大阪プロレス新春スペシャル2026~DAY1~VerteX全員がベルト姿をお見せすると約束

■ 大阪プロレス新春スペシャル2026~DAY1~
日時:1月18日(日)
会場:大阪・アゼリア大正ホール

<試合前>
 2026年最初の本興行はゼウス社長による熱い新年挨拶の後、オープニングで昨年末のエクスカリバーにて結成した、松房龍哉、佐野蒼嵐、SUZAKU、水野翔の新ユニットが勢ぞろいで登場。
 マイクを握った松房が高らかにユニット名『VerteX(ヴァルテックス)』を発表し、この四人で頂点目指すことを超満員の観衆に約束した。

<第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負>
○タイガースマスク
 12分10秒 エビ固め
●TiiiDA
※ウラカン・ラナを切り返す。

※第1試合からタイガースマスクが登場し、ローグネイションのTiiiDAと一騎打ち。共にライトヘビー級戦線となるため、緊迫した雰囲気の中での試合となる。
 序盤はじっくりレスリング勝負でしのぎを削り互角の勝負に。グラウンドの展開でも両者のテクニックが光る高度な駆け引きに館内から拍手が起こる。
 百戦錬磨のタイガースに対しTiiiDAはアクロバティックな動きとラフ殺法で応戦し、がっぷり四つで渡り合う。
 次第に闘志に火が点いた両者は激しくぶつかり合い、試合展開が早くなると、タイガースがTiiiDAのウラカン・ラナを反転して丸め返し、抜群のインサイドワークを見せ白星をゲットした。

<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○タコヤキーダー ○スペル・デルフィン
 14分31秒 ダブル・デルフィンクラッチ
大坂丈一郎 ●えべっさん

※第2試合は先ほどと打って変わって大阪プロレスらしい楽しい試合。こちらは大阪名物世界一戦線で戦う者たちが集っただけに激しい主導権争いを繰り広げる。
 えべっさんと丈一郎の同士討ちを誘い、二人まとめてちびっこファンの助けを借りて攻めまくる。
 最後は大阪名物世界一のタコヤキーダーとデルフィンによるWデルフィンクラッチで、おめでたい勝利を飾った。

<第3試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
○アルティメット・スパイダーJr 三原一晃 ビリーケン・キッド
 17分36秒 サイドスピンフリップ⇒片エビ固め
HUB ザ・ボディガー ●木下亨平

※バラエティ豊かなメンバーによるお年玉的な豪華6人タッグマッチが実現。新ライトヘビー級王者スパイダーが先発で出ると、大阪プロレスで勲章が欲しい木下が相対する。
 長年のライバル関係にあるビリーとHUBが新年早々エンジン全開の攻防を見せ、ボディガーと三原がド迫力の肉弾戦を見せる。
 中でも最年長ボディガーが獅子奮迅の大暴れで喝采を浴びる。新王者スパイダーが集中砲火を浴び捕まる展開が続き苦戦するが、ここで引き下がるわけにはいかないスパイダーも意地で反撃し味方に交代。
 交代した三原とビリーが大車輪の暴れっぷりで反撃に出る。ここからは6人が目まぐるしく攻守が入れ替わるハイスピードバトルになり、混戦の中、最後は王者スパイダーが木下の猛攻を受けたうえで一気に畳みかけ王者の意地を見せた。

試合後マイクを握った王者スパイダーは、応援してくれるファンのおかげでライトヘビー級王座を獲れたことの感謝を伝え、このベルトを賭けて防衛していくことを宣言。
そこへ盟友タコヤキーダーが現れ、ライトヘビー級王座挑戦を表明。
王者スパイダーは「当たり前やろ!」と快諾し、2・11アゼリア大会でのパートナー同士によるライトヘビー級タイトルマッチ開催が濃厚となった。

<第4試合 8人タッグマッチ 時間無制限1本勝負>
○松房龍哉 佐野蒼嵐 SUZAKU 水野翔
 21分18秒 龍牙⇒片エビ固め
TORU 浅川紫悠 ●ゴリアテ 大瀬良泰貴
※本日が正式に緒戦となるVerteX4人揃い踏みでのメインイベント。

 ここから新しい大阪プロレスの景色を見せることが出来るのか?それともここ数年大阪プロレスを席巻してきたローグネイションが主役を守り抜くのか?
 新年早々天下分け目の闘いとなる全面対決が実現。
 いつもの様にローグネイションが奇襲攻撃から開戦。
 のっけから松房とTORUによるリーダー対決から激しく火花を散らしあう。闘志満々のVerteXを嘲笑うかのようにローグネイションはラフ攻撃と反則で応戦する。
 アリーナ全体を使ったド派手な場外乱闘でペースを握ったローグネイションがキャリアの浅い水野に焦点を絞り集中攻撃を見せる。
 憎々しいまでのラフ攻撃で水野をいたぶり続けるローグネイションだが足を引っ張るわけにはいかない水野が場内の大水野コールに奮起して根性で脱出に成功、ここからはVerteXが怒涛の反撃に移る。
 松房とSUZAKUによるトぺコン二重奏が鮮やかに決まりペースを奪い返すと松房が一気呵成に躍動する。
 しかしゲリラ戦に強いローグネイションは簡単には押し切れない。完全復帰を果たしたSUZAKUと大瀬良がハイスピードバトルを展開し場内は益々ヒートアップ。
 8人が激しく入り乱れる大乱戦の中、セコンドにいたTiiiDAが介入して状況が一転、レフェリー不在の無法地帯と化したリング上では王者松房に波状攻撃で公開処刑。
 最後は混戦の中、流れるような連携で松房がゴリアテを抑え見事初陣を勝利で飾った。

<試合後>
 試合後収まらないローグネイションは乱闘をしかけリング上を占拠、おもむろにマイクを握ったTORUが松房に対しエクスカリバーで王座を奪われた
「新しい景色をお見せしますといったのである意味期待してたけど残念だ。本当の主役は俺たちローグネイションだ」と高らかに勝ち誇りこのまま終わるかと思いきや、TiiiDAがマイクを持ちTORUと戦いたいし思うところがあるので今日をもってローグネイションを抜けさせてもらうと衝撃発言。
 TORUの対角に立ちたいと改めて意思表示をした。TORUはTiiiDAのデビュー戦を務めた13年前からここまでの歴史を振り返り特別なお思い入れがある事を吐露、いつの日か俺の前に立つ日が来ると思っていたと概ね歓迎した。
 しかし仲間であるローグネイションに示しをつけるためにも俺を倒してからローグネイションを抜ければ良い」と来週アゼリア大会でシングルマッチを提案、TiiiDAも望むところで両者による一騎討ちが決定的となった。
「良くも悪くも俺たちローグネイションが話題の中心だわ」とリング下でこの情景を見ていたVerteXに痛烈な皮肉を浴びせて意気揚々と引き上げていった。

 ローグネイションが去った後に、マイクを持った松房がVerteX全員がベルト姿をお見せすると約束し大盛り上がりの大会を締めた。