[週刊ファイト6月11日期間] [ファイトクラブ]公開中
▼『内藤哲也-清宮海斗』刺激的初邂逅! 『NEO GLOBAL TAG LEAGUE』
photo & text by 鈴木太郎
・6年振りGTL開催背景は、強い王者の台頭アリ
・清宮&晴斗希が内藤&BUSHI撃破! 『内藤vs.清宮』7・18大阪決定
・メイン級扱いもセミだったのは、内藤のコンディション問題?
・内藤は両国OZAWA戦の悪夢を払底できるか
・『清宮vs.内藤』正式決定も、不安ナシの理由とは?
・見せた圧巻情熱〆! 征矢&飯野危なげなく丸藤&拳王正面突破!
・ノア参戦約1ヶ月で観衆のハートを掴んだ飯野
・DDT-NOAH間の人事交流成功例は健在
・公式戦連敗スタートも白熱”ラダー論争”手本見せたOZAWA
・自ら転落する形で、セコンドの重要性を証明したOZAWA
・杉浦貴ここ一番奥の手ウラカンラナでGood Brothers撃破
■ プロレスリング・ノア『メルカリPresents NEO GLOBAL TAG LEAGUE 2026』
日時:2026年05月30日(土) 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1296人
2026・5・23から約1ヶ月間にわたり行われるプロレスリング・ノアのタッグリーグ戦『NEO GLOBAL TAG LEAGUE』。2008年に『GLOBAL TAG LEAGUE』という名称でスタートしたノアのタッグリーグ戦は、コロナ禍で全試合無観客開催となった2020年大会以降開催されてこなかったものの、2024年の『Victory Challenge Tag League』を経て、2026年に6年ぶりとなる名称復活を果たした。
ノアで長らくタッグリーグ戦が開催されてこなかった背景には、2020年以降はタッグ王者が頻繁に入れ替わった事も大きいのかもしれない。無観客試合のコロナ禍で興行を続けていた2020年4月にイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.&レネ・デュプリ組が第53代王者に就いてから、2026年5月現在までの間に延べ24組のタッグ王者チームが誕生しているものの、そのうち、防衛回数0回で王座を手離したチームは実に10組にも及ぶ。防衛1回のチームを含めると18組に達する事から、この約6年間でノアのヘビー級タッグ王座戦線が変動し続けている事情が分かるのではないだろうか? タッグリーグ戦というものは、強いタッグチームを決める目的以上に、タッグ王座の次期挑戦者決定戦という側面が強く出てしまうものである。つまり、タッグ王者として確固たる地位を築いているチームがいなければ、リーグ戦を開催するだけの動機には繋がりにくい。2024年に久方ぶりの開催となった『Victory Challenge Tag League』も、ジャック・モリスvsアンソニー・グリーン組がタッグ王座を保持して、長期政権を築く気配が強く見られたことも、開催の動機を高めるものだったと筆者は考えている。


清宮&晴斗希が内藤&BUSHI撃破! 『内藤vs.清宮』7・18大阪決定
<セミファイナル メルカリPresents NEO GLOBAL TAG LEAGUE 2026 Aブロック公式戦>
内藤哲也 ●BUSHI 【得点】4点(2勝1敗0分)
15分24秒 スカイウォークエルボー⇒片エビ固め
○清宮海斗 晴斗希 【得点】2点(1勝1敗0分)


そして、約6年ぶりに『GLOBAL TAG LEAGUE』の名称が復活した今回の『NEO GLOBAL TAG LEAGUE』において、タッグ王者として闘うチームが内藤哲也&BUSHI組である。2026年元日の日本武道館大会で同王座を獲得した内藤とBUSHIは、これまでに3度の王座防衛に成功。BUSHIはJrヘビー級の選手であり、ノア参戦以降に内藤のコンディションの悪さに対する批判や指摘が集まっている状況ではあるものの、近年目まぐるしく王者が入れ替わり続けた反面、軸が無かったノアのヘビー級タッグ戦線において話題を作れる外敵として存在感を高めていることは事実だろう。

5・23京都、5・24大阪と関西で公式戦を終えたリーグ戦は、この日、中盤戦に差し掛かるタイミングで後楽園ホールを舞台に全4試合が行われた。内藤哲也と清宮海斗が相対する『内藤哲也&BUSHIvs.清宮海斗&晴斗希』の一戦は今大会のセミファイナルに起用されたのだが、大会のビジュアルには内藤とBUSHIが起用されるなど、実質メインイベントのような扱いが成されていた。これまでであれば、このカードをメインイベントに据える決断に時間は要しなかったと思うが、『丸藤正道&拳王vs.征矢学&飯野雄貴』をメインにしたのは、内藤の積み重なったコンディション不良を考慮しての采配だったのだろうか?