[ファイトクラブ]岩谷麻優マリゴ初3冠王者 青野未来1・3大田区決戦へ 両国で見た新章と課題

[週刊ファイト11月05日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼岩谷麻優マリゴ初3冠王者 青野未来1・3大田区決戦へ 両国で見た新章と課題
 photo & text by buffy0628 編集部編
・岩谷麻優FLASH三冠統一!青野未来を破り、弓月との一騎打ちも制す
・マリーゴールド3度目の両国大会-天麗皇希ミスコンから世界進出へ!
・ザ・レディAI待望のシングル初勝利!元自衛官すずか両国でデビュー
・心希、雪辱の裏投げ 田中きずな復帰「ずっとマリーゴールドにいます」
・約5ヶ月ぶり山岡聖怜復帰!姉・山岡雅弥にもプロレス入りを呼びかけ
・ちとせよしのキックボクシング両国リングへ!メガトンと2分2ラウンド
・桜井麻衣、マリーゴールド最後の試合で勝利!「まだまだ死なない」
・貴婦人、感謝のラストマイク「また逢うその日まで、ごめんあそばっせ」
・マスクウーマン軍団王座奪取ならず DARKNESS REVOLUTION初防衛
・ツインタワーV5! KABUKIWoooのノア・ヒカリは元東女のエース候補
・サヤカ「泥船すぎてウナが忙しいから上がれないうちに沈まないでね」
・青野未来⇒ビクトリア弓月⇒勝ち抜き岩谷麻優3冠も両国ガラガラ宿題
・来年1・3スターダム同日&5・22&8・21大田区3大ビッグイベント開催
・ロッシー小川代表が語る団体の現在地 「そこからが本当のスタート」
※記事別永久保存凝縮PDF各500円販売中


■ Marigold GRAND DESTINY2026
日時:10月24日
会場:両国国技館 観衆2100人(主催者発表)

岩谷麻優FLASH三冠統一!青野未来を破り、弓月との一騎打ちも制す

 2026年10月24日、マリーゴールドが両国国技館で年間最大級のビッグマッチ『GRAND DESTINY 2026』を開催した。
 あいにく雨模様もあり主催者発表の観衆は2100人。メインイベントでは岩谷麻優が青野未来、ビクトリア弓月との三冠王座戦を制し、マリーゴールド史上初の三冠シングル王者となった。

 一方、桜井麻衣がこの日をもってマリーゴールドを離れることを発表。負傷や体調面の問題を抱えた末の決断で、旗揚げからの歩みを知るファンにとっても大きな節目となった。
 新人のデビュー、長期欠場選手の復帰、グラビアアイドルのリング登場、マスクウーマンたちのタイトル挑戦、そして新たな三冠王者の誕生。
 各試合にそれぞれの物語が詰まった両国大会を振り返る。

マリーゴールド3度目の両国大会-天麗皇希ミスコンから世界進出へ!

 大会のオープニングでは、天麗皇希が「ミス・グローバル・ジャパン」の栃木県代表として日本大会に進出したことが紹介された。
 母親の地元でもある栃木県の代表となった天麗は、「まさか自分がミスコンに出るなんて思ってなくて」と驚きを明かしつつ、日本一、世界一を目指す決意を表明。
「日本一、世界一をしっかり獲って、またこのマリーゴールドのリングに帰っていきたい」と語った。

 ツインスター王者として両国のセミファイナルに臨む一方、リングの外でも新たな頂点を目指す天麗皇希。プロレスとミスコンという異なる舞台での挑戦が、彼女のキャリアにどんな広がりをもたらすのか注目される。

ザ・レディAI待望のシングル初勝利!元自衛官すずか両国でデビュー
<第1試合 鈴夏デビュー戦 15分1本勝負>
○ザ・レディAI
 7分8秒 STO⇒体固め
●鈴夏

 The Lady AIが鈴夏(すずか)を7分08秒STOからの体固めで下した。AIにとって待望のシングル初勝利。本人もファンも長く待ち望んでいた白星だったが、試合後には「意外とこんなもんか」と率直な感想を口にした。

 一方、元自衛官のすずかは両国国技館でプロレスデビューを果たした。もともとは2026年1月4日の東京女子プロレス後楽園ホール大会でデビューが決まっており、同期は神嵜志音だった。予定されていたデビューの舞台から時を経て、マリーゴールドの大舞台でプロレスラーとしての第一歩を踏み出した。

 鈴夏は勝利を目指してリングに上がったものの、自分にはまだ足りない部分が多いことも自覚している。現時点では思いを伝えることしかできないとし、これからの成長を誓った。
AIにとってはシングル初勝利、すずかにとってはデビュー戦。それぞれが新しいスタートを切った。

心希、雪辱の裏投げ 田中きずな復帰「ずっとマリーゴールドにいます」
<第2試合 田中きずな復帰戦~A Story of Destiny 15分1本勝負>
○心希
 13分15秒 裏投げ⇒片エビ固め
●田中きずな

 心希と田中きずなの「二世同志」の一戦は、13分15秒、心希が裏投げからの片エビ固めで勝利した。
 両者には前年の両国大会から続く因縁があった。2025年10月26日の両国大会では、田中きずなが約6分でブロックバスター・ホールドを決めて神姫に勝利。今回は心希がその借りを返す形となった。

 田中は1月の負傷からおよそ9~10か月を経ての復帰。長い欠場を経てリングに戻ったものの、今回は勝利をつかめなかった。心希にとっては、以前敗れた相手との再戦で結果を出した意味のある白星となった。

 試合後、田中は「私はこの先もずっとマリーゴールドにいます」と明言。復帰したリングで、団体に残って歩み続ける意思を示した。
 心希も、田中に負けた過去や今回の再戦にさまざまな思いがあったと振り返る。単なる復帰戦ではなく、前年の両国から続く物語に一つの区切りをつけた一戦だった。

約5ヶ月ぶり山岡聖怜復帰!姉・山岡雅弥にもプロレス入りを呼びかけ
<第3試合 山岡聖怜復帰戦 15分1本勝負>
△山岡聖怜 山﨑裕花
 時間切れ引き分け
△南小桃 橘渚

 山岡聖怜&山崎裕花組と、南小桃&橘渚組の一戦は15分時間切れ引き分けに終わった。山岡聖怜は左肩の外傷性不安定症により欠場していたが、約5ヶ月ぶりにリングへ復帰。5月28日の試合後に手術を受け、肩にテーピングを施しての再出発となった。

 復帰できたことへの安堵がある一方、本人は引き分けという結果に悔しさもにじませ、対戦相手たちの成長を感じたと話した。パートナーの山崎も山岡と組めたことを光栄に思いながら、勝利に届かなかった悔しさを口にした。
 南小桃はこのメンバーの中では先輩にあたる立場として、より上のカードへ進んでいきたいと意欲を見せた。橘も、南、山岡、山崎それぞれが上を目指していることを語り、若手同士の競争が今後のカード編成にも影響していきそうだ。

 山岡と橘は親しい間柄であり、橘は周囲の仲間が団体を離れる中でもマリーゴールドに残って活動を続けてきた。試合だけでなく、同世代の選手たちがどのように団体内で存在感を高めるかも注目点となる。
 さらに山岡は、グラビアアイドルとして活動する姉の山岡雅弥にも、みんなの前で言えばチャンスだなと思って「聖怜と一緒にこのマリーゴールドでプロレスしない?」と呼びかけた。
 現時点で加入が決まったわけではないが、まず姉妹対決を実現させ、その後はタッグを組んでベルトを獲りたいという夢も語っている。
 姉妹参戦が実現するかどうか、今後の展開が気になるところだ。

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