(C)Karate Combat
12月5日(現地時間)にフロリダ州ドラルで『Karate Combat 58』が開催された。
カラテ・コンバットは2018年から開催されれいるフルコンタクト空手のイベントだが、あのバス・ルッテンをアンバサダーに迎え入れ、積極的にMMA選手も参戦させている。
Karate Combat 58もハイレベルなKO決着が相次ぎ、世界中の視聴者を魅了した。現地観客は約2,000人、YouTube配信の推定視聴数は50万超とされ、注目度の高さを示した。
メインで行われたヘビー級王座戦は、王者である元UFCのサム・アルヴィーがロベリス・デスパイネを挑戦者に迎え撃つ形となったタイトルマッチ。序盤こそアルヴィーが巧みなディフェンスとカウンターでペースを作っていた。しかし1R終盤から流れが変わり、デスパイネが長いリーチを活かした圧力を強める。
2R序盤、デスパイネのボディ攻撃がアルヴィーのガードを崩すと、直後の右ハイキックが顎を捉え、アルヴィーは大きくダウン。立ち上がったもののダメージは大きく、レフェリーがストップを宣告した。
デスパイネはこの勝利で通算6勝中5つがKOとなり、王者としての風格を示す内容となった。一方のアルヴィーはカラテコンバットでの無敗記録が途切れ、引退の可能性を巡る議論も浮上している。
コ・メインイベントで行われたウェルター級王座決定戦はウサマ・アスリとジェームズ・ハニーで争われた。新王座を争った一戦は、アスリが落ち着いた距離管理と正確な打撃で終始優勢に進めた。ハニーは前に出る姿勢を崩さずラッシュを仕掛けたが、2R以降はスタミナ面の差が顕著となり、アスリのミドルキックとジャブが的確にヒット。
最終ラウンドではアスリがテイクダウンから上を奪い、肘打ちでポイントを追加。判定は30-27×3の完封勝利となり、新ウェルター級王者に輝いた。勝利の瞬間、会場ではモロッコ国旗が掲げられ、国際大会らしい盛り上がりを見せた。

UFC、猪木ゲノム、RIZINで活躍し、日本でも高い人気を誇るクリス・バーネットの復帰戦は、“秒殺”と言える内容だった。開始直後にバーネットがトリップでジョナサン・ミラーを倒すと、そのままマウントポジションからパンチを連打。ミラーが防戦一方となったところでレフェリーがTKOを宣告した。試合後、バーネットは「MMAでの経験が活きた」と語り、今後のビッグマッチに意欲を示した。
欧州でフィットネスモデルとしても知られるエルコ・ユンが登場した一戦は、M・オグボンナ=モリソンと対戦となった。序盤こそユンが強烈なローキックで主導権を握った。しかし2R以降はスタミナ面で差が出始め、3R冒頭にオグボンナ=モリソンの右ストレートがクリーンヒット。さらに追撃のパンチが連続で入り、レフェリーが試合を止めた。オグボンナ=モリソンは試合後、「彼は強い選手。またきっと戻ってくる」とリスペクトを示した。
■ Karate Combat 58
日時:2025年12月5日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国フロリダ州ドラル
<ヘビー級王座タイトルマッチ>
[挑戦者]○ロベリス・デスパイネ(キューバ)
2R KO(ハイキック)
[王者]●サム・アルヴィー(米国)
<ウェルター級王座決定戦>
○ウサマ・アスリ(モロッコ)
判定3-0
●ジェームズ・ハニー(オーストラリア)
<キャッチウェイト(190ポンド)>
○ヴァニルト・アントゥネス(ブラジル)
1R TKO(パンチ)
●ロレンツ・ラーキン(米国)
<ヘビー級>
○クリス・バーネット(米国)
1R 1分01秒 TKO(トリップ → パンチ)
●ジョナサン・ミラー(米国)
<ミドル級>
○ナモ・ファジル(カザフスタン)
判定2-1
●ギリェルメ・バストス(ブラジル)
<ウェルター級>
○オスカー・レミハナ(ニュージーランド)
1R TKO(ハイキック → パンチ)
●ブランドン・ジェンキンス(米国)
<ヘビー級(210ポンド)>
○クラウジオ・リベイロ(ブラジル)
2R TKO(右ストレート)
●ジェイデン・エイナウド(オーストラリア)
<ライトヘビー級>
○マルクス・ペレス(ブラジル)
判定3-0
●ウォレス・ロペス(ブラジル)
<ライトヘビー級>
○M・オグボンナ=モリソン(米国)
3R 0分28秒 TKO
●エルコ・ユン(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
<女子フライ級>
○エリカ・サントス(ブラジル)
判定3-0
●デボラ・エヴォラ(ポルトガル)
<ミドル級>
○セルゲイ・ポノマレフ(ロシア)
判定3-0
●グライコ・フランサ(ブラジル)
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