ドミニク・ミステリオ悪役転向理由説明AAA『ベラノ・デ・エスカンダロ』第3夜

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 8月8日の「AAA Verano de Escándalo Night 3」は、アグアスカリエンテスのArena San Marcosで開催された。3夜連続で行われた「Verano de Escándalo」の最終夜となった今回は、試合数を3試合に絞り、今後のストーリーを進展させるセグメントを中心とした構成となった。

 オープニングでは、AAAラテンアメリカ王座決定戦進出権を懸け、エル・フィスカル、サイコ・クラウン、クルス・デル・トロがトリプルスレットで激突。序盤はサイコ・クラウンとクルス・デル・トロが一時的に共闘してエル・フィスカルを攻撃するが、クルスが突然エル・フィスカルを裏切って場外へ排除。サイコ・クラウンとの一騎打ちに持ち込むと、両者が激しい攻防を繰り広げた。終盤、サイコ・クラウンがクルスにエプロン上でサイコドライバーを決める一方、場外ではエル・フィスカルを巻き込んだ乱戦が発生。そこへ観客席から謎の覆面男が乱入した。

 テキサス・チェーンソー・マサカー(悪魔のいけにえ)を思わせるオーバーオール姿の男は、サイコ・クラウンをチョークで絞め上げると、椅子へのチョークスラムまで敢行。サイコ・クラウンを戦闘不能に追い込んだ。残ったエル・フィスカルとクルス・デル・トロの一騎打ちとなり、クルスのスーパープレックスをエル・フィスカルがアバランシュスラムに切り返す。そして最後はフロッグスプラッシュを決めて3カウント。エル・フィスカルがTripleManía 34で行われるAAAラテンアメリカ王座決定4WAYへの進出を決めた。これで決定戦進出者には、すでに出場を決めているラ・パルカ、エル・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.にエル・フィスカルが加わった。残る1枠を懸け、次週はオモス、ダミアン・プリースト、ガレノによる対戦が組まれている。

 第2試合では、ジャック・カートウィールとノイジー・ボーイがシングルマッチで対戦。序盤から両者が高速のカウンターと回避技を繰り出し、スプリングボードカッターやハリケーンラナなど、ノイジー・ボーイの攻撃に対してカートウィールもクルシフィックスボムやスペース・フライング・タイガードロップで反撃した。最後はジャック・カートウィールがトップロープからブラックアローを決めて勝利。しかし試合後、カルメン・ペトロビッチとロス・ペロス・デル・マルが乱入。ノイジー・ボーイを排除すると、カートウィールを4人がかりで袋叩きにした。

 ダガはマイクを握り、「今のAAAの選手は弱い。だからロス・ペロス・デル・マルが戻ってきた」と宣言。「ルールを作るのは俺たちだ」と豪語し、「Once a dog, always a dog」とアピールした。そしてダガが紹介したのが、オリジナルメンバーのダミアン666だった。ケンドースティックを手に登場したダミアン666は、ロス・ペロス・デル・マルのシャツとドッグタグを受け取ると、「God forgives, but Los Perros don’t」と叫び、観客とともに合唱。正式にロス・ペロス・デル・マルへ復帰した。

 メインイベントはAAAレイナ・デ・レイナス王座戦。王者フラマーがラ・カタリーナ、レディ・シャニを相手にトリプルスレットで防衛戦を行った。序盤はレディ・シャニとラ・カタリーナが共闘してフラマーを攻撃。しかし、3カウントを奪う機会が訪れると両者の間にも緊張が生まれ、次第に三つ巴の攻防へと発展した。シャニのショルダーブロックやエッジオマチック、フラマーのダブルストンプ、カタリーナのゴリー・スペシャルやトップロープからのボディプレスなど、目まぐるしい攻防が続く。

 終盤、ラ・カタリーナが場外でフラマーにスピアを決め、リング内ではシャニとカタリーナが激しくぶつかり合う。シャニがバックスタバーを決めて2カウント、さらにカタリーナがヒップアタックからランニングニーを叩き込む。しかし、ここでフラマーが背後からカタリーナをリング外へ放り出すと、リング内に残されたシャニを即座にカバー。3カウントが入り、フラマーが王座防衛に成功した。

 番組では試合以外にも大きな動きが続いた。

 レイ・ミステリオは、WWE「Raw」が約15年ぶりにメキシコで開催されることを発表。さらにローマン・レインズが保持する世界ヘビー級王座への挑戦者を決めるため、Raw、SmackDown、AAAのルチャドールが参加するトーナメントを開催する構想を明らかにした。

 また、ドミニク・ミステリオはアンドレア・バザルテのインタビューに登場し、エル・グランデ・アメリカーノを裏切った理由を説明。ドミニクは、自分がロス・ペロス・デル・マルの一員なのかと疑われた瞬間に信頼を失ったと主張。「俺はペロスではない」と反論しながら、レイ・ミステリオがGMに就任したことへの不満もあらわにした。

 さらにドリアン・ロルダンと同盟を結んだ理由について、「親に嫉妬される息子の気持ちを理解できるのはドリアンだけ」と説明。オモスが自分の背後を守ると明言し、自らを「キング・オブ・ザ・ルチャドールズ」と称した。そしてTripleManía 34では、ドミニク・ミステリオとエル・グランデ・アメリカーノがAAAメガ王座を懸けて対戦することも正式決定。インタビュー中にはリブ・モーガンも姿を見せ、ドミニクとともに退場した。

 3夜連続となった「Verano de Escándalo」は、最終夜こそ試合数を絞ったものの、TripleManía 34へ向けたタイトル戦線に加え、ロス・ペロス・デル・マルの再始動、ダミアン666の復帰、ドミニク・ミステリオとドリアン・ロルダンの同盟など、今後のAAAを大きく動かす展開が集中した大会となった。

■ AAA Verano de Escándalo 第3夜
日時:2026年8月8日(土)(放送日)
会場:メキシコ合衆国アグアスカリエンテス・アレナサンマルコス

<AAAレイナ・デ・レイナス王座トリプルスレット>
○フラマー
 9分09秒 ピンフォール
●レディ・シャニ
●ラ・カタリーナ
※フラマーが王座防衛

<シングルマッチ>
○ジャック・カートウィール
 4分31秒 ブラックアロー
●ノイジー・ボーイ

<AAAラテンアメリカ王座決定戦進出権トリプルスレット>
○エル・フィスカル
 7分48秒 フロッグスプラッシュ
●クルス・デル・トロ
●サイコ・クラウン
※エル・フィスカルがTripleManía 34のAAAラテンアメリカ王座決定4WAY進出

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