BRAVE Combat Federation(BRAVE CF)の殿堂入りメンバーであり、“ザ・ローリング・ライオン”の異名を持つカルロス・クレマー氏が、インドの新鋭オワイス・ヤクーブを「インドMMA界の次なる世界的スター」と高く評価した。
ヤクーブは、8月1日にブルガリア・ブルガスで開催された「BRAVE CF 107」の68キロ契約試合で、地元ブルガリアのデリヤン・ゲオルギエフと対戦。1ラウンド4分00秒、TKO勝利を収めた。
試合開始から28歳のヤクーブは前進を続けながら鋭いコンビネーションを次々とヒットさせ、ゲオルギエフに自分のリズムを作らせないまま試合を支配。猛攻を受け続けたゲオルギエフを見たレフェリーが試合を止め、ヤクーブはBRAVE CFでの連勝をさらに伸ばした。
試合後、チーム・ハビブ所属のヤクーブは、現BRAVE CFライト級王者アブディサラム“オモク”・ウール・クバニチベクへの挑戦をアピールし、自身が王座挑戦の準備はできていると宣言した。
クレマー氏は大会後、次のように語った。
「オワイスは、なぜ多くの人々がインドMMAに注目しているのかを証明し続けている。
彼が見せる一つひとつのパフォーマンスは、本人だけでなく、インドMMA全体にとっても前進を意味している。」
この評価には大きな重みがある。
クレマー氏はBRAVE CF殿堂入り第1号であり、MMA史上最も多くの国でケージアナウンサーを務めてきた人物でもある。38カ国にわたるMMAの発展を間近で見続けてきた経験から、世界各地で活躍する選手たちを数多く見届けてきた。
そのクレマー氏は、ヤクーブの成長が世界におけるMMAの発展と重なるものだと評価している。

伝説的王者ハビブ“ジ・イーグル”・ヌルマゴメドフの指導を受けるヤクーブは、レスリングを軸にした安定した試合運び、正確な打撃、そして高い運動量を武器に、インドを代表するMMAファイターへと成長してきた。
クレマー氏はさらに、
「私は世界中のあらゆる国のファイターを紹介してきたが、オワイスには次の世代へ夢を与えられる資質がすべて備わっている。
彼は単に試合に勝っているだけではない。インドMMAがどこまで到達できるのか、その可能性を示している。」
と絶賛した。
またクレマー氏は、ヤクーブがInstagramのフォロワー100万人を突破したことを祝福するとともに、2026年のインド国内MMAランキングでトップに立っていることにも言及した。
クレマー氏は、これらの実績は単なる数字ではなく、ヤクーブがインドMMAの知名度向上に大きく貢献し、インド人ファイターも世界最高峰で戦えることを証明している証だと評価している。