天山広吉8・15両国で引退 対戦相手は「いっちゃうぞ?」まだ言わない

 5月11日、新日本プロレス事務所で行われた会見で、天山広吉が現役引退を発表した。腰と膝の負傷による長期欠場が続いており、復帰を目指してリハビリを重ねてきたが「現役続行は難しい」と本人から申し出があり、会社側もこれを了承。引退試合は8月15日(土)両国国技館大会『G1 CLIMAX 36』で行われる。

 会見には棚橋弘至社長も同席し、「長年にわたり新日本を支えてくれた功労者。引退後も所属として芸能活動を続けていく予定」とコメント。天山は「新日本でやってこられて本当に幸せ。あともう一試合、しっかり体を作って臨みたい」と語った。

 引退理由となったのは、昨年手術を受けた腰椎の脊柱管狭窄症。術後も足のしびれが残るなど完全回復には至らず、「お客様に納得してもらえる試合を見せられない」と決断したという。
 また、引退試合の相手については「タッグよりシングルでやりたい」と希望を示しつつ、「あの男かな…。名前はアレですけど、『いっちゃうぞ』かな…」と、長年の相棒を思わせる含みのある言い方でヒントを残した。
 さらに会見では、2004年のG1クライマックス決勝で死闘を繰り広げた棚橋弘至社長の名を挙げる場面もあり、“最後の相手” をめぐる注目が一気に高まった。


▲写真は、2004年G1CLIMAXのリーグ戦より(2004.8.8大阪)

 天山は1991年に松田納戦でデビュー、1995年に凱旋帰国。蝶野正洋と結託し、ヒールユニット「狼群団」「nWoジャパン」「TEAM 2000」へと合流。2003年・2004年のG1連覇など数々の名勝負を残した。
 引退後は新日本プロレス所属のまま、若手への助言やメディア出演などを通じて団体を支える予定だ。

 「プロレスラーになれたこと自体が奇跡。最後まで新日本で終われるのが何よりの幸せ」と語った天山。36年のキャリアに幕を下ろすその日、両国のリングに再び“猛牛”が立つ。