UFC 331:Jヴァンがパントージャとの激闘再戦を制し、フライ級王座を防衛

UFCフライ級タイトルマッチ

 ミャンマー出身のUFCフライ級王者ジョシュア・ヴァンと、元王者アレクサンドル・パントージャによる注目の再戦は、前回とは大きく異なる立ち上がりとなった。

 パントージャは序盤から素早くテイクダウンを奪ってマウントポジションに移行。しかし、ヴァンは一気に切り返してリバーサルに成功し、スタンドへ戻した。その後の1ラウンドは、ボクシングとムエタイがぶつかり合う展開となった。

 2ラウンドはヴァンのスピードと優れたディフェンスが際立つ非常にアクティブなラウンドとなったが、終了間際にパントージャがテイクダウンを奪った。

 3ラウンドは両者のスタイルが正面からぶつかり合う激しい攻防となり、4ラウンドへ。ヴァンは4ラウンド前半をボクシングで支配し、後半はパントージャがグラウンドゲームで反撃した。

 そして5ラウンド、ヴァンは強烈なパンチ、見事なテイクダウンディフェンス、さらにはサブミッションを狙う場面まで見せ、王者にふさわしいパフォーマンスで勝利を決定づけた。

 ジョシュア・ヴァンがUFCフライ級王座を防衛し、「And still」王者となった。

ヴァンは試合後、次のように語った。

「自分の置かれている状況に人生を決めさせてはいけない。最初の試合は偶然の勝利だったと言う人がたくさんいた。今度は俺を疑わないでほしい。パントージャには敬意しかない。彼はタフな選手だ。

俺が証明したかったのは、実際に彼の腕を取ってサブミッションを狙ったということだ。どうやって抜け出したのかは分からない。彼はそれだけすごい選手なんだ」

コメインイベント

 コメインイベントでは、UFCライト級2位のアルマン・ツァルキヤンが、7位マウリシオ・ルッフィーを1ラウンド終了間際に衝撃のKOで下した。

 ツァルキヤンは素早く強烈な肘打ちを2発繰り出し、いずれもクリーンヒット。ルッフィーを完全に失神させるフィニッシュとなった。

 ツァルキヤンは試合後、次のように語った。

「この街に来たのは、ロサンゼルスでみんなに楽しんでもらうためだと伝えるためだった。次の試合、タイトルマッチに向けて、このフィニッシュが必要だった。彼をフィニッシュすることは分かっていた。

 次はタイトルマッチだ。それか、マーク・ザッカーバーグ。次は君と戦いたい」