2026年2月15日 – セルビア・ベオグラード:世界で最も急成長し、最もグローバルに展開する総合格闘技団体BRAVEコンバット・フェデレーション(BRAVE CF)は、2月14日(土)、セルビアMMA連盟との共催により開催されたBRAVE CF 104で、2026年の幕開けを華々しく飾った。
セルビア・ベオグラードのアレクサンダル・ニコリッチ・ホールでは全12試合が行われ、その大半が明確な決着で幕を閉じるなど、新シーズンの到来を力強く印象づける一夜となった。

メインイベントでは、ブラジルのベテラン、ルシアーノ・パリャーノが敵地に乗り込み、セルビアのスーパーウェルター級ニコラ・ヨクソヴィッチの待望のプロモーション初陣を打ち砕いた。ゴング直後からパリャーノは試合を完全支配。難なくテイクダウンを決め、激しいグラウンド&パウンドを浴びせ、サブミッションを狙いながらホームの大声援を沈黙させた。3ラウンドにわたりグラップリングの巧みさを見せつけ、文句なしのユナニマス判定勝ちを収めた。

セミメインでは、ヘビー級第2位のミハ・フルリッチが王座挑戦へ強烈なアピール。イタリアのサムエレ・“タンク”・ディ・グアルドを1ラウンドもかからず粉砕した。無敗のスロベニア人は右クロス一閃でディ・グアルドをマットに沈め、グラウンドでは強烈な連打を浴びせ続け、最後は強烈なエルボー連打でレフェリーが試合を止めた。
現BRAVE CFバンタム級世界王者ボリスラフ・ニコリッチは凱旋試合で存在感を誇示。64kgキャッチウェイト戦でポルトガルのマテウス・マルタと対戦し、序盤はマルタの執拗なテイクダウンに苦しむ場面もあったが、リズムを掴むとボクシングコンビネーションを連発。2ラウンド、豪快なノックアウトで母国ファンを熱狂させた。
ライト級上位ランカーのラマザン・ギティノフは、アルトゥール・アルチュニャンとの激戦を制した。序盤は得意のレスリングで優位に立ったが、2ラウンドにはアルチュニャンがボディ攻撃で反撃。終盤、ギティノフはバックを奪いリアネイキッドチョークを狙うなど巻き返し、スプリット判定で接戦をものにした。
セルビアのヨヴァン・レカは、ヘビー級のチャーリー・“カンフー・パンダ”・ミルナーを相手に圧巻のBRAVE CFデビュー。開始直後に左フックでダウンを奪い、猛攻からアームトライアングルチョークで一本勝ちを収めた。
ダブレット・カラタエフは77.6kgキャッチウェイト戦で第6位ヤン・ベルスをストップし、BRAVE CF初勝利。ボディへの強打で崩し、追撃の連打でレフェリーが介入した。
女子バンタム級ではニナ・ニコリヤ・“クイーン・ビースト”・ミロシェヴィッチがディナ・“ブラック・キャット”・オスマンを圧倒。序盤からサブミッションを仕掛け、後半は打撃でも優勢。最終ラウンドにはリアネイキッドチョークでフィニッシュ寸前まで追い込み、ユナニマス判定勝ちを挙げた。
この夜最大の波乱は、無敗ヘビー級ダニーロ・ヴォイヴォドキンのデビュー戦敗退だった。ジョルジアのゲナディ・ジョルジョリアニが序盤からプレッシャーをかけ、右フックでダウンを奪うとエルボー連打でTKO勝ちを収めた。
オグニェン・ミチョヴィッチはスーパーライト級でルシアン・“カーフ・キラー”・ドラゴミルにアナコンダチョークで一本勝ち。クルバン・イドリソフは73kgキャッチウェイト戦でアルテム・ブロイチクをヒザ蹴りからの連打でストップした。
さらに、キックボクシング王者ニコラ・トドロヴィッチはコンスタンティン・クレツにギロチンチョークで一本勝ち。大会オープニングではキンガ・イェンドラシクがスチカ・タリヤルとの接戦を制し、ユナニマス判定勝ちを収めた。
BRAVE CF 104は、フィニッシュの連続と地元ファンの熱狂に包まれた一夜となり、2026年の激動を予感させる大会となった。
■ BRAVE CF 104
日時:2026年2月15日(現地時間)
会場:セルビア・ベオグラード
<スーパーウェルター級>
○ルチアーノ・パルハーノ
判定 3-0(30-26、30-27、30-25)
●ニコラ・ヨクソヴィッチ
<ヘビー級>
○ミハ・フルリッチ
1R 3分55秒 TKO
●サムエレ・ディ・グアルド
<64kg契約>
○ボリスラフ・ニコリッチ
2R 3分22秒 TKO
●マテウス・マルタ
<ライト級>
○ラマザン・ギティノフ
判定 2-1(29-28、28-29、29-28)
●アルトゥール・アルチュニャン
<ヘビー級>
○ヨヴァン・レカ
1R 2分36秒 アームトライアングルチョーク
●チャーリー・ミルナー
<77.6kg契約>
○ダブレット・カラタエフ
1R 4分49秒 TKO
●ヤン・ベルス
<女子バンタム級>
○ニナ・ニコリヤ・ミロシェヴィッチ
判定 3-0(30-26、30-26、30-26)
●ディナ・オスマン
<ヘビー級>
○ゲナジ・ジョルジョリアニ
1R 4分15秒 TKO
●ダニーロ・ヴォイエヴォドキン
<スーパーライト級>
○オグニェン・ミチョヴィッチ
1R 1分51秒 アナコンダチョーク
●ルチアン・ドラゴミル
<73kg契約>
○クルバン・イドリソフ
1R 2分11秒 TKO
●アルテム・ブロイチク
<スーパーウェルター級>
○ニコラ・トドロヴィッチ
1R 1分18秒 ギロチンチョーク
●コンスタンティン・クレツ
<54.12kg契約>
○キンガ・ジェンドラシク
判定 3-0(29-28、29-28、29-28)
●スチカ・タリヤル