オリンピアがウニベルサル・デ・アマソナス決勝進出!パックへの追悼CMLL金曜

 CMLLは10月2日、メキシコ・シティのアレナ・メヒコで大会を開催した。

 10月は乳がん啓発月間にあたることから、この日のアレナ・メヒコではピンクリボン運動にちなんだ演出が行われ、選手やレフェリーが腕や足にピンクリボンを身につけ、リングロープもピンク色に変更された。そしてメインイベントでは、女子の年間王者決定戦「ウニベルサル・デ・アマソナス」へ向けた予選トーナメントを開催。ルーダのみで争われた10人による一戦をオリンピアが制し、決勝進出を決めた。

 バルボサが5カ月ぶり復帰戦を勝利で飾る。この試合では、約5カ月ぶりとなるバルボサが復帰。バルボサが所属する「ガレオン・ファンタズマ」は、これで4人が揃う形となった。チームは海賊旗も用意し、復活を印象づける入場となった。試合ではテクニコ組がエストレージャを作り、スター・ブラックが中心となってフリア・ロハをウラカラナで丸め込む。しかしカウント2で攻防は崩れ、フリア・ロハがWラリアートでエスフィンヘとスター・ブラックを場外へ排除。さらにフガスを2人の上へ投げ飛ばした。一方、リング内で孤立したガジョJr.にはバルボサが攻撃。コーナー上からガジョJr.をリングへ叩き落とすと、サンドカンJr.とフリア・ロハが捕獲。そこへディフントがコーナー上から尻へのドロップキックを決める。サンドカンJr.がフォールに入り、3カウント。バルボサは復帰戦を勝利で飾った。

 ミスティコ、マイク・ベイリー、テンプラリオが勝利。1本勝負で行われた6人タッグマッチでは、ユナイテッド・エンパイアを意識したチーム構成となった。テンプラリオはユナイテッド・エンパイアのタオルを掲げて入場。ミスティコは大階段に座り、ファンの声援を受けながらリングへ向かった。また、ミスティコの左腕には、急逝したベンジャミン・”パック”・サタリーを追悼する「PAC」の文字がテーピングで記されていた。試合開始から激しい場外戦が展開され、ソベラノJr.はテンプラリオへ延髄切り。ユタニは場外でミスティコとベイリーにケモニートを投げつける。さらにカベルナリオはテンプラリオへプランチャ。ルード組を場外へ投げ出すと、ミスティコとベイリーがエプロンへ立ち、テンプラリオがユナイテッド・エンパイアのハンドサインを掲げる。その直後、カベルナリオにはサスケスペシャル、ミスティコとベイリーはムーンサルトを敢行した。ケモニートもケマにトペ・アトミコを決め、さらに場外へプランチャ。ソベラノJr.がケモニートを回収する場面もあった。その後も場外戦は続き、ベイリーは場外のカベルナリオへムーンサルト。ソベラノJr.はテンプラリオを場外へ投げ、背面飛びで追撃する。さらにユタニがミスティコの代名詞ともいえるミスティカを繰り出す。しかしミスティコは前転でこれを逃れると、変形エスカレラを決めて3カウント。ミスティコ、ベイリー、テンプラリオ組が勝利した。試合後にはミスティコがケマを連れてきてロープに引っ掛け、619を敢行。ケマが場外へ転がり落ちると、全員が腕を上げて勝利を祝った。ところが最後にソベラノJr.が背後からケモニートを蹴飛ばす一幕も。ケマたんをいたわるようにしながら退場した。

 オリンピアが10人参加の予選を突破!ウニベルサル・デ・アマソナス決勝へ。メインイベントでは、女子の年間王者決定戦「ウニベルサル・デ・アマソナス」の予選が行われた。今回はルーダだけによるトーナメント形式。10人の選手が一つのリングで激突し、最後まで残ったオリンピアが決勝進出を決めた。最後に登場したペルセポネは、こちらも「PAC」の文字を身につけて入場。大会全体を通して、急逝したパックへの追悼が行われた。試合はカンデラがダーク・シルエタにドラゴンスクリューを決め、トルニージョからフォールを狙うところから展開が動き始める。しかしシルエタはフィッシャーマンズ・スープレックスの体勢からファルコンアローを決め、3カウント。カンデラが最初の脱落者となった。続いてサネリーが脱落。プリンセサ・スヘイがサネリーをコーナーへ押し込み、ラリアートを4連発。さらにコーナー上へ乗せ、下から腕を取って前方へ叩きつける攻撃からフォールを奪った。続いてダーク・シルエタはペルセポネのジャーマン・スープレックスによって脱落。レイナ・イシスはセウシスとケイラの2人がかりでリングへ叩きつけられ、セウシスが顔面へ膝を叩き込んでフォール。ケイラはオリンピアのフロントクラッカーで脱落。さらにプリンセサ・スヘイにはオリンピア姉妹がブレーンバスターを決め、ペルセポネがトップロープからフロッグ・スプラッシュ。ここでスヘイが脱落した。その後、ペルセポネもオリンピアによってリングへ叩きつけられ、ヘラが向きを変えるプランチャを決めて3カウント。残るのはセウシス、オリンピア、ヘラの3人となった。ヘラはセウシスにコーナー下で膝を叩き込まれ、3カウント。これでセウシスとオリンピアの一騎打ちとなる。オリンピアはセントーン・デ・ラ・ムエルテからフォールを狙うが、セウシスはロープをつかんでブレイク。今度はセウシスがコーナー下のオリンピアへ膝を叩き込み、フォールするが、オリンピアもロープへ足を伸ばして逃れる。最後はコーナーへ上がったセウシスをオリンピアがリフトアップ。そのままリングへ叩きつけると、父親譲りのフロントクラッカーを決めて3カウントを奪った。オリンピアが予選を制し、ウニベルサル・デ・アマソナス決勝進出を決めた。試合後、オリンピアはセウシスに手を差し伸べると、その腕を上げて健闘を称えた。

 10月2日のアレナ・メヒコは、乳がん啓発月間に合わせたピンクリボンの演出に加え、女子の年間王者決定戦へ向けた重要な一戦も行われた。メインイベントを制したオリンピアは、10人のルーダによる予選を突破。ウニベルサル・デ・アマソナスの決勝へ進み、年間女子王者の座を懸けた戦いへ駒を進めた。また、ミスティコ、マイク・ベイリー、テンプラリオ組の勝利や、5カ月ぶりに復帰したバルボサの勝利など、今後のCMLLを占う動きも見られた大会となった。

■ CMLL Noche de Campeones
日時:10月02日
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ アレナメヒコ

<ウニベルサル・デ・アマソナス予選>
○オリンピア
 勝ち残り
●セウシス
●ヘラ
●ペルセポネ
●プリンセサ・スヘイ
●ケイラ
●レイナ・イシス
●ダーク・シルエタ
●サネリー
●カンデラ

<6人タッグマッチ>
○ミスティコ マイク・ベイリー テンプラリオ
 変形エスカレラ⇒ピンフォール
●ソベラノJr. バルバロ・カベルナリオ ユタニ

<8人タッグマッチ>
○サンドカンJr. ディフント フリア・ロハ バルボサ
 ドロップキック⇒ピンフォール
●エスフィンヘ スター・ブラック フガス ガジョJr.