[ファイトクラブ]10・3荒井優希-大田区シングル未勝利返上? 鈴芽と因縁決着“デビルマン対ハニー”

[週刊ファイト10月8日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼10・3荒井優希-大田区シングル未勝利返上? 鈴芽と因縁決着“デビルマン対ハニー”
 photo & text by buffy0628 編集部編
・王座V5だけではない―過去2戦2敗大田区で、荒井優希が初勝利を狙う
・荒井優希と鈴芽の対戦関係は、今回が初めての大一番ではない
・2025年1・4鈴芽IP王座奪取 荒井にとっては7度目の防衛戦に敗北
・2026年王者・荒井優希「チャンピオンとして東京女子を引っ張る」と宣言
・プロレス劇場の神髄とは9・22前哨戦:荒井が鈴芽から直接ギブアップ
・“デビルマンvsハニー”に託された10・3大田区メインの物語を紐解け


王座V5だけではない―過去2戦2敗大田区で、荒井優希が初勝利を狙う

 10月3日、東京・大田区総合体育館で開催される東京女子プロレス『WRESTLE PRINCESS Ⅶ』。
 メインイベントは、プリンセス・オブ・プリンセス王者・荒井優希が鈴芽を迎え撃つ5度目の防衛戦だ。

 大会ビジュアルでは、荒井がデビルマン、鈴芽がハニーをイメージした姿で登場。マンガ家・永井豪氏による描き下ろしイラストが大会を彩り、東京女子が誇る最高峰のベルトを懸けた一戦に特別な色を添えている。

 しかし荒井にとって今回の大田区は、単なる王座防衛の舞台ではない。過去に大田区総合体育館で行ったシングルマッチは2戦2敗。2025年3月16日の『GRAND PRINCESS ’25』では里村明衣子に11分49秒、デスバレーボムからの片エビ固めで敗れ、同年7月21日の『SUMMER SUN PRINCESS ’25』では瑞希に16分43秒、キューティースペシャルで敗北した。

 大田区でのシングル初勝利を懸け、今回は王座を守りながら、その苦い記録にも終止符を打てるかが問われる。かつては荒井が連勝、鈴芽が王座戦で逆襲。

荒井優希と鈴芽の対戦関係は、今回が初めての大一番ではない

 荒井と鈴芽の関係は、今回が初めての大一番ではない。両者はシングルでもタッグでも何度も交差し、互いの成長を確かめ合ってきた。コロナ期だったが2022年2月11日のシングル対決では、荒井がFinallyで勝利。2024年8月10日の東京プリンセスカップ準々決勝でも、荒井が11分10秒で鈴芽を下している。
 荒井がシングルで連勝し対戦成績で先行していた。

その間の2024年12月21日、八王子大会では前哨戦として荒井&渡辺未詩と鈴芽&上原わかながタッグで対戦。試合は時間切れ引き分けとなった。
 試合後には渡辺の「プリハラ」発言も飛び出し、会場を和ませる一幕も。タイトル戦とは違う軽妙なやりとりもありながら、荒井と鈴芽はタッグでも顔を合わせ、関係を重ねてきた。

2025年1・4鈴芽IP王座奪取 荒井にとっては7度目の防衛戦に敗北

 だが翌年1月4日の後楽園ホール大会で、その構図が変わる。荒井が保持していたインターナショナル・プリンセス王座に鈴芽が挑戦。鈴芽は変形リング・ア・ベルで荒井を仕留め王座を奪取した。

 荒井にとっては7度目の防衛戦での敗北。鈴芽はそれまでのシングル連敗を跳ね返し、タイトルを懸けた舞台で荒井を破った。荒井が先に勝ち越していた時期を経て、鈴芽がベルトを奪った一戦。今回のプリンセス・オブ・プリンセス王座戦は、その続きに位置する再戦でもある。

2026年王者・荒井優希「チャンピオンとして東京女子を引っ張る」と宣言

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 山下戦後、荒井は「荒井優希が山下さんに勝ってプリンセスオブプリンセスチャンピオン、この夏チャンピオンとして東京女子プロレスを引っ張るのは私、荒井優希です!」と宣言。王者として団体を背負う覚悟を言葉にした。

 その一方で荒井は鈴芽の勢いを認めている。鈴芽がプリンセスカップを勝ち抜き、王座挑戦を選んだことを踏まえ、荒井は「今一番輝いている鈴芽さん」と表現。鈴芽の強さや自信が増していく姿を見てきたと語り、今の自分にとって鈴芽との対戦は「挑戦」でもあると位置づけている。

 王者が挑戦者を見下すのではなく、成長を認めたうえで正面から迎え撃つ。荒井の言葉からは、鈴芽がこれまでの挑戦者とは違う存在であることが伝わってくる。
 鈴芽は「夢を諦めない」――王座奪取とその先を見据える。プリンセスカップを勝ち抜いた勢いを持って大田区に乗り込む。


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 調印式では、トーナメントを勝ち進む中でプリンセス・オブ・プリンセス王座を見据えていたことを明かし、「夢は何歳からでも何個でも持てる」と語った。
 荒井とは何度もぶつかり、互いの成長に必要な対戦相手だったとも振り返っている。鈴芽にとっては、かつて荒井から奪ったインターナショナル王座の記憶も背負う一戦。
 過去の勝利を再現して頂点のベルトを手にするのか、それとも荒井が王者として雪辱を果たすのか。

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