レック達也(尚武会)がタイで判定勝利+ルンピニスタジアムに日本人小学生が初参戦

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 3日、タイ国ラジャダムヌンスタジアムに出場したレック達也(尚武会)はジャッキー・ヨーデュットに判定勝利した。
 身長差が10cm以上もありながら1ラウンド目からアグレッシブに攻めるレック達也はロープに追い詰めると飛びヒザを見せた。
 1ラウンド目終了時にはリングサイドに居た用具メーカーからロゴ入りのパンツの履き替えを依頼されるなどそのファィターぶりには観客も『タツヤ・タツヤ・・』とコールが沸き起こった。
 観客の後押しもあり終始攻めていたレック達也が判定勝利となった。
 大会プロモーターもレック達也のファイトスタイルを褒めており今後期待される。
 レック達也の次回の試合は帰国後2月7日NKB興行(後楽園ホール)となっておりレック達也は『今年最初の試合に勝ててうれしいです。出来れば月2で試合がしたいです』と試合への意気込みを語った。

協力 バンコクロンポージム

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ルンピニスタジアムに日本人小学生が初参戦

 1月9日、タイ国2大殿堂スタジアムのルンピニスタジアム(スック・チャンピオングゥッガーイ興行)に日本の小学生が出場する。
 ヒントンクレック vs 小宮山怜虎(尚武会)
 ジュニアからムエタイの育成に取り組む尚武会では希望があれば小学生からタイのジムで練習をさせてその間に試合をさせ本場のムエタイに慣れさせる育成方法を取り入れている。
 16才でWPMF世界王者になった伊藤紗弥や佐々木雄汰、レック・達也なども小学4年生からタイでの修業と試合を繰り返し現在に至っている。
 そんな先輩たちに毎回のように着いて行ったのが今回出場する小宮山怜虎(6年生)で 日本のアマチュアでは100戦以上の試合経験を持ち小1で20Kg級を制し38kg級まで9冠を取っている。その間タイでも試合を行い2年生(7才)でタイデビューして現在10戦7勝の戦績を残している。
 タイでの試合はビッグマッチが多くS-1やWPMFに出場しており関係者から高い評価を受けている。
 今回は冬休みを利用してソチラダジムで修業を行い、今までの成果が認められてルンピニスタジアム出場となった。
 尚武会では自主興行ムエロークを開催しており興行の中でジュニア選手を起用している。今後もBOM興行と協力してジュニアのレベルアップに力を入れタイでも通じる選手の育成に取り組みをしていく方針です。
 小宮山怜虎 『タイに来たのは15回目です。8月に来たときは試合が出来なかったので今回のルンピニはとても嬉しいです。クリスマスも正月も練習したので勝ちたいです』

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