マット・ハーディ王座返上!新リーグ戦開始!TNAインパクト・レスリング

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 10月7日(放送日)のTNAインパクト・レスリングは、激震が走った。TNA年間最大大会「バウンド・フォー・グローリー」で遂にTNA世界ヘビー級王者になったマット・ハーディに対し、前王者イーサン・カーターⅢが、裁判所に訴えたのだ(※当然、アングル)。それは元々、ドリュー・ギャロウェイとのシングルマッチ王座戦という事で契約書にサインしたのに、ディクシー・カーター社長がマットも含めた突然3WAYマッチに変更した事、その試合を裁いた特別レフェリーのジェフ・ハーディがマットの実弟という事もあり、フェアに裁かなかった事を理由に、マットの王座戴冠は無効にしろと、TNAとマットを訴えた。その裁判の為、マットは12月まで番組に出演出来ず、このまま番組が停滞する事を案じたマットは、TNAの為に一時的に王座を返上する事を決意した。

 その為、王座が空位になった事を受け、ディクシーは、現在の選手たちでワールドタイトルシリーズというリーグ戦の開催を決定。チャンピオン、ワイルドカード、UK、そしてノックアウツという4つのブロック分けして、まず4人でリーグ戦を行い、勝ち上がってきた選手で、王座戦線を争うという形になった。会社を訴えたイーサン・カーターⅢは、こんな事をしながら厚顔無恥に参戦。また、今週の番組のメインではボビー・ラシュリーがミスター・アンダーソンを倒し、得点を獲得したが、このリーグ戦はまだまだ始まったばかり。今後、誰が優勝するのか?そして王座を返上したマットはどう動くのか?今後のTNAマットから目が離せないだろう。

 また恒例の英国ツアーの開催も正式発表。2016年1月にイギリスとアイルランドを回り、マンチェスター、ロンドン、バーミンガムではテレビテーピングを行う事になった。現在、アメリカでも4社のテレビ局と交渉中であり、来年以降も放送を継続に向けて動いている。

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■ TNA Impact Wrestling 
日時:2015年10月7日(放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド

<ワールドタイトルシリーズ>
○ボビー・ラシュリー
 ピンフォール
●ミスター・アンダーソン

<ワールドタイトルシリーズ>
○アメージング・コング
 ピンフォール
●マディソン・レイン

<ワールドタイトルシリーズ>
○ロックスター・スパッド
 ピンフォール
●グラド

<ワールドタイトルシリーズ>
○ブルック
 ピンフォール
●ゲイル・キム

<ワールドタイトルシリーズ>
○ドリュー・ギャロウェイ
 ピンフォール
●ブラム

電子書籍版は金曜9日発売『週刊ファイト10月15日号』に収録されました。
週刊ファイト10月15日号馳浩大臣秘話RIZIN全容Ray加藤悠パンクラスULTIMATE柔道

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現地時間水曜6月24日夜に放送された『Impact Wrestling』で信じられない事件が起こった。創設者ながらクビにされていた現・新団体GFWの旗揚げツアーに奔走中のジェフ・ジャレットとカレン(元カート・アングル妻)が、犬猿の関係であるTNA番組に復帰、ライバル団体となるGFWの宣伝までしたのだから驚かない方がウソになる。AJスタイルズが断った都合「TNA殿堂入りのため」は資格があるが、どうやら一回限りでなく”ダブルJ”の復帰は続く模様。久しぶりのPPV大会となる6・29『スラミバーサリー』に出陣するのみならず、7・24GFWのラスベガスTV収録大会にはTNAからマグナスが参戦する。
 存続危機にあるTNAを、GFWが買収する噂までも飛び出すが、ダブルJの後ろにはカントリー歌手の大物トビー・キースの財力があるだけに、TNAの行方と併せてなにがどう転ぶのか。