アカプルコの青い翼、リスマルクの殿堂入り発表!『CMLL 金曜日定期戦』

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 2月12日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。

 メインでは2016年2月5日と同じカードとなり、ミスティコ、ボラドールJr.、マスカラ・ドラダのスカイチームが、ネグロ・カサス、メフィスト、カベルナリオと対戦した。1本目はスカイチームが即効で勝利するも、2本目、3本目はルード軍が勝利。特に3本目はメフィストがドラダを仕留め、日本留学帰りのエリートを激しく挑発。そしてドラダの保持するCMLLウェルター級王座への挑戦をアピール。これをドラダが認めた為、この2人の王座戦が決定した。

 セミファイナルでは、ルーシュ、マルコ・コルレオーネのロス・インゴベルナブレスが、マキシモ・セクシーと組んで、ウルティモ・ゲレーロ、シベルネティコ、ミステル・ニエブラという大物ルード軍と対戦。普段はテクニコでありながら、覆面剥ぎや急所攻撃というルードの様な行動を繰り返すインゴベルナブレスだが、今回は組んでいるオカマキャラのマキシモのコミカルな動きに毒気を抜かれたという感じで、最後はマキシモのキスをシベルネティコがかわして、ルーシュにキスしてしまい、そのままシベルネティコがルーシュをフォールしてルード軍の勝利。インゴベルナブレスの大暴れは封印されてしまった。

 また、春に行なわれるCMLLのビッグマッチ『オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2016』で今年、表彰されるCMLLの殿堂者としてCMLL創始者であるサルバドール・ルテロ・ゴンザレス(必ず毎年、表彰される)と共に亡くなったリスマルクも発表された。リスマルクは、アカプルコの青い翼として絶大な人気を誇ったスペル・エストレージャ。そしてリスマルクと言えば、日本のルチャリブレ専門家であり、ミルホンネットの顔でもある寺内1/2兵衛記者が追悼文がミルホンネットでも発表されているので、併せてご覧下さい。
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週刊ファイト12月31日号2016早耳リスマルク追悼ヤーブロー魔裟斗KID長瀬館長FMW後楽園
▼寺内1/2兵衛の特別寄稿 その雄姿は忘れない、永遠なれ・・・。
 我がアミーゴのリスマルクが心臓発作で死去!享年66歳

■ CMLL 金曜日定期戦
日時:2016年2月12日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○ネグロ・カサス、メフィスト、カベルナリオ
 2-1
●ミスティコ、ボラドールJr.、マスカラ・ドラダ

<6人タッグマッチ>
○シベルネティコ、ミステル・ニエブラ、ウルティモ・ゲレーロ
 2-1
●ルーシュ、マルコ・コルレオーネ、マキシモ・セクシー

<シングルマッチ>
○エウフォリア
 2-1
●バリエンテ

<6人タッグマッチ>
○ラ・マスカラ、ドラゴン・リー、ゲレーロ・マヤJr.
 2-1
●エチセロ、カマイタチ、ボビーZ

電子書籍版は金曜19日発売『週刊ファイト2月25日号』に収録されました。
週刊ファイト2月25日号内藤左遷?真壁本間WWE年商758億宮原三冠王者ミャンマーラウェイ

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 我がアミーゴのリスマルクが心臓発作で死去!享年66歳

 耳を疑う悲しい悲報が届いた。20日の午後5時過ぎに来日中のアミーゴ、ヘッドハンターズからメッセージが届いていて、返事を送った時間帯に何と思い出多き、スペル・エストレージャー(スーパースター)だった”アカプルコの青い翼”リスマルク氏が死んだ・・との情報をキャッチ。
 信じたくないが、色々とチェックしたが残念ながら真実だった(絶句)。私事ですが、胆石&胆のう炎で、10月9日から11月22日まで入院してました。退院後は術後の状態も良く週3回の通院も12月14日に終わり、28日の外来「2週間に1回」に変更。参ったのは、ベストの体重65kgから8kgも減ってしまったが、昨日測定したら、4kg増えて61kgに戻っていた。食欲旺盛で散歩&自転車等のリハビリも快調、睡眠も多く取れ夢も殆ど見ずに熟睡。激痛&検査他との闘いだった43日間の入院も過ぎゴールも近い昨今だったので、リスマルク氏の若すぎる66歳の死は心から悲しい(涙)。