[週刊ファイト09月10日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼RAW激闘の末ペンタ王座挑戦権獲得!ついにローマン・レインズと対峙
Photo:(c) 2026 WWE, Inc. All Rights Reserved.
byデキタ・カズヒロ 編集部編
・ウーソズへの襲撃でブラッドラインと抗争激化!王座戦線も大きく前進
・ロイス・キーズとOTMが凶行!ジェイコブ・ファトゥが全面戦争宣言
・ラケル・ロドリゲスIC王座防衛! ソル・ルカ 予期せぬ介入により敗戦
・ドラゴン・リー逆転勝利!チャド・ゲーブルへのIC王座挑戦権獲得
・ジャーボン・エバンス ジョー・ヘンドリとのタッグ結成もリベンジならず
・レイ・フェニックスとの決意の戦いを制したペンタが世界王座挑戦へ!
・ローマン・レインズ登場!メキシコでの世界王座戦へ向け両者が対峙
■ WWE RAW
日時:8月31日(日本時間9月1日)
会場:米オハイオ州クリーブランド・ロケットアリーナ
ウーソズへの襲撃でブラッドラインと抗争激化!王座戦線も大きく前進

WWE 8・31RAWは、番組冒頭から衝撃的な襲撃で幕を開けた。
駐車場でロイス・キーズとOTMがウーソズを襲撃し、車へ叩きつけるなど凶行に及んだ。
激怒したジェイコブ・ファトゥは全面戦争を宣言する。
女子IC王座戦ではラケル・ロドリゲスがソル・ルカを退けて王座防衛。
インターコンチネンタル王座挑戦者決定戦ではドラゴン・リーがイーサン・ペイジを撃破し、RAWメキシコ大会でチャド・ゲーブルへの挑戦権を獲得した。
メインイベントでは、ペンタとレイ・フェニックスによる兄弟対決が実現。
世界ヘビー級王座への挑戦権を懸けた大一番を制したペンタの前に、王者ローマン・レインズも姿を現した。
<第1試合 WWE女子インターコンチネンタル王座戦>
〇ラケル・ロドリゲス<王者>
9分13秒 テハナボム⇒ピンフォール
●ソル・ルカ<挑戦者>
※ライラ・ヴァルキュリアの妨害によりソル・ルカが勝機を逃す
<第2試合 インターコンチネンタル王座時期挑戦者決定戦>
〇ドラゴン・リー
11分45秒 オペレーション・ドラゴン⇒ピンフォール
●イーサン・ペイジ
※RAWメキシコ大会でのIC王座戦が決定
<第3試合 シングルマッチ>
〇ジャーボン・エバンス
7分25秒 反則
●ドミニク・ミステリオ
※JDマクダナの乱入により試合後も暴行が続く
<第4試合 タッグマッチ>
〇ドミニク・ミステリオ、JDマクダナ
9分11秒 フロッグ・スプラッシュ⇒ピンフォール
●ジョー・ヘンドリ、ジャーボン・エバンス、
※エバンスの救出に登場したジョー・ヘンドリとジャッジメント・デイに臨むも敗戦
<第5試合 WWE世界ヘビー級王座挑戦者決定トーナメント決勝戦>
〇ペンタ
19分11秒 メキシカン・デストロイヤー⇒ピンフォール
●レイ・フェニックス
※壮絶な兄弟対決を制したペンタがローマン・レインズの王座に挑戦へ
ロイス・キーズとOTMが凶行!ジェイコブ・ファトゥが全面戦争宣言

幕開けは、ロイス・キーズとOTMによる駐車場でのウーソズ襲撃から始まった。
ジェイ・ウーソとジミー・ウーソは車へ叩きつけられ、大流血に追い込まれる。
前週もキーズとOTMはウーソズらに攻撃を仕掛けたが、今回は明らかに一線を越えた。
女子IC王座戦前に実況席へ乱入したジェイコブ・ファトゥは、一族を傷つけたキーズらへの怒りを爆発させる。
「ブラッドラインと戦争したいならかかってこい」と、真正面からの対決を要求。ローマン・レインズからもキーズらへの制裁を任されたファトゥ。
ところがバックステージでは、ソロ・シコアも同様に襲われており病院送りに。
リング上でレインズと対峙していたLAナイトが現場にかけつけ、その場に立っていたファトゥに詰め寄るが、結局襲撃犯は不明のまま。
ロイス・キーズ&OTMとブラッドラインの対立は、ソロたちをも巻き込んで、複雑な人間関係が入り交じる混沌状態へと発展してしまった。
▼RAW潰されたはずロイス・キーズ電撃登場-OTMと大暴れ勢力図激変
ラケル・ロドリゲスIC王座防衛! ソル・ルカ 予期せぬ介入により敗戦


女子IC王座戦では、王者ラケル・ロドリゲスとソル・ルカが激突した。
ルカは持ち前の躍動感あふれる空中殺法を駆使し、パワーで勝るラケルを追い込んでいく。
試合中のジャッジメント・デイによる乱入も蹴散らし、王座奪還へ向けて必殺のソル・スナッチャーを狙った瞬間、登場したのはライラ・ヴァルキュリアだった。
ライラの介入でルカに隙が生まれると、ラケルが強烈なテハナボムを炸裂させる。
そのまま3カウントを奪い、王座防衛に成功した。
今回、ルカ自身の実力不足で敗れたわけではない。
むしろ、王者を追い詰めるだけの力を見せたからこそ、今回の敗戦は介入によって勝利を逃した悔しさを残す結果となった。
ところでライラの目的は女子IC王座挑戦なのか、それとも先々週に自身が負けたルカへの復習だったのか。女子IC王座を巡る戦いも新たな局面を迎えた。
ドラゴン・リー逆転勝利!チャド・ゲーブルへのIC王座挑戦権獲得

インターコンチネンタル王座挑戦者決定戦となったこの一戦は、イーサン・ペイジとドラゴン・リーが対戦。
リングサイドではIC王者チャド・ゲーブルが見守る中、試合がスタートした。
イーサンは開始早々に猛攻を仕掛け、ドラゴンに大ダメージを与える。
しかし、むき出しとなったターンバックルへドラゴンを叩きつけようとしたイーサンの反則攻撃は、チャドに阻止される。
苦しい展開が続いたドラゴンだったが、ここで一気に反撃に転じた。
必殺のオペレーション・ドラゴンを炸裂させ、大逆転勝利を収めた。
これでドラゴン・リーはインターコンチネンタル王座挑戦権を獲得。
RAWメキシコ大会で、チャドとの王座戦が決定する。
今回の勝利は、単純な実力勝負だけではない。
不意打ちや反則攻撃を受けても崩れなかった精神力も含め、ドラゴンが王座挑戦者としての資格を示した一戦となった。
名勝負製造機といわれるチャドも、ドラゴンとの対戦に好意的で、楽しみな王座戦が決定した。
ジャーボン・エバンス ジョー・ヘンドリとのタッグ結成もリベンジならず

ジャーボン・エバンスとジャッジメント・デイの因縁も、さらなる乱闘へ発展した。
エバンスとドミニク・ミステリオによるシングルマッチでは、JDマクダナが介入。
エバンスは反則勝ちとなったものの、ジャッジメント・デイは試合結果などお構いなしに攻撃を続けた。
この無法状態へ割って入ったのがジョー・ヘンドリ。エバンスを救出するためにリングへ駆けつけ、両陣営による乱闘となった。
勝ち負け無視で無法を続けるジャッジメント・デイに業を煮やしたアダムGMは、急きょタッグマッチを宣告。エバンス&ヘンドリとジャッジメント・デイによる対戦が急遽決定した。
熱戦となった試合は、コンビネーションで上回るジャッジメント・デイに対して即席コンビが身体能力の高さを存分に見せ、奮闘する。
しかし、最後はマクダナが不意を突いた頭突きを放ち、続けてドミニクがフロッグ・スプラッシュで、ジャッジメント・デイが勝利した。
エバンスを中心とした因縁は、個人戦から勢力同士の対立へ広がりつつある。
レイ・フェニックスとの決意の戦いを制したペンタが世界王座挑戦へ!

メインイベントでは、世界ヘビー級王座次期挑戦者決定トーナメントの決勝が行われた。
対戦カードはペンタvsレイ・フェニックス。実の兄弟による決勝戦という異例のカードだ。
互いの手の内を知り尽くした2人だけに、試合序盤から緊張感あふれる攻防が続く。
場外戦ではフェニックスがテーブルへのペンタドライバーを受け、大きなダメージを負った。
それでもフェニックスは倒れない。巧みなアピールから一瞬の隙を突き、ウラカンラナを決める。カウントは惜しくも2.9。
ハイレベルな応酬に会場の誰もが注目する中、直後に勝負を決めたのはペンタだった。
圧巻のメキシカン・デストロイヤーを炸裂させ、フェニックスから3カウントを奪取。
ペンタがトーナメントを制し、世界ヘビー級王座への次期挑戦権を獲得した。
兄弟対決だからこそ、勝者にも敗者にも大きな意味を持つ一戦となった。
ペンタにとっては世界王座への扉を開く大勝利。一方のフェニックスにとっては、弟として兄の夢を阻む立場から敗者となる結果となった。
ルチャリブレを代表する兄弟が、世界王座挑戦権を懸けて全力でぶつかったからこそ、今回の決勝戦はトーナメントの単なる最終戦を超える特別な一戦となった。
ローマン・レインズ登場!メキシコでの世界王座戦へ向け両者が対峙

兄弟対決を制したペンタの前に、世界ヘビー級王者ローマン・レインズが姿を現した。
ブラッドラインとロイス・キーズ&OTMによる抗争やLAナイトの王座挑戦アピールなど、周囲では混乱した状況が続いている。
そんな中、レインズは世界ヘビー級王座のベルトを掲げて堂々とリングイン。次期挑戦者となったペンタと向かい合う。
言葉を交わす必要もない。
王者と挑戦者。
2人は視線を交わし、緊迫した睨み合いを展開した。
レインズにとっては、自身の王座を狙う新たな挑戦者との対峙。
ペンタにとっては、過酷なトーナメントを勝ち抜いた先でついに世界王者と向き合う瞬間だ。
8・31RAWは、暴力での激しい襲撃に始まり、物静かな緊張感のある王者と挑戦者との対峙で幕を閉じた。
ロイス・キーズ&OTMとブラッドラインの戦禍はどこまで拡大するのか。
そしてペンタはレインズから王座を奪えるのか。
次回のRAWでは、さらに大きな衝突が待っていそうだ。