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10月30日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
日本ではハロウィンが盛り上がっているが、こちらメキシコでは10月30は死者の日(ディア・デ・ムエルテ)であり、エストレージャ達も死者のコスプレをして入場したり、踊ったりと盛り上げた。そんな中、メインは宿命の因縁ライバル、ボラドールJr.とラ・ソンブラのNHWウェルター級王座のタイトルマッチだ。現在はボラドールJr.が王座を保持しているが、かつてはテクニコ(善玉)とルード(悪役)に分かれて壮絶な抗争を続けていた両雄。ルード時代から人気の高かったボラドールJr.がテクニコに転向してから人気が爆発。これが面白くないソンブラはルーシュらと共闘し、テクニコにも関らず反則を繰り返す制御不能な連中、ロス・インゴベルナブレスを結成した為、観客からは嫌われている。ルチャリブレ生誕82周年記念大会「アニベルサリオ82」でレジェンドであるアトランティスがソンブラとのマスカラ戦(敗者、覆面剥ぎマッチ)で勝利し、ソンブラは素顔を晒し、お仕置きされてしまったものの、それでもソンブラの行いは変わる事はなく、今度はボラドールJr.の王座を狙ってきた。当然、試合はソンブラの仲間であるルーシュが介入し、まずソンブラが1本を先取。ボラドールJr.にもバリアンテがセコンドについているのだが、ルーシュの酷さが際立っており、ボラドールJr.がフォールしてもリング下に引きづり下すという暴挙。流石にソンブラの反則がとられ、22本目はボラドールJr.となり、セコンドは退場が命じられた。そして1対1の対決となり、お互いカウント2.9で返す攻防が続く。最後はボラドールJr.がソンブラを仕留めて王座防衛。ここ最近、インゴベルナブレスの集団攻撃でやられていたボラドールJr.だが、きっちり借りを返し、そしてアピールしていたルーシュとのカベジェラ戦(敗者、髪切りマッチ)へ前進した。
セミファイナルでは、そのインゴベルナブレスが大暴れ。ベテランのマキシモやスペル・パルカを相手にやりたい放題で勝利。この勢いを止める事が出来るエストレージャが現れるだろうか?今後のCMLLから目が離せないだろう。
■ CMLL 金曜日定期戦
日時:2015年10月30日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ
<NWAウェルター級王座タイトルマッチ>
○ボラドールJr.(王者)
2-1
●ラ・ソンブラ(挑戦者)
<6人タッグマッチ>
○ルーシュ、コルレオーネ、ラ・マスカラ
2-1
●マキシモ、スペル・パルカ、バリエンテ
<6人タッグマッチ>
○サンダー、ドラゴン・ロホ、ボビーZ
2-1
●ニエブラ、エウフォリア、グラン・ゲレーロ
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