬館長も興奮。カブキと言えば、当時エリック王国だったテキサス州ダラスで東洋の神秘として大ブレイクしたのだが、その雄姿が甦った。さらに、あの「まいっちんぐマチコ先生」で有名なえびはら武司先生のデザインしたTシャツもお披露目された。この貴重なシーンもばっちり取材している。
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 ブアカーオ・バンチャメークヤセンチャーイというムエタイのトップ選手が集結した豪華大会6月6日『2014 澳門協青國際泰拳請賽』もバックステージの写真も含んだレポートで特集。ブアカーオはエキシビジョンながら、KOで魅せてくれ、5月30日に行なわれた『TOYOTA VIGO SMART TOURNAMENTS 2014』でトーナメント3試合も行なったセンチャーイも参戦。ケム・シッソンピーノン、パコーン・P.K.セーンチャイムエタイジム、ジョイシー・イングラムジムなど本場タイでもトップ中のトップが集結した豪華ムエタイ絵巻の結末は?

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 武藤敬司、船木誠勝がポニーキャニオンもアクション映画Blue-ray、DVD宣伝の応援団長に就任したレポートも掲載。宣伝部のグラビアアイドル、脅威のGカップでブレイク中、次代のグラドルトップと言われる高崎聖子、ヒップ100のお尻グラドルとしてブレイク中、グラドル自撮り部も発足させた倉持由香、グラドルには珍しいスレンダーボディで、アニメ・漫画も大好きという鈴木咲の3人(画像順)も登場しており、芸能記者も大勢詰めかけたこの模様を特集だ。

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 レトロが売りの『マット界舞台裏』だけに49回目のCAC(Cauliflower Alley Clubカリフラワー・アレイ・クラブ)も大特集だ。今回の受賞者はテリー・テイラーとマイケル・ヘイズ。テイラーは全米ローカルタイトルを総なめしただけではなく、月曜生テレビ戦争の影の主役といってよく、WCWマンデーナイトロの現場監督、シナリオライターとして活躍、WWF(現WWE)にも移って、そちらでもシナリオに携わっていたのだから、プロレス史において名前が残っていて当然だろう。
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ジエリー・ブリスコより楯を受け取ったマイケル・ヘイズ

 マイケル・ヘイズは伝説のユニット、“ファビュラス・フリーバーズ”のリーダーとしてあまりにも有名だ。サザンロックの帝王と言われるレーナード・スキナードの名曲「フリー・バード」に乗って、南部の旗を振りまくって入場するプロレス史上に残るユニット、テリー・“バンバン”・ゴディ、バディ・ロバーツと共に、テキサス州ダラスを拠点としてエリック兄弟と大抗争を繰り返し、WWFと契約するも、すぐに離脱。「ビッグアップル(ニューヨーク=WWF)は腐ってる!」という名言を残したヘイズ。
 その後も、ダラスだけでなく、全米を股にかけて大暴れ。WCW時代には、“ゴージャス”ジム・ガービンと第二次“ファビュラス・フリーバーズ”も結成。レスラーとして引退後はWWFのクリエイティブ・スタッフの中心として活躍し、ハーディ・ボーイズを売り出した事でも有名だ。80~90年代のショーマン派として一世を風靡し、アメリカンプロレスの中心を常に歩み続けているヘイズは日本では過小評価されているが、これを機会に日本でも評価されるようになってもらいたい。またテリー・ファンク、ミル・マスカラス、ザ・デストロイヤーら、日本でもVIPのレジェンド達も大集結した。

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80年代初めにはニューヨーク・MSGなどでボブ・バックランドの保持するWWFヘビー級王座に挑戦しているブラックジャック・マリガン。米マットでは常にトップクラスの扱いを受けていた。

 大好評の「スーパー外国人列伝」は、ブラックジャック・マリガンの登場だ。元アメフト選手で、カウボーイスタイルの草分けと言えるマリガン。現在は、孫にあたるブレイ・ワイアット、BO-BELIVEがWWEで大ブレイクしている為、その流れで知っているファンも多いだろう。また息子達も大活躍しており、長男バリー・ウィンダムは、リック・フレアー率いるフォー・フォースメンで活躍、またバリーは弟のケンドールと共に、WCW時代、カート・ヘニング、ボビー・ダンカンJRと組んで、ウエストテキサス・レッドネクスでも活躍した。
 しかし、マリガン自身も息子達、孫以上にトップ選手として活躍していたのだった。当時の3大テリトリー、NWA、WWF、AWAのどこでもトップとして君臨。バックステージでも喧嘩は誰よりも強く、ハーリー・レイスやブルーザー・ブロディも気を使っていたという。しかし、性格は温和で優しく、人格者として知られていた。日本に来日した時も年下で後輩であるスタン・ハンセンを、日本では彼がスターなんだからと引き立ててくれたとハンセンが後々まで感謝している事でも、その人柄の良さが垣間見えるだろう。
 そんなマリガンが、あまりにも痛い失敗をして逮捕されたのだ!その理由とは?どうして悪事に手を染めたのか?まさにプロレス史の秘密を井上譲二記者が、真相を暴露したのだった。

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