桃野美桜の恥ずかし固め投稿にX祝福ムード「初日の出よりめでたい」

(C)桃野美桜公式

 2026年1月1日、マーベラス所属の桃野美桜がXに投稿した新年初ポストが、プロレスファンの間で大きな反響を呼んだ。内容は、2025年12月に後楽園ホールで行われた宮崎有妃引退大会『THE END OF RAMPAGE』にサプライズ参戦した際のワンシーンを振り返るもの。

「初日の出よりめでたい はずかし固めして頂いたので もうなにしても いい事しかおこりません!」という、いかにも桃野らしいポジティブな言葉とともに、リング上で恥ずかし固めを受けた写真が添えられていた。

 写真では、逆さまの体勢でフォールされる決定的瞬間に猫スタンプが施され、派手なコスチュームとメイクも相まって、新年らしい華やかさとユーモアが前面に押し出されている。この投稿は1月4日時点で、いいね600件超、閲覧数1万回超を記録。規模としては中規模ながら、反応のほとんどが好意的で、拡散率の高さが目立った。

 X上の反応を見ると、「初日の出よりめでたい」という表現そのものが強く支持されており、恥ずかし固めという羞恥性を伴う技を、完全に祝祭的な文脈へと転換した点が評価されている。「新年から縁起がいい」「最高のスタート」「笑ったけど元気をもらった」といった声が多く、技の刺激性よりも、桃野美桜のメンタリティやキャラクター性に注目が集まっている。

 また、引退大会という特別な場において、自ら進んで恥ずかし固めを受けたという文脈も、ファンの共感を誘った要因だ。「あの大会に立ち会えたこと自体がめでたい」「宮崎有妃の引退と桃野の存在感が重なった」といった声もあり、単なるネタ投稿に留まらず、引退興行の余韻を共有する装置として機能していた。

 注目すべきは、この投稿が1月12日のマーベラス新木場大会の告知を自然に内包していた点である。直接的な宣伝色を出さず、「めでたい出来事」の延長線上に次戦を配置することで、違和感なく興味喚起につなげている。いわば“笑えるプロモーション”として、SNS時代に適応した好例と言える。

 過去にも桃野美桜は、恥ずかし固めに関する修行動画や宣言投稿で一定の話題を生んできたが、今回の新年投稿によって、それらの過去ツイートが再拡散される流れも生まれた。キャリアの中で積み重ねてきたセルフブランディングが、引退大会という文脈と結びつき、自然な形で再評価された格好だ。

 総じて今回の反響は、過激さや露悪性に頼らず、自己受容とユーモアによってファンとの距離を縮める桃野美桜のスタイルが、現在の女子プロレスファン層と高い親和性を持っていることを示している。2026年のスタートを「恥ずかし固め」という一見マイナスにもなり得る出来事で飾り、それを“めでたい”と断言してみせたこの一枚は、桃野美桜というレスラーの在り方を端的に象徴する投稿だったと言えるだろう。