TNA軍がGFW軍との戦争に大勝利!TNAインパクト・レスリング

(C)TNA

 9月16日(放送日)のTNAインパクト・レスリングは、TNA侵攻しているGFWとの対抗戦をリーサル・ロックダウンでチーム戦を行った。このリーサル・ロックダウンはWCWで行われていた「ウォー・ゲーム」とほぼ同じルールで、最初に両チームから一人ずつ入場して5分試合を行う。その後、2分毎に各チームのメンバーが交互に入場する。その間も試合は続く。全員入場した後、金網に天井が取り付けられ、本格的に試合が始まる。天井に凶器が置かれており、これは公認凶器として自由に使用できる。チームメンバーの誰でも一人がピンフォールかギブアップを奪うと勝利というルールだ。しかも今回は、この勝者団体が団体、番組全てを仕切る事が出来るという賭けることになり、TNA創始者であるジャレットの持ち株も賭けられることをTNA社長ディクシー・カーターとGFW社長ジェフ・ジャレットが決めた為、まさに団体の存亡を賭けた最終決戦となった。その前哨戦と言えるTNAアビスとGFWマハーバリ・シェラのシングルマッチはシェラが勝利し、意気上がるGFW勢。そして試合がスタートした。試合は10人が入り乱れ、凶器も使えるので大混戦。しかし、最後はギャロウェイがバケツにDDTを決めてフォール勝ち。見事にTNAを守った。勝ち名乗りを上げるチームTNAをしり目に、ジェフ・ジャレットは仲間に肩を借り引き上げる。入れ替わり、ディクシー・カーター社長がリングに登場。TNAのメンバーと抱き合って喜び、権利書が入ったケースを手に大団円。ディクシーとメンバーは、リングサイドの観客と抱き合って、TNA存続を喜びあった。

 ところが、このような大変な状況になっていても現TNA王者イーサン・カーターⅢは、団体の存続など我関せず、兄のマット・ハーディを破ったので、弟のジェフ・ハーディを自分の手下につけ(マットが負けたら、ジェフがイーサンのパーソナルアシスタントになる賭けをしていた為)、ロックスター・スパッドを攻撃させるなど滅茶苦茶だった。スパッドは2015年9月23日放送回でイーサンの王座に挑戦するが、ジェフはどう行動するのだろうか?

■ TNA Impact Wrestling 
日時:2015年9月16日(放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド

<TNA対GFW対抗リーサル・ロックダウン>
○チームTNA(ボビー・ラシュリー、ドリュー・ギャロウェイ、エディ・エドワーズ、デイビー・リチャーズ、ブラム)
 ピンフォール
●チームGFW(ジェフ・ジャレット、クリス・モルデツキー、エリック・ヤング、、ブライアン・マイヤーズ、サンジェイ・ダット)

<ノックアウツ王座タイトル4WAYマッチ>
○ゲイル・キム(挑戦者)
 ピンフォール
●ブルック(王者)、アメージング・コング(挑戦者)、レイディー・タパ(挑戦者)

<シングルマッチ>
○マハーバリ・シェラ
 ピンフォール
●アビス

電子書籍版は金曜18日発売『週刊ファイト9月24日号』に収録されました。
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