ミニ・ビキンゴが王座挑戦権獲得!パガノが裏切りの真相を告白、Pクラウンと大乱闘AAA on FOX

(C)AAA

 10月10日放送のAAAは、グアナフアト州レオンのドモ・デ・ラ・フェリアからの大会。AAAクルーザー級王座の次期挑戦者決定戦に加え、トリプレマニア34でパガノがサイコ・クラウンを裏切った事件の続きが展開された。オープニングのタッグマッチでは、ラヨ・アメリカーノ&ブラボー・アメリカーノが、東京バッドボーイズのケント&タクマと対戦した。ロス・アメリカーノスはメキシコのファンから大きな歓声を浴びて登場。メキシコの文化を学ぼうとする姿勢も観客に受け入れられ、会場からは「ラヨ!」のコールが飛んだ。一方、東京バッドボーイズはラフファイトでブーイングを浴びる。ロス・アメリカーノスは場外への飛び技で先手を取ったが、ケントとタクマも反撃。ブラボーを捕まえてダブルスープレックスを決めるなど、試合の主導権を握った。しかし、ブラボーは2人をまとめて担ぎ上げ、ジャーマンスープレックスのような形でマットに叩きつける。さらにロス・アメリカーノスはコーナーからタクマへダイビングヘッドバットを放ったが、カウント2で返された。東京バッドボーイズもタクマのトルネードDDT、ケントのトペ、タクマのアサイ・ムーンサルトと空中戦で応戦。ミチノクドライバーや450度スプラッシュも繰り出し、ラヨを追い詰めた。終盤は両チームが激しい打撃戦を展開。タクマがシューティングスタープレスを放つと、試合はさらにヒートアップした。ブラボーはラリアットでケントを捕らえ、フランケンシュタイナーで反撃。ラヨもタクマへの大技を狙う。最後はロス・アメリカーノスが合体フィニッシュを決め、タクマから3カウントを奪取。激しい空中戦を制し、オープニングマッチを勝利で飾った。


 パガノが裏切りを告白!「サイコ・サーカスを襲ったのは俺だ」。試合後、エル・カルニセロを伴ってパガノがリングに登場。トリプレマニア34でサイコ・クラウンを裏切ったパガノが、サイコ・サーカスを襲撃していた黒幕も自分だったと明かした。パガノは、サイコ・サーカスのメンバーを襲った犯人が誰なのか、ファンは何カ月も疑問に思っていたと切り出し、その答えは目の前にいる自分だと宣言した。さらに、サイコ・クラウンから直接、襲撃の黒幕ではないかと問いただされたことにも言及。サイコ・クラウンの疑いは正しかったと認めながらも、自分が襲撃されたように見せかけることで、相手に疑念を抱かせることに成功したと語った。パガノは10年前にAAAへやって来た当初、サイコ・クラウンのマスクを剥ぐことを目標にしていたと振り返る。しかし、その後は友情を育み、タッグを組み、タイトルも獲得した。それでも、常に中心にいたのはサイコ・クラウンだったという。パガノは仲間たちが望む姿を演じ続けるうちに、自分自身を見失ってしまったと告白。ある日、ロッカールームの鏡に映る自分を見ても、本当のパガノが見つからなかったと語った。そんな自分に、エル・カルニセロが「ピエロがいなければ祭りは始まらない」という意味を思い出させたという。パガノは仲間も必要ないと主張し、自分が裏切り者であることを認めた。そこへデイブ・ザ・クラウンとマーダー・クラウンが登場。サイコ・サーカスがパガノたちに立ち向かったが、エル・カルニセロが2人を迎撃した。さらに、サイコ・クラウンがリング下から姿を現し、パガノを背後から襲撃。2人の争いはバックステージへと移り、サイコ・クラウンはパガノを殴り続けた。一方のエル・カルニセロは、サイコ・サーカスのメンバーだけでなくスタッフにも襲いかかり、会場は大混乱に陥った。トリプレマニア34で明らかになったパガノの裏切りは、単なる試合上の決別ではなかった。長年の友情に対する不満と、自分自身を取り戻すという主張が入り交じり、サイコ・クラウンとの抗争はさらに激化している。

 ミニ・ビキンゴが4WAY戦を制す!レイ・フェニックスへの挑戦権獲得。メインイベントでは、AAAクルーザー級王座の次期挑戦者を決める4WAYマッチが行われた。ミニ・ビキンゴ、ジャック・カートホイール、ホアキン・ワイルド、ノブ・サンが、王者レイ・フェニックスへの挑戦権を懸けて激突した。4選手が入り乱れる展開となり、序盤から場外戦も発生。ジャック・カートホイールはミニ・ビキンゴにローリング・デスバレー・ドライバーを決め、続けて攻撃を狙うが、ノブ・サンが割って入った。ホアキン・ワイルドもミニ・ビキンゴを捕まえ、実況席のテーブルへ連れ込もうとする。だが、ミニ・ビキンゴは反撃に転じ、ノブ・サンとカートホイールへスーサイドダイブを敢行。ホアキン・ワイルドも場外へのトペで3人をまとめてなぎ倒した。リングに戻ると、ミニ・ビキンゴはノブ・サンにミサイルドロップキックを放ち、ミチノクドライバーにつなげる。しかし、カウント3には至らない。カートホイールはジャック・アローを狙うが、ミニ・ビキンゴが回避。ノブ・サンもホアキン・ワイルドの背中を足場にしたスーパープレックスを繰り出し、勝負は混戦となった。ホアキン・ワイルドはミニ・ビキンゴとノブ・サンを同時にフォールしようとしたが、いずれもカウント2。カートホイールもカートホイール・スペシャルや450度スプラッシュを繰り出し、勝利まであと一歩に迫った。しかし、ミニ・ビキンゴはカートホイールの攻撃を阻止すると、フロッグスプラッシュで追撃。ノブ・サンにはスタンディング・スパニッシュ・フライを決め、場外のホアキン・ワイルドとカートホイールにはトルニージョを敢行した。最後はノブ・サンにフェニックス630スプラッシュを炸裂させ、3カウントを奪取。ミニ・ビキンゴが4WAYマッチを制し、AAAクルーザー級王座への挑戦権を手にした。これにより、ミニ・ビキンゴは「Héroes Inmortales」で王者レイ・フェニックスに挑戦する。スピードと空中技を武器とする両者が、AAAのクルーザー級王座を懸けて対戦することになった。パガノとサイコ・クラウンの抗争がさらに激化する一方、ミニ・ビキンゴは大一番への切符を獲得。次回の「Héroes Inmortales」に向け、AAAの物語は大きく動き始めている。

■ AAA on FOX
日時:2026年10月10日
会場:メキシコ合衆国グアナフアト州レオン ドモ・デ・ラ・フェリア

<タッグマッチ>
○ラヨ・アメリカーノ ブラボー・アメリカーノ
 合体フィニッシュ⇒ピンフォール
●ケント タクマ

<AAAクルーザー級王座挑戦者決定4WAYマッチ>
○ミニ・ビキンゴ
 フェニックス630スプラッシュ⇒ピンフォール
●ジャック・カートホイール ホアキン・ワイルド ノブ・サン
※ミニ・ビキンゴが「Héroes Inmortales」でAAAクルーザー級王者レイ・フェニックスに挑戦する権利を獲得。