マット&ジェフの兄弟王座戦もノーコンテスト!TNAインパクト・レスリング

(C)TNA

 1月26日(現地時間・放送日)に放送された『Impact Wrestling』は、遂に悲願のTNA世界ヘビー級王者となったマット・ハーディに対し、弟のジェフ・ハーディが挑戦する事になった。王座を奪ったものの、イーサン・カーターⅢの用心棒だったタイラスと手を握りヒールターンした事に対しジェフが異を唱えたのだった。しかし、メインで行なわれた王座戦には、いきなりエリック・ヤングとブラムが現れた。ヤングはKOTM王者である自分が第一挑戦者だと、いきなりジェフに襲いかかり手に負えない状況となった。更に次々とTNA所属選手がリングになだれ込み試合はノーコンテンストとなった。マットは引き上げるが、ヤングは更にジェフを攻撃し、なんと場外のテーブルにパイルドライバーで叩きこんだのだった。王座戦線は混とんとしてきたが今後はどうなってしまうのだろうか?

 更に王座挑戦権と解雇になるケースを争うフィスト・オア・ファイヤードが開催された。これはバトルロイヤル式で争われ、吊るされた4つのケースを奪いあう。3つのケースには王座に挑戦する権利書が入っているが、残り1つには解雇通知が入っているというギャンブル的な要素が強い戦いだ。結果、グラード、ドリュー・ギャロウェイ、イーライ・ドレイク、ジェームス・ストームの4人がケースを奪って決着。そして、ケースを空けると、なんとグラードのケースには解雇通告書が入っていたのだ。グラードは首になってしまったのだが、母国イギリス遠征を前に解雇となったグラードはどうするのか?今後のTNAマットから目が離せないだろう。

■ TNA Impact Wrestling 
日時:2016年1月26日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・ペンシルベニア州ベスレヘム

<TNA世界ヘビー級王座タイトルマッチ>
-マット・ハーディ(王者)
 ノーコンテスト
-ジェフ・ハーディ(挑戦者)

<タッグマッチ>
○ザ・ウルブス
 反則
●アビス、クレイジー・スティーブ

<シングルマッチ>
○アメージング・コング
 ピンフォール
●ベルベット・スカイ

<Xディビジョン王座3WAYマッチ>
○ティグレ・ウノ(王者)
 ピンフォール
●マンドリュース、DJZ

<フィスト・オア・ファイヤード>
ケース奪取
グラード(解雇)
ドリュー・ギャロウェイ(TNA世界ヘビー級王座挑戦権)
イーライ・ドレイク(KOTM王座挑戦権)
ジェームス・ストーム(タッグ王座挑戦権)

電子書籍版は金曜29日発売『週刊ファイト2月4日号』に収録されました。
週刊ファイト2月4日号棚橋脱臼中邑4新日滅亡危機RoyalRumble小波巌流島UFCジョシュ直撃

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