AAAは10月24日、メキシコシティのヒムナシオ・オリンピコ・フアン・デ・ラ・バレラで「Héroes Inmortales Week 1」を開催した。
メインイベントでは、AAAメガ王者エル・グランデ・アメリカーノが、前王者ドミニク・ミステリオとの再戦に臨んだ。ドリアン・ロルダンやオモスが介入する波乱の展開となったが、最後はレイ・ミステリオの加勢もあり、エル・グランデ・アメリカーノが必殺のランニング・ダイビング・ヘッドバットで勝利。王座防衛に成功した。
AAAレイナ・デ・レイナス王者ラ・カタリナは、フラマーとラ・イエドラを相手に3WAY形式の王座戦を行い、両者の連係や場外での混乱を切り抜けて防衛に成功した。
また、AAA世界トリオ王者ロス・ペロス・デル・マルも王座を守った。試合後にはビッグ・マミーが久々に登場し、カーメン・ペトロビッチを襲撃。番組は新たな抗争の火種を残す形で幕を閉じた。
番組冒頭では、AAA世界トリオ王者ロス・ペロス・デル・マルのダガ、アンヘル、ベルトが、ラ・パルカ、ミステル・イグアナ、ニーニョ・アンブルゲサを相手に王座防衛戦を行った。挑戦者組は王者の入場中からリングに突入し、試合は開始早々から乱闘状態となった。ニーニョ・アンブルゲサはベルトをコーナーに追い込み、コーナー・キャノンボールを決めるなどパワーを発揮。ミスター・イグアナもDDTやチャリーノ・ドライバーで攻め立て、王者組を追い込んだ。しかし、ロス・ペロス・デル・マルは反則も交えながら試合の主導権を奪い返す。ミスター・イグアナを孤立させ、3人がかりで攻撃。セコンドのカーメン・ペトロビッチもレフェリーの目を盗んで挑戦者組への介入を繰り返した。ようやくミステル・イグアナがラ・パルカへタッチすると、ラ・パルカはリングに入るなり王者組を次々と攻撃。アンヘルにはスピニング・バックブリーカーからフェイスバスターを決め、勝利まであと一歩に迫った。ミステル・イグアナはダガを場外へ追い出し、ニーニョ・アンブルゲサも強烈なタックルで反撃。ラ・パルカはアンヘルにローリング・カッターを決め、王座奪取への期待が高まった。ところが、ダガが背後からラ・パルカに接近。カーメンがエプロン上で注意を引きつけると、ダガはレフェリーの死角を突いてローブローを放った。ダガはそのままラ・パルカを押さえ込み、3カウントを奪取。ロス・ペロス・デル・マルが王座防衛に成功した。
試合後もロス・ペロス・デル・マルの攻撃は止まらず、挑戦者組を襲撃した。カーメンもニーニョ・アンブルゲサに蹴りを浴びせ、挑戦者組を追い込んだ。そのとき、ビッグ・マミーが登場。久々にAAAのリングへ姿を現すと、カーメンに襲いかかり、リング内へ引きずり込んだ。ビッグ・マミーはコーナーでボディプレスを決め、さらにヒップアタックを狙う。しかし、ダガがカーメンを救出したため、ロス・ペロス・デル・マルは退場。ビッグ・マミーの復帰は、今後の抗争に新たな展開をもたらしそうだ。
AAAレイナ・デ・レイナス王者ラ・カタリナは、前王者フラマーとラ・イエドラを相手に3WAY形式の王座戦に臨んだ。フラマーとラ・イエドラは「ラス・トキシカス」の仲間同士。しかし、試合前から2人の間には微妙な緊張感が漂っていた。リング上では互いに顔を見合わせ、王者を攻撃するために連係しようとしたものの、完全に息が合っているとは言い難い状況だった。試合が始まると、2人はラ・カタリナをダブル攻撃で追い込む。さらにセコンドのレディ・マラビジャも介入し、王者を苦しめた。フラマーとラ・イエドラはラ・カタリナをコーナーへ叩きつけ、脚の付け根付近を攻めるなど、王座奪還に向けて集中攻撃を仕掛けた。しかし、ラ・カタリナは反撃。ダブル・クローズラインで2人をなぎ倒し、フラマーを場外へ落とすと、ラ・イエドラにはスープレックスを決めた。ラ・カタリナはコーナーからのダイビング・クロスボディを狙ったが、フラマーに妨害される。それでも、2人を場外へ追いやってからダイビング・クロスボディを放ち、まとめて攻撃することに成功した。リング内ではラ・カタリナがラ・イエドラにダイビング・クロスボディを決めてフォールを狙うが、フラマーがカット。さらにラ・カタリナはフラマーにゴリー・ボムを決め、2人を同時に押さえ込もうとしたが、どちらも3カウントには至らなかった。終盤にはフラマーとラ・イエドラが互いにフォールを横取りしようとし、仲間同士の不和が露呈。レディ・マラビジャがラ・イエドラに王座ベルトを渡すと、ラ・イエドラはそれを使ってラ・カタリナを攻撃しようとした。しかし、ラ・カタリナが回避したため、ラ・イエドラはフラマーに誤爆しかける。フラマーはベルトを奪い返し、2人は再び口論となった。ラ・カタリナはその隙を見逃さず、ドロップキックでフラマーをラ・イエドラにぶつけ、ラ・イエドラを場外へ落とした。最後は孤立したフラマーにランニング・ニーを炸裂させ、3カウントを奪取。ラ・カタリナが王座防衛を果たした。フラマーとラ・イエドラは王座奪還に失敗しただけでなく、チーム内の不協和音も明らかになった。ラス・トキシカスの関係が今後どう変化するのかにも注目が集まる。
ミニ・ビキンゴが負傷 レイ・フェニックスの王座戦は挑戦者変更へ。番組では、AAA世界クルーザー級王者レイ・フェニックスへの挑戦を予定していたミニ・ビキンゴの負傷も伝えられた。ミニ・ビキンゴはNXTで肘を負傷し、手術が必要と診断されたため、今回予定されていたクルーザー級王座戦を断念することになった。この事態を受け、レイ・フェニックスの王座戦は挑戦者を改めて募るオープンチャレンジへと変更された。ミニ・ビキンゴにとっては残念な欠場となったが、レイ・フェニックスの前に誰が挑戦者として現れるのか、新たな関心事が生まれた。
メインイベント エル・グランデ・アメリカーノがドミニクを返り討ち!メインイベントはAAAメガ王座戦。王者エル・グランデ・アメリカーノが、前王者ドミニク・ミステリオとの再戦に臨んだ。ドミニクは王座奪還を狙い、エル・グランデ・アメリカーノを追い込もうとした。しかし、試合は両者の実力だけでは決まらない展開となる。ドミニクの陣営「エル・オホ」から、ドリアン・ロルダンやオモスが介入。ドリアンは試合序盤に椅子でエル・グランデ・アメリカーノを襲撃し、王者を苦しめた。その後も場外からの介入が続き、オモスは観客席にいたピンピネラ・エスカラタを捕まえて連れ出そうとするなど、試合は混乱。エル・グランデ・アメリカーノはスーサイド・ダイブでオモスを攻撃し、仲間への襲撃を阻止しようとした。オモスはさらにレフェリーをリング外へ引きずり出し、カウントを妨害。王者に対する攻撃を続け、ドミニクが有利になるよう介入を繰り返した。しかし、AAAゼネラルマネージャーのレイ・ミステリオが登場。オモスに対してリングポストを利用した619を決めると、さらに椅子でオモスとドミニクを攻撃した。レイ・ミステリオの介入によってドミニク陣営の妨害が排除されると、エル・グランデ・アメリカーノは勝機をつかんだ。最後はドミニクに得意のランニング・ダイビング・ヘッドバットを炸裂させ、3カウントを奪取。エル・グランデ・アメリカーノがメガ王座を防衛した。試合後、エル・オホのメンバーはリングを離れ、王者は観客の声援を受けながら勝利を祝った。ドミニクは再び王座奪還に失敗し、両者の抗争はさらなる展開を迎える可能性がある。

■ AAA Héroes Inmortales2026
日時:2026年10月24日
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ ヒムナシオ・オリンピコ・フアン・デ・ラ・バレラ
<AAA世界トリオ王座戦>
[王者組]○ロス・ペロス・デル・マル(ダガ アンヘル ベルト)
ローブローからフォール⇒ピンフォール
[挑戦者組]●ラ・パルカ ミステル・イグアナ ニーニョ・アンブルゲサ
※ロス・ペロス・デル・マルが王座防衛。
<AAAレイナ・デ・レイナス王座戦・3WAYマッチ>
[王者]○ラ・カタリナ
ランニング・ニー⇒ピンフォール
[挑戦者]●フラマー
[挑戦者]ラ・イエドラ
※ラ・カタリナが王座防衛。
<AAAメガ王座戦>
[王者]○エル・グランデ・アメリカーノ
ランニング・ダイビング・ヘッドバット⇒ピンフォール
[挑戦者]●ドミニク・ミステリオ
※エル・グランデ・アメリカーノが王座防衛。