(C)永田裕志公式
新日本プロレスの永田裕志が2月17日、自身のSNSで父・永田昭男氏が2月3日午前11時35分に永眠したことを報告した。享年88。通夜・葬儀は近親者により営まれたという。
永田は投稿で、教員志望だった自身が突然プロレスラーを志した際、父から「もしプロレスラーになるなら勘当する」と大反対を受けたことを明かした。しかし新日本プロレス入団後は一転、誰よりも熱心な応援者となり、勝てば大喜びし、負ければ心底悔しがる存在だったと振り返った。
さらに、地元・東金大会を毎年楽しみに観戦していたこと、コロナ禍以降は施設に入りながらも気に掛け続けてくれていたこと、年明けに誤嚥性肺炎で入院していたことなど、家族としての時間を率直に綴った。
「お父さん、今まで本当にありがとうございました。天国から母親、我々兄弟家族を見守っていて下さい。合掌」と結ばれた投稿は、瞬く間に拡散。いいねは2000を超え、多くのファンが言葉を寄せた。
ネット上で最も多かったのは、「反対から全力応援へ」という親子の変化に心を打たれたという声である。
「勘当覚悟で夢を追い、結果で示した息子」「最初は反対でも最後は誇りに思っていたはず」「勝てば大喜び、負ければガッカリという姿が目に浮かぶ」といった投稿が連鎖し、涙を誘ったというコメントが相次いだ。
また、「東金大会を毎年観戦していた父の存在が尊い」「プロレスラー永田裕志の原点を感じる」「ミスター新日本の強さは家庭の支えがあったから」といった、家族への敬意を込めた言葉も目立つ。永田の誠実な報告に対し、「息子としてきちんと伝えてくれてありがとう」「家族を大切にする姿勢が好きだ」という評価も広がった。
掲示板などでも否定的な反応は見られず、「88歳まで立派に長生きした」「反対から応援に変わった話がエモい」「永田の根っこは父親だな」といった温かい書き込みが中心。過去に昭男氏が高校野球監督として指導者人生を歩んでいたことを振り返る投稿も散見され、父子それぞれの歩みが改めて共有された。
プロレスラーとしての顔とは別に、ひとりの息子として父を送り出した永田裕志。リング上で見せる強さの裏に、家族の物語があったことが、今回の投稿によって多くの人に伝わった。
88年の人生を全うした父への感謝とともに、永田裕志はこれからもリングに立ち続ける。天国から見守る存在を胸に、“nagatalock”は続いていく。
