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3月6日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
メキシコ最大のプロレス団体CMLLによる女子スペシャル興行「La Noche de Las Amazonas(アマゾネスの夜)」が、2026年3月6日(現地時間)にメキシコシティのアレナメヒコで開催された。国際女性デー関連イベントとして行われたこの大会には約14,000人の観客が集まり、女子レスラーのみで構成されたカードが大きな盛り上がりを見せた。
メインイベントではCMLL世界女子王座戦が行われ、挑戦者ペルセポネが王者メルセデス・モネを破り新王者に輝いた。試合は序盤からテクニカルな攻防が続き、モネはヒール戦法で観客を煽りながらスーパーキックやメテオーラで主導権を握る。しかしペルセポネはスピードを活かしたカウンターで徐々に流れを引き寄せ、中盤にはスプリングボード攻撃でモネを追い込む。終盤、ペルセポネがスプリングボード式フロッグスプラッシュを決めてクリーンに3カウントを奪取。モネの約262日間の王座保持に終止符を打ち、ペルセポネはCMLL世界女子王座初戴冠を果たした。

セミファイナルではCMLL女子世界タッグ王座戦が行われ、王者チームのジュビア・ラ・ハロチータ&Lluvia(チカス・インドマブレス)が、挑戦者の星来芽依&スターライト・キッド(Neo Genesis)を退けて防衛に成功した。試合序盤はスターダム勢のスピードと連携が際立ち、星来芽依とスターライト・キッドが空中殺法と高速コンビネーションで主導権を握る。しかし王者チームは経験値を活かして流れを変え、ジュビア・ラ・ハロチータの変形スープレックスで反撃。中盤以降はグラウンド主体の試合運びで挑戦者の勢いを封じ、最後はジュビアがフィニッシュ技を決めてピンフォール勝利。王者組は5度目の防衛を果たした。

日本から参戦した白川未奈もシングルマッチで勝利を収めた。対戦相手はメキシコの実力派セウシス。序盤はセウシスのラフな攻撃に苦しむ場面もあったが、白川はドロップキックやチョップで流れを引き戻す。中盤以降は関節技を中心としたグラウンド戦に持ち込み、腕十字や足4の字固めでダメージを蓄積。最後は得意のグロリア(変形腕ひしぎ逆十字固め)を極めてタップアウト勝利を奪った。アレナメヒコの観客から大きな歓声が送られ、白川の存在感を強く印象付けた。
女子レスラーのみで構成された「アマゾネスの夜」は、ペルセポネの王座奪取という歴史的瞬間と、スターダムやAEW勢の活躍が重なり、CMLL女子部門の現在地を示す大会となった。アレナメヒコを埋めた観衆の熱気は、女子プロレスの国際的な広がりを改めて印象付ける一夜となった。
■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2026年3月6日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
<CMLL女子王座タイトルマッチ>
[挑戦者]○ペルセポネ
1-0
[王者]メルセデス・モネ
<CMLL女子世界タッグ王座タイトルマッチ>
[王者]○ジュビア ラ・ハロチータ
1-0
[挑戦者]●星来芽依 スターライト・キッド
<シングルマッチ>
○メーガン・ベーン
1-0
●オリンピア
<シングルマッチ>
○白川未奈
1-0
●セウシス
<コパ・イルマ・ゴンサレス決勝>
○ラ・マグニフィカ
1-0
●サネリー
<タッグマッチ>
○カタリーナ サネリー
1-0
●ケイラ ガラ・ネグラ
<シングルマッチ>
○舞華
1-0
●ダーク・シルエタ
<CMLL女子ナショナルタッグ選手権試合>
[王者]スカディ ○キラ
1-0
[挑戦者]●メタリカ インディア・シウ