[週刊ファイト12月25日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼WBC総会レポート!ムエタイ理事・山根千抄氏が史上初の快挙
山根千抄 編集部編
・世界約1300人が集結、WBCムエタイ設立20周年の節目となる総会に
・山根千抄氏・ボクシングとムエタイ双方で表彰を受賞
・WBCムエタイアマチュア部門・日本代表に米田貴志氏が就任
・アマチュアT開催U12・36kg級で上木戸栄仁が準優勝、日本勢が健闘
・WBCムエタイ日本ランキング(2025年11月度)男子・女子
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世界約1300人が集結、WBCムエタイ設立20周年の節目となる総会に

世界約1300人が集結、WBCムエタイ設立20周年の節目となる総会に
12月1日から4日までの4日間、タイ・バンコクのクイーンズパークにあるマリオット・マーキス・ホテル(Marriott Marquis Hotel, Queens Park)にて、第63回WBC総会および第1回WBCムエタイ総会が同時開催された。
世界各国から約1300人が参加し、ボクシングとムエタイの両分野が一堂に会する歴史的な総会となった。
■開会式と各国要人のスピーチ
開会式では、WBCのマウリシオ・スライマン(Mauricio Sulaiman)会長が登壇。参加者一人ひとりが夢の実現に向けて懸命に努力してきたことを称え、4日間にわたる総会の開幕を宣言した。
続いて、タイ国政府観光庁長官のタパニー・キアットパイブール(Thapanee Kiatphaibool)氏が挨拶に立ち、タイを「ムエタイの祖国」と位置づけ、誠実さと共通の夢を築くことに尽力していると語った。
■ムエタイとボクシングを代表するスターが登壇
ムエタイ界を代表するスターであり、WBCダイアモンドベルト保持者のリアム・ハリソン(Liam Harrison)、そして現WBCムエタイ・スーパーフェザー級王者のシャノン・ガーディナー(Shannon Gardiner)が登壇し挨拶を行った。
リアム・ハリソンは次のように語っている。
「この様な場所で、この様な形でムエタイとボクシングが同じところに立てることの意味の深さを痛感すると共に、非常に嬉しく思います」

(写真:リアム・ハリソン&シャノン・ガーディナー)
■ウシク、ケイティ・テイラーも登場
さらにステージには、
現WBAスーパー・WBC・IBF世界ヘビー級統一王者 オレクサンドル・ウシク(Oleksandr Usyk)、
現WBA・IBF・WBO女子世界スーパーライト級統一王者/元女子ライト級4団体統一王者 ケイティ・テイラー(Katie Taylor)
が招かれた。
ウシクは登壇し、
「私のカラーはグリーンです。マウリシオ会長に感謝します!」
と語った。
WBC総会に初参加となったケイティ・テイラーは、
「これは最も名誉あるベルトです。私たちに舞台を与えてくださり、本当にありがとうございます」
と喜びを語っている。

(写真:オレクサンドル・ウシク)
■WBCムエタイ功労者表彰と20周年の節目
総会では、“WBCムエタイの父”と称されるコヴィッド・ブクチャプミ将軍(General Kovid Bhkdjbhum)に生涯功労賞が授与された。
この授与式には、株式会社東京ドーム 代表取締役会長・北原義一氏も出席した。
(写真:総会1)
コヴィッド将軍とドン・ホセ・スライマン(Don José Sulaiman)名誉会長は、2001年にタイ国王へ厳粛な誓約を交わし、ムエタイ発展のためにWBCムエタイを設立。
現在WBCムエタイを率いる息子のタナポン・ブクチャプミ(Thanapol)大佐は、父とともに賞を受け取り、次のように述べた。
「この賞をいただき、大変光栄に思います。私たちの二つのファミリーの間には、強い絆があります」
■世界規模での発展を示す総会に
今年はWBCムエタイ設立20周年という節目の年にあたり、世界規模での拡大に向けた取り組みが進展していることもあり、今回の総会は極めて意義深いものとなった。
会場には、各国のWBCムエタイベルトを含む多彩なベルト展示や、男女ボクシング・ムエタイ世界王者のパネルが設置。
日本人WBCムエタイ世界王者6名(11月時点)の写真と名前も掲示されており、日本の存在感を強く印象づける展示となっていた。


(写真:世界ベルト展示&世界チャンピオンパネル)
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山根千抄ボクシングとムエタイ双方で表彰を受賞

ホセ・スライマン栄誉会長の似顔絵(左)
マウリシオ・スライマン会長の似顔絵(右)
12月1日から4日まで、タイ・バンコクのマリオット・マーキスホテルで開催された第63回WBC総会および第1回WBCムエタイ総会において、WBCムエタイ理事でありWBCアンバサダーを務める山根千抄が、史上初となる快挙を成し遂げた。
山根は、ボクシングとムエタイの両分野で同時に表彰を受け、日本人としても極めて異例の評価を受けることとなった。
■受賞内容と評価理由
●WBCボクシング
アンバサダーアワード(WBC Ambassador)
日本人選手の世話役としての長年にわたる貢献が評価された。
●WBCムエタイ
ウーマン・オブ・ザ・イヤー(Woman of the Year)
日本におけるWBCムエタイの立て直しに尽力し、6名の世界王者を輩出した実績が高く評価された。


■山根千抄 コメント(原文)
「この様にムエタイとボクシングの双方で受賞出来たことは大変光栄ですし、
WBCでのみ成し得ることです。
WBCのマウリシオ・スライマン会長、
WBCムエタイのタナポン・ブクチャプミ会長、
そして支えてくださっている皆さまに心から感謝致します。
皆様のご協力が無くては、全く叶わなかった受賞です。
これからも、少しでも選手の皆様のお役に立てるように精進します。」