PFLアフリカ2025ファイナル四階級トーナメント決勝!

(C)PFL

 2025年12月20日、ベナン共和国コトヌーのソフィテル・ドームで歴史的な夜が幕を閉じた。PFLアフリカの記念すべき初シーズンが最終日を迎え、ヘビー級、ウェルター級、フェザー級、バンタム級の4階級で新王者が誕生した。


 メインイベントでは、「多くの国の王」を名乗るンコシ・ンデベレ(11勝3敗)が圧倒的な強さを見せ、同じ南アフリカ出身のブレ・ゴドゴ(4勝2敗)をKOで下し、PFLアフリカ史上初のバンタム級トーナメント王者に輝いた。試合開始直後からンデベレはフルスロットルで攻勢に出て、ゴドゴに強烈な打撃を次々とヒットさせる。第2ラウンドではタックルを凌ぐと、破壊力抜群のボディキックを叩き込み、ゴドゴをマットに沈めた。


 セミファイナルでは、ギニアビサウのヤブナ・ンチャラ(14勝2敗1分)が、アンゴラのシド・ボリス・エスペランサ(10勝2敗)を相手に限界まで追い込み、TKO勝利で初代PFLアフリカ・ウェルター級トーナメント王者となった。第1、第2ラウンドはエスペランサが世界レベルのグラップリングを駆使して主導権を握り、ンチャラをコントロールする展開となったが、第3ラウンドに入ると流れが一変。ンチャラが強烈なパンチとヒジで反撃し、自らテイクダウンを奪ってグラウンドで猛攻を仕掛ける。消耗しきったエスペランサは第4ラウンド開始前に立ち上がることができず、レフェリーが試合を止めた。

 ヘビー級トーナメント決勝では、アブラハム・バブリー(8勝2敗)がわずか21秒で試合を終わらせた。南アフリカのジャスティン・クラーク(4勝1敗)に対し、開始のゴングと同時に強烈な打撃を浴びせ続け、右フックで動きを止めると、怒涛の左の連打で衝撃的なKO勝利を収め、初代PFLアフリカ・ヘビー級トーナメント王者の座を手にした。

 フェザー級トーナメント決勝では、ナイジェリアのワシ・アデシナ(10勝3敗)が、カメルーンのアラン・マジョリクを相手に逆転勝利を飾った。第1ラウンドはマジョリクが優勢で、アデシナは序盤にダメージを負う場面もあったが、立て直したアデシナは打撃で反撃を続ける。第2ラウンド、マジョリクの左目付近に生じたカットが悪化し、ドクターストップにより試合はTKO決着。アデシナがPFLアフリカ初代フェザー級トーナメント王者となった。

 PFLアフリカの初年度を締めくくるこの一夜は、アフリカ大陸から新たなチャンピオンたちが誕生した歴史的な大会として、長く語り継がれることになりそうだ。

■ PFL Africa 4: 2025 Finals
日時:2025年12月20日(現地時間)
会場:ベナン共和国コトヌー

<バンタム級・トーナメント決勝>
○ンコシ・ンデベレ(南アフリカ)
 2R 0分27秒 TKO(ボディキック)
●ブレ・ゴドゴ(コンゴ)

<ウェルター級・トーナメント決勝>
○ヤブナ・ンチャラ(ギニアビサウ)
 3R 5分00秒 TKO(リタイア)
●シド・ボリス・エスペランサ(アンゴラ)

<ライト級>
○コーネル・トンプソン(ナイジェリア)
 判定3-0(ユナニマス)
●ジャン・ド・サントス(ベナン)

<ヘビー級・トーナメント決勝>
○アブラハム・バブリー(英国)
 1R 0分21秒 TKO(パンチ)
●ジャスティン・クラーク(南アフリカ)

<フェザー級・トーナメント決勝>
○ワシ・アデシナ(ナイジェリア)
 2R 3分07秒 TKO(ドクターストップ=カット)
●アラン・マジョリク(カメルーン)