[週刊ファイト4月9日期間] [ファイトクラブ]公開中
▼RISE ELDORADO2026:大﨑孔稀、那須川龍心らが切り開くRISE新章
Photo:大島慶山+(C)RISE by 野村友梨乃
・両国決戦の幕開け:王座と世代がぶつかるRISE最大級イベント開催
・大﨑孔稀、3年半越しの世界戴冠:RISE世界バンタム級王座を奪取
・那須川龍心、公開採点大差の劣勢の中、大逆転KOで2階級制覇達成
・中村寛、世界の強豪ムエタイ戦士をヒザ蹴りと左フックで初回衝撃KO
・新王者誕生と、若き台頭:RISEが迎えた“時代の転換点”と今後の未来
▼KO率75%大会!全日本キックボクシング協会“SAMURAI WARRIORS 挑戦 5th”
▼ONEルンピニー:陽勇がKO連勝更新!ラウェイ無敗戦士は階級上げ惜敗
■ RISE ELDORADO 2026
日時:2026年3月28日(土)
会場:両国国技館(東京都墨田区横網1丁目3-28)
<第12試合 RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分5R延長1R>
○大﨑孔稀(OISHI GYM/第8代RISEバンタム級王者)
判定 0-3(46-50、45-50、46-49)
●志朗(BeWLLキックボクシングジム)
<第11試合 第4代RISEスーパーフライ級(-53kg)王座決定戦 3分5R延長1R>
○那須川龍心(TEAM TEPPEN/同級1位、第3代RISEフライ級王者、ISKA K-1ルール世界ストロー級王者)
5R 1分17秒 3ノックダウン⇒KO
●長谷川海翔(誠剛館/同級3位、第4代DEEP☆KICK-53kg王者)
<第10試合 SuperFight! -59kg契約 3分3R延長1R>
○安本晴翔(橋本道場/第6代RISEフェザー級王者、S-cup 2025 世界王者)
判定 3-0(30-29、30-29、30-29)
●寺田匠(team VASILEUS/第6代K-1 WORLD GPフェザー級王者)
<第9試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R>
○原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM/ISKA世界ライトウェルター級王者、第6代RISEライト級王者)
判定 3-0(29-28、29-26、30-27)
●笠原弘希(日本/シーザージム/第3代SB日本ライト級王者)
<第8試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R>
○YURA(日本/ダイアタイガージム/RISEスーパーライト級5位)
3R 2分55秒 右ストレート⇒KO
●イ・ソンヒョン(韓国/RAON/第4代RISEミドル級王者、第2代RISEライト級王者)
<第7試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R>
○ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9/GLORY世界フェザー級王者、初代RISE世界スーパーライト級王者)
判定 3-0(30-28、29-28、29-28)
●エイブラハム・ヴィダレス(メキシコ/Living legacy/GLORYフェザー級2位)
<第6試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R>
○ミゲール・トリンダーテ(ポルトガル/Mamba Fight Club/GLORYフェザー級1位)
本戦 判定 0-1(29-29、28-29、29-29)
延長 判定 3-0(10-9、10-9、10-9)
●ベルジャン・ペポシ(アルバニア共和国/Valon team/GLORYフェザー級3位)
<第5試合 SuperFight! -66kg契約 3分3R延長1R>
○カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー/元ONEバンタム級キックボクシング世界王者、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級1位)
本戦 判定 0-1(29-29、29-29、28-29)
延長 判定 0-2(10-10、9-10、9-10)
●白鳥大珠(日本/TEAM TEPPEN/第5代RISEスーパーライト級王者)
<第4試合 SuperFight! -61.5kg契約 3分3R延長1R>
○中村寛(日本/BK GYM/RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kgトーナメント王者、第8代ライト級王者)
1R 2分40秒 左フック⇒KO
●ペットエジア・バンセーンファイトクラブ(タイ/バンセーンファイトクラブ)
<第3試合 狂犬 Final Match スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R>
○國枝悠太(Never mind/9+nine plus lab/フェザー級4位)
判定 0-2(28-29、28-29、29-29)
●森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK)
<第2試合 ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R>
○髙木覚清(RIKIX/同級3位)
判定 3-0(29-28、30-28、30-29)
●稲井良弥(TARGET大森/ウェルター級3位、ISKAオリエンタルルール日本スーパーウェルター級王者)
<第1試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R>
○鈴木真彦(TEAM 寿/同級3位、第7代RISEバンタム級王者)
1R 2分24秒 右ストレート⇒KO
●伊東龍也(HAYATO GYM/同級7位)
<プレリムファイト第3試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R>
○正木翔夢(OISHI GYM/同級11位)
判定 3-0(30-26、30-26、30-26)
●松田虎之介(TARGET/元Innovationフライ級王者)
<プレリムファイト第2試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R>
○AIRA(ダイアタイガージム)
判定 0-3(26-30、26-30、27-30)
●松本悠希(K’growth)
<プレリムファイト第1試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R>
○久郷トオル(team EDEN/Stand up 全日本選手権大会 Aクラス トーナメント -65kg級優勝)
判定 0-3(27-30、27-30、28-30)
●遠藤拓(TAKU GYM)
両国決戦の幕開け:王座と世代がぶつかるRISE最大級イベント開催
2026年3月28日、東京・両国国技館で開催された『RISE ELDORADO 2026』は、年間最大級のビッグイベントにふさわしく、タイトルマッチとハイレベルなカードが並ぶ“濃密な一夜”となった。
メインイベントでは、王者・志朗に挑戦者・大﨑孔稀が挑む世界バンタム級タイトルマッチが組まれ、世代と意地がぶつかる大一番に。さらにセミファイナルでは那須川龍心が王座決定戦に臨むなど、RISEの次代を担うファイターたちが大舞台でその実力を証明する機会となった。
また、GLORYとの連動企画やトップ戦線の実力者同士による対戦も組まれ、国内外の強豪が交差する構図も色濃く表れた今大会。王座の行方、世代交代、そして新たなスターの台頭――RISEの“今”と“これから”を映し出す大会となった。

▼新日本キック世界に続き日本王座も流出
大﨑孔稀、3年半越しの世界戴冠:RISE世界バンタム級王座を奪取
<第12試合 RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分5R延長1R>
○大﨑孔稀(OISHI GYM/第8代RISEバンタム級王者)
判定 0-3(46-50、45-50、46-49)
●志朗(BeWLLキックボクシングジム)
2026年3月28日(土)、東京・両国国技館で開催されたRISE ELDORADO 2026のメインイベントは、RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチという形で実現した、大﨑孔稀と志朗による待望の再戦であった。両者の初顔合わせは2022年10月のことで、その際は延長戦の末に志朗が判定勝ちを収めている。以降、大﨑はひとつの引き分けを挟んで10連勝という圧倒的な結果を積み重ね、志朗の持つ王座への挑戦権を手中に収めた。一方の志朗も2023年3月にRISE世界バンタム級王座を獲得してからは防衛を重ね、2025年8月には玖村将史を退けて2度目の防衛に成功するなど、王者としての貫録を示してきた。
試合は序盤から大﨑が積極的に前へ出る展開となり、左ミドルを軸に距離を詰めながら右ストレートでプレッシャーをかけ続けた。志朗はジャブと右ローを組み合わせて距離を保ちながら対抗するも、2Rに状況が動く。大﨑がミドルから右ストレートを繰り出した際、志朗がスリップダウンとも取れる形で倒れ、レフェリーがダウンを宣告した。志朗サイドはスリップであると抗議し、3R開始後に審議が行われた結果、このダウンは取り消しとなった。しかしオープンスコアは3者とも大﨑を支持する10-9という内容であり、試合の流れは明確に大﨑が掌握していた。

3Rに局面が再び動く。志朗がボディへのパンチを散らしながら顔面を打つ展開の中、大﨑が志朗の右ストレートを見切って外し、左フックをクリーンに打ち込んで完全なダウンを奪取した。このラウンドを終えてジャッジは3者とも10-8で大﨑を支持し、試合の趨勢は決定的となった。4Rと5Rも大﨑がアグレッシブな打ち合いで主導権を維持し、飛びヒザや左フック、アッパーを随所に交えて会場を沸かせ続けた。志朗もワンツーやフックで反撃を試みたが、大﨑の固いガードを崩すには至らず、最終的に3-0の判定で大﨑が世界王座を奪取した。

マイクを手にした大﨑は「マジ最高です。めっちゃヤバいです。志朗選手に負けてから何があっても志朗選手より下って立ち位置で。でも今日たくさんの応援のおかげで最強になれたと思います志朗選手がいたから強くなれたと思うし、志朗選手がいたから気合い入っていい練習が出来たと思います。先の道があるし、もっともっと期待してもらえたら強くなるので、僕、最強になりますよ。もっと強くなるので。そしてお兄ちゃん、の弟でよかったです。最強兄弟で。世界王者になったら言おうと思ったことがあって、RWSに挑戦させてください。お兄ちゃんが獲れなかったベルト、大﨑兄弟としてもRISEとしても借りがあるので僕にリベンジをお願いします。これからぼくがもっと盛り上げていくので、目立たないけれど誰よりも実力あると思うのでもっと、もっと注目してください」と感極まりながら語り、兄・大﨑一貴と同時に世界チャンピオンに立つという大﨑兄弟の悲願達成を高らかに宣言した。

▼“今年46歳ムエタイの生きる伝説”セーンチャイ P.K.センチャイムエタイジム早くも4戦目!