シェルワが死者の日王座戴冠!エチセロがDアリン撃破 白川未奈も勝利CMLL金曜

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 CMLLは10月30日、メキシコ・メキシコシティのアレナ・メヒコで、死者の日(Día de Muertos)に合わせた特別興行「レイ・デル・インフラムンド」を開催した。

 今年の大会は、メキシコの死者の日とルチャリブレの世界観を融合させた演出が大きな見どころとなった。ナワルが進行役を務め、アステカ神話に登場する冥界の神ミクトランテクトリとミクテカシワトル、冥界の番人たちが登場。敗れた選手をミクトランへ導くという独特の演出で会場を盛り上げた。

 リング上では、レイ・デル・インフラムンド王座を懸けた4WAYマッチがメインイベントとして行われ、プエブラ代表のシェルワがラファガJr.を破って新王者に輝いた。

 また、セミファイナルではエチセロがAEWのダービー・アリンを撃破。白川未奈もインディア・スーとの国際対抗戦を制し、ソベラーノJr.&バルバロ・カベルナリオもトライアングルタッグマッチで勝利を収めた。

 オープニングマッチでは、ナショナル・トリオ王者のロス・エレデロスが登場。今回はタイトルを懸けた試合ではなかったが、王者チームとしての実力を見せつけた。対戦相手はマヒア・ブランカ、レイ・ペガサス、トルナードによるロス・アモス・デル・アイレ。両チームが激しい攻防を繰り広げる中、最後はフェリーノJr.がトルナードにアバランシュ・パワーボムを決めてフォール勝ち。ロス・エレデロスが大会の幕開けを勝利で飾った。

 続いて行われたのは、ユニバーサル王座を獲得した経験を持つ3選手によるトライアングルマッチ。ペルセポネ、ルビア、オリンピアが顔を合わせた。CMLLではユニバーサル王座は一度獲得した選手の実績として扱われるため、今回の3人はいずれも元王者ではなく、王座獲得経験を持つ選手たちとして紹介された。試合は3者が入り乱れる展開となったが、最後はペルセポネがルビアをレッグトラップ・ジャーマンスープレックスで押さえ込み、3カウントを奪取。オリンピアも出場した三つ巴戦を制し、ペルセポネが女子部門の実力者として存在感を示した。

 3試合目は、CMLLとAEWの国際対抗戦として白川未奈とインディア・スーが対戦した。インディア・スーは前年のユニバーサル王座を獲得した実績を持ち、外国人選手とのシングルマッチに臨む機会を得ていた。白川は華やかな登場で観客の注目を集め、試合ではインディア・スーを相手に持ち味を発揮。インディア・スーも反撃を試みたが、最後は白川が足関節技で捕らえ、ギブアップを奪った。アニベルサリオでの悔しい結果を払拭するような勝利となり、白川がメキシコのファンに存在感を示した。

 4試合目は、3チームによるトライアングルタッグマッチ。ソベラーノJr.とバルバロ・カベルナリオのコンビに対し、ボラドールJr.&ベガス・デプレダドール、ザンドカンJr.&ディフントの2チームが挑んだ。異なる個性を持つ6選手が入り乱れる展開となり、空中殺法とパワーファイトが交錯。ソベラーノJr.は近年の勢いを感じさせる動きを見せ、バルバロ・カベルナリオとの連係でも観客を沸かせた。最後はソベラーノJr.&バルバロ・カベルナリオがフロッグスプラッシュとクロス式のフォールを決めて勝利。3チームによる激戦を制した。

 セミファイナルでは、CMLLのエチセロとAEWのダービー・アリンがシングルマッチで激突した。テクニカルな攻防を得意とするエチセロと、危険を恐れないファイトスタイルで知られるアリン。異なるスタイルを持つ2人の対戦は、この日の注目カードのひとつとなった。アリンはスケートボードに「Bastard」の文字を掲げて登場。AEWで共闘するPACへのオマージュを込めた演出で、死者の日特別興行に独自の色を加えた。試合は関節技や投げ技を中心としたテクニカルな攻防だけでなく、激しい場外戦も展開。通常はあまり使われないリングへの階段や、登場用の階段を利用した攻撃も飛び出した。エチセロは階段を使ってアリンを下方へ投げ落とすなど、ルチャリブレの技術に加えて荒々しい攻撃も披露。アリンも持ち前の危険なファイトで応戦した。最後はエチセロがギロチン系の攻撃を決めてフォール勝ち。ダービー・アリンを破り、CMLLの実力者としての存在感を示した。この勝利は、10月14日のAEWで行われたエチセロ対アリンの対戦で敗れていたエチセロにとって、雪辱を果たす結果にもなった。


 メインイベントは、レイ・デル・インフラムンド王座を懸けた4WAYマッチ。王者ゲレーロ・マヤJr.に、メキシコシティ代表のカラベラJr. I、プエブラ代表のシェルワ、グアダラハラ代表のラファガJr.が挑んだ。試合前から会場では死者の日にちなんだ演出が行われ、ナワルをはじめ、冥界の神々や番人たちが登場。敗者をミクトランへ導くというストーリーが試合に組み込まれた。4選手はそれぞれの地域を代表して王座を争い、激しい打撃、投げ技、空中殺法を繰り出した。ラファガJr.はアレナ・メヒコのメインイベントに登場する機会を得て、見せ場を作ったが、最後まで勝ち残ることはできなかった。最終的にシェルワがラファガJr.を捕らえ、必殺の「ラ・クルス・デ・ロス・レメディオス」を極めてギブアップを奪取。ゲレーロ・マヤJr.、カラベラJr. I、ラファガJr.を破り、2026年のレイ・デル・インフラムンド王者に輝いた。プエブラ代表として出場したシェルワが、冥界の王の称号を手にした。

■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦 ディア・デ・ムエルト2026
日時:2026年10月31日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

<レイ・デル・インフラムンド(死者の日)王座決定4WAYマッチ>
○シェルワ
 ラ・クルス・デ・ロス・レメディオス→ギブアップ
●ラファガJr.
※他の出場選手はゲレーロ・マヤJr.、カラベラJr. I
※シェルワが新王者

<シングルマッチ>
○エチセロ
 ギロチン系の攻撃から片エビ固め
●ダービー・アリン

<トライアングルタッグマッチ>
○ソベラーノJr.&バルバロ・カベルナリオ
 フロッグスプラッシュ&クロス式フォール
●ザンドカンJr.&ディフント
※もう1組はボラドールJr.&ベガス・デプレダドール

<シングルマッチ>
○白川未奈
 フィギュアフォー系の足関節技→ギブアップ
●インディア・スー

<6人タッグマッチ>
○ロス・エレデロス(フェリーノJr. エル・コバルデ イホ・デ・ストゥーカJr.)
 フェリーノJr.のアバランシュ・パワーボム→片エビ固め
●ロス・アモス・デル・アイレ(マヒア・ブランカ レイ・ペガサス トルナード)