[週刊ファイト8月27日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼将軍KYワカマツ(84) 車椅子ウルトラセブン(71)高杉正彦デビュー50周年
photo & text by buffy0628 編集部編
・稀有な体験 湘南プロレス横浜にぎわい座・のげシャーレ150人超満員
・トリ笹村あやめ&アンディ・ウー 20分時間切れジョータ&ナカ・シュウマ
・将軍ワカマツ、高杉正彦と戦ってきた男が、今度は息子と組む10年の時間
・隠れたボーナストラックとは何か? アブドーラ・小林-広田さくらの妙技
・クワイエット・ストームの剛腕に元パンクラス・伊藤崇文が沈む第1試合

■ 湘南プロレス 高杉正彦デビュー50周年記念大会
日時:8月15日
会場:神奈川・横浜にぎわい座・のげシャーレ(小ホール)
観衆130人(超満員札止め)
稀有な体験 湘南プロレス横浜にぎわい座・のげシャーレ150人超満員
さまざまな縁から、湘南プロレスは取り上げている本誌なのである。
▼湘南プロレス横浜大会!!ウルトラセブン組快勝-IWAジャパン浅野会長来場
▼湘南プロレス横浜大会!!ウルトラセブン組快勝-IWAジャパン浅野会長来場
トリ笹村あやめ&アンディ・ウー 20分時間切れジョータ&ナカ・シュウマ
<第4試合 20分1本勝負>
△アンディ・ウー 笹村あやめ
時間切れ引き分け
△ジョータ ナカ・シュウマ



この日、お客さんは84歳の将軍KYワカマツがリングに立つ姿にひれ伏し、すでに車椅子だとは知っていたものの、やはりウルトラセブンのマスクをかぶって出てきた高杉正彦のデビュー50周年を見届けるために集ったのだ。
しかし、それをメインにしてしまったら、さすがにプロレス大会にはならない。
ここはハイレベルな試合を魅せてお客さんを満足させて帰路に着かせないといけないわけだから、いやはや責任重大のお仕事である。
笹村あやめ、素晴らしいなぁ。本誌が「凄い!」と活字に残すことがどういう意味を持っているかは、ちゃんと[ファイトクラブ]の会員諸氏なら説明は要らないだろう。


横浜の小さな会場が超満員になったことが肝なのではない。「湘南プロレス、面白かった。次もまた来よう」と思わせたことが要なのである。
将軍ワカマツ、高杉正彦と戦ってきた男が、今度は息子と組む10年の時間
<高杉正彦デビュー50周年記念試合 20分1本勝負>
○雷神矢口 松﨑和彦
15分51秒 パウダー攻撃⇒反則勝ち
高杉祐希 ●将軍KYワカマツ



8月15日、横浜にぎわい座・のげシャーレで『高杉正彦デビュー50周年記念大会』が開催された。
50周年という大きな節目だが、今回の大会を語る上で重要なのは、2017年の40周年、2022年の45周年から続く10年間のドラマだ。
2017年の40周年大会では、大仁田厚&高杉正彦&高杉祐希と、将軍KYワカマツ&雷神矢口&松﨑和彦が対戦。
高杉正彦と国際プロレス時代から縁のあるワカマツが敵として立ち、その隣には雷神矢口、松﨑和彦。そして高杉側には息子・高杉祐希。この時点で「高杉正彦の歴史」と「高杉祐希の次世代」、そして「昭和プロレスを知るワカマツ」という今回につながる構図が生まれていた。
2022年の45周年大会では、ワカマツが80歳で登場。
高杉正彦の45周年と高杉祐希の10周年を祝うため、マシン軍団を結成して高杉親子&雷神矢口と対戦した。
試合は高杉祐希がマシンセブンからフォール勝ち。40周年では父・高杉正彦が中心だった物語が、45周年では少しずつ息子へ移っていった。そしてワカマツは、その流れを見届ける存在となった。
そして2026年。50周年記念試合は、高杉祐希&将軍KYワカマツvs雷神矢口&松﨑和彦というカードになった。
40周年では父・高杉正彦がリングに立ち、45周年でも高杉親子が並んだ。しかし50周年では、高杉正彦本人に代わって高杉祐希が記念試合を戦う。しかも、そのパートナーがかつて父親と戦ったワカマツ。
「高杉正彦と戦ってきた男が、今度は高杉の息子と組む」
ここに10年間の時間が凝縮されていた。
試合は15分51秒、パウダー攻撃による反則決着。実に湘南プロレスらしい、最後まで昭和プロレスの匂いを残した結末だった。
隠れたボーナストラックとは何か? アブドーラ・小林-広田さくらの妙技
<第2試合 20分1本勝負>
○アブドーラ・小林
7分28秒 ふらふらドーン式エルボードロップ⇒体固め
●シン・広田・葛飾さくら



なんかとてつもない貴重カードを見た。アブドーラ・小林が長くトップでいる理由も、いかに広田さくらが職人芸の域であるかも納得させられたのであった。
クワイエット・ストームの剛腕に元パンクラス・伊藤崇文が沈む第1試合
<第1試合 20分1本勝負>
○クワイエット・ストーム
9分13秒 50㎝腕ラリアット⇒片エビ固め
●伊藤崇文
