スーパー・タイガー、澤田敦士の仕掛けた“前哨戦”を正面突破8・27SSPW後楽園

両国ハンバーグRIKISHI

 8月27日(木)、東京・後楽園ホールで開催される「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.40」で、スーパー・タイガー&竹田誠志組の保持するSSPW認定タッグ王座に澤田敦士&関本大介組が挑戦する。

 決戦を直前に控えた8月某日、王者スーパー・タイガーが挑戦者・澤田が経営する「両国ハンバーグRIKISHI」に姿を現した。


 RIKISHIは2024年12月、両国駅から徒歩1分、両国国技館にもほど近い場所にオープンしたハンバーグ店。店先には土俵が設けられ、店内は38席を備える。澤田はプロレスラー、我孫子市議会議員に加え同店のオーナーを務め、公務のない日は早朝から自ら肉をこね、厨房にも立ってきた。プロレスラーや力士も訪れるこの店は、澤田にとって現在もう一つのホームとなっている。

 決戦を前にスーパーが敵地に赴く発端となったのは7月16日の対戦カード発表会見。ここで澤田が王座を奪いベルトをRIKISHIに飾りたいと語れば、スーパーは竹田と防衛して同店で祝勝会を開くと言い返す。

 このやり取りを受け、そこは“売名王”の名も持つ澤田、報道されることを見越してかスーパーを自店へと呼び出した。試合を前にした敵からの呼び出しをいぶかったスーパーだが、ここは祝勝会場の下見および敵情視察とばかり、この日RIKISHIに足を踏み入れた。

5・27 後楽園ホール大会で因縁勃発

 両者の因縁は5月27日の後楽園ホール大会で生まれた。スーパーは関本と組み、間下隼人&澤田組と対戦。約1年3ヵ月ぶりの出場となった澤田は序盤攻め込まれる場面もあったが、関本に逆水平チョップを連打し、柔道仕込みの投げで応戦する。スーパーもサッカーボールキック、ローリングソバット、バックドロップで攻め込み、両者は一歩も譲らない。

 終盤、澤田は払い腰を連発してスーパーをマットに叩きつけると、一気にそこから腕十字固め。逃れんとしたスーパーだが、澤田が腕を伸ばし切ってギブアップを奪い、長期欠場明けの澤田が勝利した。

 澤田は試合後、「おい、スーパー・タイガー、俺は久しぶりの試合だぞ」と挑発。そして「ベルトを持ってるらしいな」と続けると、帰らんとしていた関本を呼び止めタッグ結成を呼び掛け。関本はこれに握手で応じ、敗北を喫したスーパーは避けられない流れとなり挑戦を受諾。王者でありながら今大会で雪辱を期す、タッグ選手権試合が決定した。

会見で深まる因縁からRIKISHIへ

 7月の会見では、澤田が「よくこれで佐山先生のリングでベルトを巻いていられるな」と再びスーパーを挑発。スーパーも「情けない」と敗北を受け止め、初代タイガーマスク、引退した兄弟子・四代目タイガーマスクから受け継ぐ責任を力に変えたいと誓った。

 RIKISHIで一風変わった“前哨戦”となったこの日、澤田は自ら厨房に立ち、メニューにはない総重量5キロ・20個を使った特製ハンバーグタワーを用意しスーパーを待ち受ける。

「お前の本気を見せてみろ」

もてなす気などない。
とても食べ切れない量を準備し、スーパーに“勝負”を仕掛ける。

「ハンバーグを焼くのも全部食べるのも技術のうち。お前、全部食えんのか!?」

 鋭い目線のまま、スーパーは言葉を発することなく用意されたハンバーグを切り分け食べ進める。だがタワーはなかなか減っていかない。

「それがお前の本気か。それが佐山イズムか!?」

 ここでも澤田の挑発にあい、途中でペースダウンも見られたスーパーだが、和風ガーリック、ビーフシチュー、トマトと店自慢のソースで味を変えていき見事完食。

 店のPRを狙った澤田の策略にはまってしまった感はあったが、付きつけられた難題を乗り越え、スーパーは前哨戦をクリアした。

 しかし、リングで受けた屈辱はやはりリングで返すのがストロングスタイルの流儀。
 5月に喫したギブアップ負けが消し飛ぶほどの勝利で、澤田を退けスーパーは王座を守らなければならない。

「普段リングに上がってない人間が、簡単に挑戦できるベルトではない」

 7月の会見でパートナーの竹田が発したこの言葉を、スーパーはタイトルマッチで証明に掛かる。

 はたしてRIKISHIは祝勝会の場となるのか、あるいは新王者がベルトを飾り店の新たな名物となってしまうのか。

■両国ハンバーグRIKISHI
〒130-0015 東京都墨田区横網1丁目3-20 1階
両国江戸NOREN内
電話番号:050-5487-2751

対戦カード・大会概要
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